戦績的には地元2頭も勝負になっていい。特に(1)ウェザーコックは春の走りなら好レース必至だが、浸水・開催中止後は調子が上がり切らない様子。(6)ダブルアタックも7月以来の休養明け。共に不安のある臨戦過程だけに評価を落とし、◎○▲はJRA勢から。6頭中4頭が地方勝ち上がりの中央復帰馬(3頭は金沢)で、(5)スモーキンビリー、(8)エルバステラの中央1勝は重みがある。加えて中央1勝クラスで好走があるのは2年前とはいえ(5)スモーキンビリーだけ。距離と近況から狙い辛さはあるものの、右回りで逃げれば一変可能と見て狙ってみたい。昇級後9着・11着の(8)エルバステラはまだこれからの3歳馬で斤量も有利、距離短縮・大外枠も悪くないはずで名手・吉原騎手。こちらも一変しそう。本質は芝向きの(4)ルージュラメンテも昨年の当地連勝内容・馬体的に勝負になっていい。この3頭上位の見解だが、3着に関しては全馬圏内に思え、絞り込みは難しい一戦。
◎は(5)スモーキンビリー。1勝は初ダートの3戦目・2才12月阪神ダート1200m(2番手・武豊騎手)。その勝ち時計平凡ゆえ昇級後は足踏みも、休養明け2走目3才11月福島1150mで2着(2番手)。唯一中央1勝クラスで連対がある点は威張れる。その後に2度の長期休養もあって負けすぎの近況ではあるが、ここ2走は左回りと砂を被ったことで気難しさを出していた。スタートさえ決まれば出脚優勢の顔ぶれ、頭数減の右回り・逃げで初距離さえ我慢なら面白いと見た。
○は(8)エルバステラ。2才6月デビューで、芝15着→休養→ダート2着→休養→5着・7着→休養→1着・9着・11着。ノドに難がある関係もあってかフレッシュな臨戦過程の方が好走傾向が見て取れるし、今回の約3ヵ月ぶりは悪くないか。無理なく先行さえできれば距離短縮も悪くないはず。勝った時と同じ大外枠を引いたし、斤量にも恵まれた伸びしろ十分の3歳馬が一変する条件が揃った感。
▲は(4)ルージュラメンテ。まず中央復帰を決めた昨秋の当地連勝に触れたい。その強さは昨季の3歳馬の中ではトップクラスだったし、ハイレベルなC1特選の勝ち時計は1500m1分34秒2と超優秀。中央復帰後1勝クラスでは主に芝起用で6着が最高だが、大きくは負けていないし、3月の阪神ダート1200m10着も0秒9差。態勢さえ整っていて気の悪さを出さなければ、相手関係的にも好レースになっていい。
△は(1)ウェザーコック。再転入戦の4月A2(1700m)を大逃げで圧勝、6月の当地頂上決戦・百万石賞(2100m)も3着。1700m以上なら当地上位ランクの走力、元々は中央1勝馬でもあって力負けはあり得ない。前走・白山大賞典は度外視できて好枠も引いたが、肝心の状態が上向いてこないかの中間気配。その点と忙しい流れを懸念して、押さえ評価の△印に。
注は(3)オンリーラヴ。中央復帰を決めた一昨年秋の当地3着・1着・1着時も口向きや頭を上げたりする面に課題を残していた。その辺りも要因で中央1勝クラスは苦戦傾向、昨年の当地交流も4着・7着止まりだが、12月の園田交流は逃げて2着。地方交流でベストの積極策が叶えば好走可能ということ。休養明け時はあまり走れていない点は懸念も、先行姿勢には定評がある当地リーディング中島騎手が前に導くようだと上位争いに。
穴は(6)ダブルアタック。2~3才時は重賞好走、今年は勝てていないもののA1でほぼ入着以上。1500mなら1分35秒前後は計算できる走力はここでも遜色ない。今季は1700mの出走が多いものの、本来はこのくらいが適距離の印象あり、過去2年の開幕戦2着・3着(先着3頭は重賞ウイナー)と久々も苦にしない。むしろ使い込んでいた7月辺りより体つきや攻め内容は良くなっているくらい。軽視禁物。
おすすめ買い目
馬単 5→8 5→4 4→5 8→5 5→1 5→3 5→6
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