レース展望・予想

先行スピードを生かしてミキノバカラ「加賀手取川賞」(金沢競馬)

2025/04/22

日、火曜日で開催されている金沢競馬。4月22日(火)の注目カードは第8レースで争われるJRA交流「加賀手取川賞」(3歳A級・中央未勝利、金沢競馬場1500メートル)です。8日に行われた前回の同条件・加賀獅子吼賞は地元勢でも入着争いができる相手でしたが、今回のJRA勢は素質があるメンバーが顔をそろえました。

JRA勢の中で戦績がもっともいいのは◎5 ミキノバカラ(牡、JRA・大橋勇樹厩舎)です。8月の2歳新馬戦から5戦すべてひと桁着順で、12月の京都ダート1200メートル戦では先行して3着に粘り込んでいます。中間は栗東のウッドチップコースで乗り込まれており、16日の本追い切りでは併走馬に先着して良化ぶりをアピールしました。地方交流戦、1500メートルとも初めてとなりますが、常に先行するスピードを見せていることから地方のコースは合いそう。コーナー毎に息を入れながら好位で運べれば直線抜け出しが図れそうです。

○2 マグナドムス(牡、JRA・矢作芳人厩舎)は母が米G1・アメリカンオークス勝ちのコンペティションオブアイデアズ、父はアメリカクラシック三冠を達成したアメリカンファラオという超良血馬です。2月の京都ダート1400メートルの未勝利戦でようやくデビューしましたが、14着と奮いませんでした。道中で砂を被ると頭を上げて嫌がり失速してしまったのが敗因で、引き続き調教の動きは悪くありません。アメリカンファラオ産駒だけにダート適性は高いはずで、2戦目も坂井瑠星騎手が金沢まで駆けつけて手綱を握るのは期待の表れでしょう。地方の小回りコースで一変するのか注目されます。

▲3 ハッピールンナ(牝、JRA・大根田裕之厩舎)は中央のレースで馬券に絡んだことはありませんが、2走前に笠松1400メートルで争われたJRA条件交流戦で、逃げきり勝ちを収めた馬に終始食い下がって2着に粘り込んでいます。金沢でも逃げた馬の2、3番手をキープして前残りをもくろみます。

△1 マンノデュエット(牝、JRA・中竹和也厩舎)は2度目の騎乗となる柴田裕一郎騎手が追い切りでも手綱を握って自己ベストの時計をマークしており、約2カ月ぶりでも気配の良さが目立っています。2走前の京都ダート1800メートル戦で先行して3着に粘っていることから前へ行くスピードはありそうで、出遅れに泣いた前走10着からの巻き返しがあっても不思議ではありません。

△4 キンセンオー(牡、JRA・中尾秀正厩舎)も約4カ月ぶりで休み明けになりますが、栗東の坂路コースでの乗り込みが目立っています。力感あふれる走法から砂が深い地方のコースは合いそうで、久々でも変わり身に警戒は必要です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 5→2・3・1・4 2→5(5点)
3連単(フォーメーション) 5・2→5・2→3・1・4(6点)

加賀手取川賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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