金沢競馬は今週も日、火曜日の通常開催です。15日（日）のメインカードは第10レースで争われる「第9回石川優駿」（3歳、金沢競馬場2000メートル）です。ショウガタップリ、ナミダノキスとここ2年は金沢で無敗のダービー馬が誕生していますが、今年の金沢3歳勢には圧倒的な存在は不在。どの馬が勝ってもおかしくはない混戦ムードになっています。 まず人気になるのは◎5 クリノチャールズ（牡、加藤和宏厩舎）です。前哨戦の北日本新聞杯（1700メートル）はレース中盤から追い通しの手応えながらも、4コーナー外から伸びて直線先頭に立ち、食い下がるショウガマッタナシを振り切って、重賞初制覇を飾りました。その後はこの石...
おすすめ買い目 
馬単 5→8 （マルチ） 5⇔6・1・10（7点）
3連単（フォーメーション） 5→6・1・10・8→6・1・10・8 6・1・10→5→6・1・10・8（21点）
石川優駿の出走表はこちら
（文／中部地方競馬記者クラブ）
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金沢競馬は今週も日、火曜日の通常開催です。15日（日）のメインカードは第10レースで争われる「第9回石川優駿」（3歳、金沢競馬場2000メートル）です。ショウガタップリ、ナミダノキスとここ2年は金沢で無敗のダービー馬が誕生していますが、今年の金沢3歳勢には圧倒的な存在は不在。どの馬が勝ってもおかしくはない混戦ムードになっています。
まず人気になるのは◎5 クリノチャールズ（牡、加藤和宏厩舎）です。前哨戦の北日本新聞杯（1700メートル）はレース中盤から追い通しの手応えながらも、4コーナー外から伸びて直線先頭に立ち、食い下がるショウガマッタナシを振り切って、重賞初制覇を飾りました。その後はこの石川優駿を目標に距離延長を意識した調整を積んでおり、追い切り時計は前走に比べて下回りますが、長めを追われて乗り込みは強化されています。これまで1500メートル、1700メートルと勝ち続けてきた勢いから、2000メートルも乗り越えられると陣営では見込んでおり、中島龍也騎手もアイバンホー以来となる4年ぶり3度目のダービー制覇に力が入ります。
○6 ショウガマッタナシ（牝、高橋俊之厩舎）は前走の北日本新聞杯で2着に敗れましたが、1700メートル戦でも崩れずに直線半ばまでクリノチャールズに食い下がり、勝負根性は見せました。今回の石川優駿に向けては2週連続で追い切り時計を出しており、前走以上にハードに追われて好時計をマークしています。どんな展開になっても対応できる操作性の良さは2000メートルに距離が延びればさらに生かせそうで、クリノチャールズよりも直線先に抜け出すことができれば、ネクストスター金沢、ノトキリシマ賞に続く重賞タイトル戴冠も十分にあります。
▲1 エムティパル（牝、佐藤茂厩舎）は前走の北日本新聞杯で人気薄ながら混戦の3着争いから抜け出して、2着のショウガマッタナシにクビ差まで迫りました。まだ重賞勝ちはありませんが、同じ1700メートル戦の金沢ヤングチャンピオンでも3着まで伸びてきたことから距離は延びた方が良さそう。追い切り気配も上向いており、2000メートルで真価を発揮するなら悲願の重賞初制覇に手が届くかもしれません。
△10 タルバン（牡、加藤和宏厩舎）は前走の北日本新聞杯で先手争いに巻き込まれて7着に敗れましたが、中団で脚をためて勝負どころからコーナーを駆け上がって行く本来のレース運びができれば巻き返しがありそうです。
北日本新聞杯組以外では△8 ジューンノールック（牝、中川雅之厩舎）に注目したいです。まだレース振りに幼さが見受けられる粗削りな印象ながらも、中央未勝利から転入後3連勝中と勢いに乗っています。初めての一線級相手でも好勝負できれば今後が楽しみになります。
おすすめ買い目
馬単 5→8 （マルチ） 5⇔6・1・10（7点）
3連単（フォーメーション） 5→6・1・10・8→6・1・10・8 6・1・10→5→6・1・10・8（21点）
石川優駿の出走表はこちら
（文／中部地方競馬記者クラブ）
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