前走大敗のナリタボブサップが巻き返す！

　「日本中で行われる競馬の馬券を買って儲け続けたい！」

　この強い思いで私が長年かけて編み出した馬券術が、「RATE BUSTER!」です。過去走のタイム差と補正情報から競走馬の能力値を算出する方法で、中央・地方を問わず競馬予想に役立てることができます。

　ばんえい競馬にも対応し、もちろん馬券も買い続けています。

　いよいよ、ばんえい最強馬決定戦である「ばんえい記念」の開催目前になりました。「RATE BUSTER!」を使って予想していきましょう。

■積載重量について

　ばんえい競馬を予想するうえで最も注意しなければならないのが、積載重量です。たとえ前走を圧勝している馬でも、今回他馬より積載重量が重くなれば苦戦は免れないでしょう。

　ばんえい記念は、6歳以上の馬が積載重量1000Kgと決まっている定量レースですので、過去走から積載重量が何Kg重くなるのか、という視点で見ることが重要になります。

　私が調べた限りでは、過去走との比較で積載重量1Kgあたり0.014秒くらいのタイム差が出てきます。（タイム差は馬場状態によっても異なる。）

■有利な馬番について

　次に注意しなければならないのが、枠順です。

　ばんえい馬は、隣の馬を気にする傾向がありますので、片側しか馬がいない大外枠と最内枠は有利といえます。

　また、レースが進むにつれてコースの砂が乱れることがあり、出走頭数の少ないレースでは馬がいない10番、9番の馬番は、有利になります。

　改修工事などによって一時的に変わることもありますが、基本的には、10番、9番、1番の順に有利な馬番といえます。

　そこで、注意しなければならない好走パターンとして、過去走で不利な中ほどの馬番になって敗退し、今回最内枠か大外枠に入った馬が浮上します。

■馬場状態について

　水分量が多くなると、馬場が締まってソリのすべりが良くなり、タイムも速くなります。
　そのため、レースにおける1秒の重みが変わり、例えば水分量0.5％と水分量9％を比較すると「1：1.6」ほどにもなります。

　馬場水分量が多い時に大きなタイム差をつけて勝っている馬ほど、強い馬ということになります。

　このほか、騎手や調教師などの諸条件を踏まえて、出走馬の能力値を算出しました。

帯広11R 充足率100%
農林水産大臣賞典第４２回ばんえい記念（Ｂオープン混合定量直200ｍ

枠	馬番	馬名	前 走	2走前	3走前
1	01	ヨコハマイサム	39.1	46.5	45.4
2	02	スターエンジェル	36.2	30.0	33.8
3	03	スーパークリントン	47.0	47.7	46.9
4	04	フクイズミ	59.4	54.7	51.9
5	05	カネサブラック	62.5	55.6	54.5
6	06	ニシキダイジン	53.2	55.6	52.2
7	07	イケダガッツ	36.3	32.5	37.1
7	08	タケタカラニシキ	34.0	34.4	28.9
8	09	トモエパワー	46.3	45.5	46.2
8	10	ナリタボブサップ	45.8	65.1	61.4

　今回絶好の馬番10番に入ったナリタボブサップは、前走こそ能力値「45.8」と本来の力を発揮しないまま大敗しましたが、その前は「65.1」「61.4」と高い能力値で連勝しています。

　前走を除けば、60台の非常に高い安定した能力値を発揮しており、過去のばんえい記念ではいい成績を出していませんが、昨年、鈴木恵騎手に替わってから成績が安定していますので、今年は十分に期待できます。

　相手は、前走のチャンピオンカップを能力値「62.5」で優勝したカネサブラックで、この２頭の能力値が抜けており一騎打ちと言っていいでしょう。

　押さえに、牝馬限定戦のたちばな賞を能力値「59.4」で優勝したフクイズミを挙げておきます。牝馬にとって980Kgの積載重量は非常に過酷ですが、過去に880Kgで帯広記念を2度も優勝しており、一角が崩れれば割って入るチャンスがあります。

◎　ナリタボブサップ
○　カネサブラック
△　フクイズミ

◎予想提供サイト
競馬最強の法則WEB　http://saikyo.k-ba.com/
レイトバスター　http://www.ratebuster.co.jp/

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