レース展望・予想

マニーヒーローがJRA勢打倒なるか「加賀医王山賞」(金沢競馬)

2025/06/03

今週も月、火曜日の2日間連続で開催されている金沢競馬。6月3日(火)の注目カードは第8レースで争われるJRA交流「加賀医王山賞」(3歳A級・中央未勝利、金沢競馬場1500メートル)です。5月20日に行われた前回の加賀九谷賞は、中央勢で最も人気がなかったヨーグルトナンが快勝。惜しくも2着だった地元のマニーヒーローが再びJRA交流戦に参戦し、勝利を狙います。

◎4 マニーヒーロー(牡、加藤和宏厩舎)は、JRA交流・加賀九谷賞で単勝1番人気に推されながら2着に敗れましたが、3コーナー過ぎで先頭を譲ったヨーグルトナンに、直線半ばまでは食い下がっており、レース内容は悪くありませんでした。連勝こそ伸ばせなかったものの、中央勢相手でも互角の先行スピードを披露したのは評価できます。追い切りでは前走並みの時計で動いていることから引き続き順調で、中央勢に抜けた存在がいない今回も好勝負が見込めそうです。

中央勢でまず注目を集めるのは○3 オレノナオミ(牝、JRA・佐藤悠太厩舎)です。11月の2歳新馬戦から4戦すべてダート短距離戦を使われて、2戦目の中京1200メートルでは後方追走から5着まで追い上げており、今回の中央勢で唯一掲示板内の実績があります。3戦目の阪神1400メートルでは早めに位置取りを上げ10着に崩れていることから、現状では脚を溜めて末脚を生かすレース運びの方が良さそう。地方小回りコースでも決め手の良さを発揮できれば、直線突き抜けるシーンは考えられます。

▲6 ホワイトアッシュ(牡、JRA・宮地貴稔厩舎)も8月の2歳新馬戦から5戦すべてダートを使われています。中京1400メートルでの6着が最高ですが、2走前の京都1800メートルでは先行スピードも見せており、地方の小回りコースは合いそう。モマれ弱い面も見受けられることから8頭立ての少頭数になったのは歓迎で、外枠からスムーズに先行できれば変わり身がありそうです。

△2 レゼールドラペ(セン、JRA・高柳瑞樹厩舎)は芝コースを2走してひとケタ着順ですが、ダートは未知数です。約7カ月半ぶりの実戦になりますが、美浦の坂路コースで併走追い切りを重ねて鍛え直されており、仕上がりは悪くなさそうです。落ち着いてレースに臨めれば一変があっても不思議ではありません。

△5 ランスオブコメット(牡、JRA・奥村豊厩舎)も栗東の坂路コースで併走追い切りを重ねて、ダイナミックな動きを見せています。前走538キロの雄大な馬格から地方の深い砂は合いそうで、休み明けでも大幅に馬体重が増えていなければ、潜在パワーを発揮できるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 4→3・6・2・5(4点)
3連単(1軸流し) 4→3・6・2・5(12点)

加賀医王山賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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