稲吉が不気味だ
今シリーズ、8稲吉が伸びている。
初日は九州ライン3番手からイン強襲して2着で高配当を演出。
そして2日目は西日本ラインの3番手からこれまたゴール前に難関勢の間を割るように伸びての3着。もう少しで2着に届きそうな勢いであった。
ここは九州ラインの3番手ではなく単騎を選択。確かに4松尾は自力より自在型だし、後方に置かれるリスクもある中で、
そこの3番手を回るよりも流れを見ながら上手く立ちまわってのゴール前の突っ込みを狙う方がチャンスはありそう。
先行しそうな7大石の4番手から上手く最後は突っ込んでの2-3着は高配当間違いなし。
東日本ラインに、特選組の9柴崎を組み合わせながら、頭というよりは紐として穴狙いでいきたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 大坪 功一 | 81 | 福岡 | 大坪 功一 81/福岡 |
2 | 2 | 大森 慶一 | 88 | 北海 | 大森 慶一 88/北海 |
3 | 3 | 石塚輪太郎 | 105 | 和歌 | 石塚輪太郎 105/和歌 |
4 | 4 | 松尾 勇吾 | 115 | 熊本 | 松尾 勇吾 115/熊本 |
5 | 河野 通孝 | 88 | 茨城 | 河野 通孝 88/茨城 |
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5 | 6 | 谷口 明正 | 103 | 三重 | 谷口 明正 103/三重 |
7 | 大石 剣士 | 109 | 静岡 | 大石 剣士 109/静岡 |
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6 | 8 | 稲吉 悠大 | 92 | 福岡 | 稲吉 悠大 92/福岡 |
9 | 柴崎 淳 | 91 | 三重 | 柴崎 淳 91/三重 |
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誘導 | 関根健太郎 | 関根健太郎 |
捲り一撃で穴を
初日の1着インタビューを見ても、以前の身体の細さがすっかりとなくなり、しっかりとした体付きになった3脇本。初日は好位置を確保し捲り快勝。
2日目も先に抜け出した関東勢を追っての3着で、動きは決して悪くない。
ここは後ろに自力ある中部勢が付く分、逃げる可能性もありそうだが、9久田を出しての3番手、もしくは5番手からの捲り展開となれば鮮やかに前団を捉える一撃があるのではないか。
力上位の関東勢は強力だが期待したい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 宿口 陽一 | 91 | 埼玉 | 宿口 陽一 91/埼玉 |
2 | 2 | 大塚 玲 | 89 | 神奈 | 大塚 玲 89/神奈 |
3 | 3 | 脇本 勇希 | 115 | 福井 | 脇本 勇希 115/福井 |
4 | 4 | 不破 将登 | 94 | 岐阜 | 不破 将登 94/岐阜 |
5 | 田尾 駿介 | 111 | 高知 | 田尾 駿介 111/高知 |
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5 | 6 | 吉田 茂生 | 98 | 岐阜 | 吉田 茂生 98/岐阜 |
7 | 長島 大介 | 96 | 栃木 | 長島 大介 96/栃木 |
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6 | 8 | 川越 勇星 | 111 | 神奈 | 川越 勇星 111/神奈 |
9 | 久田 裕也 | 117 | 徳島 | 久田 裕也 117/徳島 |
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誘導 | 川田 忍 | 川田 忍 |
地元が負けられない
冒頭にも触れたように2日目に1着になった選手で唯一「逃げ」の決まり手が付いた1北井。
ここは初日特選でも連携した同県の7松坂とのタッグだし、相手は6伊藤と8山本と考えれば
ここも自分の展開に持ち込むことができそう。6伊藤は近況位置取りもしっかりしての捲りを放っていて好調だし、
8山本も横の動きも出来る自力型で侮れない部分はあるが、前を取ってのツッパリ先行であとは7松坂が抜くか抜かないかの勝負になってきそう。
初日7松坂は余裕がありそうだったし、ここも7松坂の差し一本で絞って勝負したい。
別線で気になるのは4磯田の伸び脚。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 北井 佑季 | 119 | 神奈 | 北井 佑季 119/神奈 |
