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3分でできるオートレース簡単予想

オートレースの予想にもっとも必要な2つの要素を基に予想方法を説明します。

オートレースの最大の特徴は「ハンデ」です。モーターサイクルスポーツなので、選手の実力差がけっこうある。そこで、「距離でハンデ」をつけることによってギャンブル性を生み出しています。

そして、予想で最も重要なのは「試走タイム」です。0.01秒を争うオートレースではマシンコンディションがレースを大きく左右するため、「試走タイム」がレースの鍵を握っていると言っても過言ではありません。

つまり、この2つを照らし合わせることが予想の手がかりとなります。

オートレース

 

①ハンデとは?

ハンデラインはスタートラインから後ろに、10m刻みで引かれています。速い選手は後ろから、遅い選手は前からスタートするためのもの。

選手の実力や最近の成績によって、レースごとに決められます。計算上は、全選手が同時にゴールするように設定されています。考え方は競馬のハンデ戦と同じです。

一番後ろのハンデを「最重ハン」と言い、同じハンデラインの場合は、強い選手ほど外側に置かれます。(内側の方が有利なため)。つまり「最重ハン大外」に置かれた選手が、そのレースでは最も格が上と位置付けられています。

ちなみに、8選手の力量がほぼ同じときは、ハンデなしのオープンレース(または10メートルハンデ戦)で行われ、スタート力がカギになります。

出走前

②試走タイムとは?

試走は、エンジンの調子を見る、お披露目です。競輪の選手紹介や、競馬のパドックのようなものですが、「オートは試走で7割決まる」と言われるほど重要度が高いです。試走はレースの約30分前に行われ(ひとつ前のレースがゴールした直後)、全力で走る1周(500m)を計測します。そして100m走るのに何秒かかったかを、「試走タイム」として発表します。つまり、3.39の試走タイムは、100m走るのに、3.39秒かかったということ。数字が小さいほど、エンジン状態が良いと考えます。

目安として、「試走タイム0.01秒=約ハンデ10m」とみなします。 たとえば、下記のA選手とB選手は、10m後ろから走るB選手の方が試走タイム0.01秒速いので、理論上は同時にゴールすると考えます。
○A選手、ハンデ 0m、試走タイム3.40秒
○B選手、ハンデ10m、試走タイム3.39秒

ちなみに、先頭で走る1番車は「トップ引き」と言って、前に目標がいなくてスピードが出にくい分、△0.01秒~△0.02秒を割り引いて考えます。

それでは、さっそく実際の出走表を見て予想してみましょう。

(例)2014年2月21日GIIグランプリ(伊勢崎)3日目 第10R

※実際の出走表 GIIグランプリ出走表

GIIグランプリ出走表

試走タイムは、6番森選手が一番良い。ハンデ30mで試走タイム3.31の森選手に、ハンデ0mの1番林選手が勝つには、3.34以上のタイムが必要な計算になる。同じく、ハンデ20mの2番、3番、4番が森選手に勝つには、3.32以上の試走タイムが必要な計算になる。森選手に勝てそうな試走タイムの選手はいないので、6番森選手を1着と予想。

対抗できそうなのは試走タイムが2番目に良い、同ハンデの5番岩科選手と8番内山選手。7番岡部選手と、10mハンデが少ない3番森村選手4番鐘ヶ江選手の2人は、試走タイムが0.01秒差なので、同時にゴールする計算になりますが、最重ハン勢の追い込みが届く場合は3番4番の展開が厳しいと考え、このメンバーの中では2番目に実力が高く、試走タイムが良い分エンジン力も上とみて7番岡部を3着につけて購入。

1番林選手はトップ引きで、3.36くらいの試走タイムとみても良いので、逃げ粘ることが考えられるため3着につけます。2番は試走タイムが良くないので消しとします。

3連単フォメーション(6点)
1着 6番
2着 5番 8番
3着 5番 8番 7番 1番

GIIグランプリ出走表
GIIグランプリ出走表 ↑クリックで大きな出走表が開きます。

※実際の結果レース成績

レース成績

6点で10,000円を超える高配当を的中することができました! すべてのレースでこのようにうまくいくわけではありませんが、オートレースでは少ない情報で予想を楽しむことができます。試走タイムは車券戦術の大きな軸となるが、試走タイム=レース結果というわけではなく、あくまでも目安であり、実際には、選手の技術、スタート力、走法や駆け引き、天候、などのさまざまな要素が絡み合います。それがオートレースの魅力でもあります。ぜひ実践でオートレースの魅力を体感してください!

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