ばんえい記念大予想
いよいよ枠順が発表された第42回ばんえい記念! 豪華7組の著名人らによる徹底予想が発表となりました。 ぜひ、お気に入りのあの人の予想を参考にしてばんえい記念を思う存分楽しんでください!
ばんえい記念 |
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| 馬番 | 馬名 | |||||||
| 1 | ヨコハマイサム | |||||||
| 2 | スターエンジェル | |||||||
| 3 | スーパークリントン | △ | △ | |||||
| 4 | フクイズミ | ▲ | ▲ | ▲ | △ | ▲ | ▲ | △ |
| 5 | カネサブラック | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ |
| 6 | ニシキダイジン | △ | △ | ▲ | ||||
| 7 | イケダガッツ | |||||||
| タケタカラニシキ | ||||||||
| 8 | トモエパワー |
◎ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | |
| ナリタボブサップ | △ | △ | ◎ | △ | △ | |||
須田鷹雄氏のばんえい記念大予想

実は今年のばんえい記念の本命馬は、昨年のレースが終わった瞬間に決まっていた。
そして、来年の本命馬は、今年のレースが終わった瞬間に決まる。
というのも、ばんえい記念は「2回以上優勝馬」を狙うべきレースだからだ。前回勝った馬を次回も狙う、というのが私の方針である。
ばんえい記念は特殊なレースだけに、そこに合う適性を持っている馬というのは限られる。
ご存じのようにトモエパワーは3連覇中だが、その前はスーパーペガサスが4連覇。さらにその前はサカノタイソンとシマヅショウリキが2勝ずつをあげており、その前は単純な連勝ではないが、フクイチが3勝・マルゼンバージが2勝をあげている。
こうして振り返ってみると、「ばんえい記念を1回だけ勝った馬」というのは1992年のテンシヨウリまでさかのぼる。 さらに、トモエパワーの1勝目は、スーパーペガサスがいなくなった後にあげたもの。スーパーペガサスは2002年にばんえい記念に初挑戦し2着だったが、翌年勝ったときには前年の覇者サカノタイソンは抹消した直後だった。
つまり、それまでの王者が新しい王者に負かされるという結末は、2001年のサカノタイソン1着・シマヅショウリキ5着が最後のケースということになる。 ということで、前置きが長くなったが、◎トモエパワーというわけである。
なんと単純な、と思われるかもしれないが、先週帯広に行ったとき聞いた話だと、厩舎の評判では「ばんえい記念だけはやはりトモエパワーだろう」と言われているそうである。アプローチの方法は全然違うが、最終的には同じところに着地したという感じだ。
今回は若い西謙一騎手に乗り替わるということで不安視されている面があるかもしれないが、騎手云々以前に馬がばんえい記念を知り尽くしている。昨年も一昨年も終わってみればあっさりという感じの勝利で、今年もそんな結果になるのではと思う。
盲点があるとしたらとんでもない軽馬場になった場合だが、ここまでの馬場状態と週刊天気予報を見る限り、その可能性は薄そうだ。
○は昨年の2着馬・カネサブラック。近走の充実ぶりは出走メンバー中でも断然だが、昨年は3着に近い2着だったし、過去の帯広記念を見ると超高重量が良いとは言えないようにも思える。
オッズを考えると◎から流せるのはもう一点だけ。フクイズミとナリタボブサップで悩むが、根性を買って▲フクイズミ。牝馬にこの条件はかわいそうだとも思うし惨敗してしまう可能性もあることはある。それでも、既に経験して期待に応えられなかったナリタボブサップよりは、未知の可能性を持った馬を買ってみたい。
◎トモエパワー
○カネサブラック
▲フクイズミ
△なし
馬券
馬単 ◎→○▲