今週の金沢競馬は日、月曜日の2日間開催になります。16日(日)のメインカードは最終第10レースで争われる「第7回徽軫(ことじ)賞」(3歳以上牝馬、金沢競馬場1400メートル)になります。施行時期が11月になって東海地区との交流重賞に生まれ変わった昨年は、名古屋のレイジーウォリアーが1分26秒3の好時計で逃げ切りました。今年も名古屋から2頭、笠松から4頭の計6頭の東海勢が遠征してきました。 まず注目を集めるのは名古屋の◎10 セブンカラーズ(牝5、川内毅厩舎)です。デビューから無敗の8連勝で東海ダービーを制した快速牝馬で、昨年5月のお松の方賞(金沢1500メートル)で後続を6馬身引き離す圧勝劇を...
おすすめ買い目 
馬単(マルチ) 10⇔6・1・2・4(8点)
3連単(フォーメーション) 10→6・1・2・4→6・1・2・4 6・1・2・4→10→6・1・2・4(24点)
徽軫賞の出走表はこちら
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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今週の金沢競馬は日、月曜日の2日間開催になります。16日(日)のメインカードは最終第10レースで争われる「第7回徽軫(ことじ)賞」(3歳以上牝馬、金沢競馬場1400メートル)になります。施行時期が11月になって東海地区との交流重賞に生まれ変わった昨年は、名古屋のレイジーウォリアーが1分26秒3の好時計で逃げ切りました。今年も名古屋から2頭、笠松から4頭の計6頭の東海勢が遠征してきました。
まず注目を集めるのは名古屋の◎10 セブンカラーズ(牝5、川内毅厩舎)です。デビューから無敗の8連勝で東海ダービーを制した快速牝馬で、昨年5月のお松の方賞(金沢1500メートル)で後続を6馬身引き離す圧勝劇を演じるなど、重賞7勝の実績は東海勢の中で抜けています。今回は5月のオグリキャップ記念(笠松1400メートル)3着以来で半年ぶりとなりますが、10月下旬からここ目標に併走追い切りを重ねて仕上げられており、11日の本追い切りでは併走した同僚のA級馬相手に余裕がある動きを見せました。再び全国区へ進出するためにも、久々でもスピードの違いを見せつけて弾みをつけたいところです。
笠松から参戦の○6 マルカラピッド(牝5、笹野博司厩舎)は2歳時に門別のエーデルワイス賞JpnIIIを勝っており、京都ダート1200メートルの中央3勝クラスでも2着に追い上げた実績があります。今夏から笠松へ移籍となり、転入初戦から重賞・ゴールド争覇(名古屋1500メートル)に挑みましたが9着と奮いませんでした。その後はここ目標に立て直しが図られ、直前の追い切りでは軽快な動きを見せて感触は上向いています。中央ではダート短距離を使われていたことから1400メートルに距離が短くなるのは歓迎で、セブンカラーズが後続を大きく引き離す展開になれば、決め手の違いを発揮して混戦の次位争いから抜け出してきそうです。
地元勢では▲1 リケアマロン(牝4、加藤和義厩舎)が期待されます。7月に金沢クイーン賞(1500メートル)を好位抜け出しで勝って重賞4勝目を飾り、本番の読売レディス杯(1500メートル)はまさかの最下位に沈みましたが、その後のイヌワシ賞(2000メートル)や金沢鼓門賞(1400メートル)で5着に入着しています。今回も強い追い切りをかけずに軽目の調整ですが、直線内を突いて脚を伸ばすことができれば、強敵ぞろいの遠征馬が相手でも善戦できそうです。
名古屋から参戦のもう1頭△2 ロングトーン(牝3、榎屋充厩舎)は中央未勝利から転入してきていきなり3連勝を飾った好素材です。笠松での岐阜金賞(1900メートル)と撫子争覇(1400メートル)はいずれも6着に敗れましたが、2カ月ほどレース間隔を空けて入念に乗り込まれた今回は、追い切りの動きも変わってきています。先行有利な今の金沢コースなら飛躍するきっかけがつかめるかもしれません。
笠松の△4 キスリング(牝4、田口輝彦厩舎)は夏場に調子を落とした時期もありましたが、前走1400メートルのA級2組を好位抜け出しで快勝して復調気配がうかがえます。まだ重賞勝ちはありませんが、ネクストスター笠松で2着がある逸材で、金沢遠征で変わり身があっても不思議ではありません。
おすすめ買い目 
馬単(マルチ) 10⇔6・1・2・4(8点)
3連単(フォーメーション) 10→6・1・2・4→6・1・2・4 6・1・2・4→10→6・1・2・4(24点)
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(文/中部地方競馬記者クラブ)
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