今週の金沢競馬は日、火曜日の通常開催に戻ります。8日(日)のメインカードは最終第11レースで争われる「第68回百万石賞」(金沢競馬場2100メートル)です。金沢競馬上半期の最強馬決定戦で今年はフルゲート12頭がエントリー。4年連続でこのレースを制したハクサンアマゾネスが引退し、金沢の新チャンピオンの座を巡って熱戦が繰り広げられます。 まず人気になりそうなのは、トライアルの利家盃を制した◎4 マンガン(牡8、中川雅之厩舎)です。今春船橋から移籍してきて2着が続いていましたが、距離が2000メートルに延びた前走の利家盃では、直線追うごとに脚を伸ばし、逃げ切りを図ったマリンデュンデュンをゴール手前で...
おすすめ買い目 
馬単 4→11 (マルチ) 4⇔3・10・1(7点)
3連単(フォーメーション) 4→3・10・1・11→3・10・1・11 3・10・1→4→3・10・1・11(21点)
百万石賞の出走表はこちら
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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今週の金沢競馬は日、火曜日の通常開催に戻ります。8日(日)のメインカードは最終第11レースで争われる「第68回百万石賞」(金沢競馬場2100メートル)です。金沢競馬上半期の最強馬決定戦で今年はフルゲート12頭がエントリー。4年連続でこのレースを制したハクサンアマゾネスが引退し、金沢の新チャンピオンの座を巡って熱戦が繰り広げられます。
まず人気になりそうなのは、トライアルの利家盃を制した◎4 マンガン(牡8、中川雅之厩舎)です。今春船橋から移籍してきて2着が続いていましたが、距離が2000メートルに延びた前走の利家盃では、直線追うごとに脚を伸ばし、逃げ切りを図ったマリンデュンデュンをゴール手前でかわして、4年ぶりの重賞制覇を飾りました。その後もこの百万石賞を目標に定めて追い切りを重ねており、1週前に行われた本追い切りでは先行するゴールドハイアーを追いかけて馬なりで馬体を併せる余裕ある動きで、手応えは利家盃以上です。4歳時に大井2600メートルの金盃を圧勝した実績から距離は延びれば延びるほど良さそうで、今回も先団をキープして直線へ突入できれば底力の違いで抜け出してきそうです。
○3 ナミダノキス(牡4、金田一昌厩舎)も巻き返しに燃えています。昨年末の中日杯でハクサンアマゾネスとハナ差で2着争いを演じたことから、同じ2000メートルの利家盃では1番人気に推されましたが、直線伸び切れず5着に敗れました。道中の反応がもうひとつだったことから中間は併走追い切りを重ねてハードに鍛え直されました。立て直しが図られた効果で馬体重がもっと絞れてくれば反応も上向きそうで、中団で脚をためながら追走して勝負どころで一気にコーナーを駆け上がって行く本来の豪快なレース運びができれば、ゴール前突き抜けても不思議ではありません。
▲10 マリンデュンデュン(牡5、金田一昌厩舎)は、6頭立てだった前走のA1級二組(1700メートル)で3着に敗れて1番人気に応えられませんでしたが、引き続き追い切り気配は悪くありません。現状では道中で息を入れながら逃げることができる2000メートル以上の距離の方が合いそうで、利家盃と同様に後続を引き離して4コーナーを先頭で回ることができれば、ゴール前際どい勝負に持ち込めそうです。
△1 ゴールドハイアー(牡7、中川雅之厩舎)は利家盃で4着も直線半ばまで勝ったマンガンとたたき合って首位争いに加わっていました。距離不足に映った前走のA1級一組(1400メートル)でも3着まで伸びてきており、シャープな差し脚は健在です。ナミダノキスとたたき合って直線浮上してくるシーンがあるかもしれません。
△11 リュウノブレイク(セン6、加藤和義厩舎)は兵庫B1クラスから転入してきてA2級で2連勝中と勢いに乗っています。1900メートルに距離が延びても差し切った前走の勝ちっぷりから2100メートル戦もこなせそうで、一線級相手にどこまで通用するかが注目されます。
おすすめ買い目 
馬単 4→11 (マルチ) 4⇔3・10・1(7点)
3連単(フォーメーション) 4→3・10・1・11→3・10・1・11 3・10・1→4→3・10・1・11(21点)
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(文/中部地方競馬記者クラブ)
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