2 | 2 | 岡 光良 | 94 | 埼玉 | 岡 光良 94/埼玉 |
3 | 3 | 山本 伸一 | 101 | 奈良 | 山本 伸一 101/奈良 |
4 | 4 | 磯田 旭 | 96 | 栃木 | 磯田 旭 96/栃木 |
5 | 堤 洋 | 75 | 徳島 | 堤 洋 75/徳島 |
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5 | 6 | 伊藤 信 | 92 | 大阪 | 伊藤 信 92/大阪 |
7 | 松坂 洋平 | 89 | 神奈 | 松坂 洋平 89/神奈 |
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6 | 8 | 山本 勝利 | 117 | 東京 | 山本 勝利 117/東京 |
9 | 松尾信太郎 | 92 | 福岡 | 松尾信太郎 92/福岡 |
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誘導 | 荻野 哲 | 荻野 哲 |
文字通り「祈るような」気持ちで画面を見つめていました。
最終12レース。最後の準決勝が終わって、審議中の出来事です。
このオッズパークさんのコラムであげていた4点の狙い目。その中でも高めの配当のところに私は勝負をしていたのです。
落車があって手放しでは喜べないけれども、もし松坂選手が失格でないのであればこの的中は大きい…。
ただ、その祈りも空しく松坂選手は失格。普段であれば聞き流してしまう「1着到達の○○選手は…」というアナウンスが聞こえた瞬間にガックリしました。
ただ、もちろん私の車券勝負なんて比べてはいけないくらい松坂選手の無念さは大きいでしょう。
北井選手としっかりと地元ワンツーを決める為に、少しでもその確実性を高めるために…何度も仕事をして…。
見ていてその気持ちは痛いほどわかりました。
少しでも良いものにしよう、もうちょっと出来ることがあるのではないか、
普段仕事をする上で私もそう思う場面に何度も遭遇します。しかしそこで一歩間違えると自分が思ってもみない方向に物事が進んでしまうのかもしれない。
だからそういう時こそ慎重に事を進める必要があるんだな、と学びになりました。
北井選手も複雑な気持ちだとは思いますが、もうこうなった以上は、北井選手に地元優勝を勝ち取ってもらいたいですね。
落車した選手の怪我が大きくないことを願いつつ、私も改めて最終日の予想をしっかりとしていきます!
ここは難解だが
3日目に続いての連係となる7竹内と3志智。その3日目は逃げた7竹内をゴール前で捉えて3志智が通算600勝を達成した。
ここも7竹内の積極策が考えやすいが他のラインからしてもスンナリと逃がしては厳しい。ここは相手もなかなか骨っぽいし、7竹内も揉まれる展開だと弱いところもありここは思い切って別線から狙いたい。
その中で面白いのはやはり4脇本。準決勝はアクシデントもある中で4着に踏みとどまっていたし、やはり初日の捲りが忘れられない。そしてベテラン5新田。流石の決め脚だし2大石が不発でも突っ込んでいける。
4脇本と5新田の頭から広く流してここは高配当を狙ってみたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 田尾 駿介 | 111 | 高知 | 田尾 駿介 111/高知 |
2 | 2 | 大石 剣士 | 109 | 静岡 | 大石 剣士 109/静岡 |
3 | 3 | 志智 俊夫 | 70 | 岐阜 | 志智 俊夫 70/岐阜 |
4 | 4 | 脇本 勇希 | 115 | 福井 | 脇本 勇希 115/福井 |
5 | 新田 康仁 | 74 | 静岡 | 新田 康仁 74/静岡 |
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5 | 6 | 一戸 康宏 | 101 | 埼玉 | 一戸 康宏 101/埼玉 |
7 | 竹内 雄作 | 99 | 岐阜 | 竹内 雄作 99/岐阜 |
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6 | 8 | 谷口 明正 | 103 | 三重 | 谷口 明正 103/三重 |
9 | 横山 尚則 | 100 | 茨城 | 横山 尚則 100/茨城 |
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誘導 | 柴田功一郎 | 柴田功一郎 |
長島が抜け出す
今回自力戦でも良い動きを見せていた1長島。ここは5森田という心強い相棒を手にしていかにも有利。
その5森田も連日バックを奪う積極的な動きを見せていて、ここは自分のタイミングでのカマシが出来そう。
1長島と5森田のワンツーに高い支持が集まりそうな一戦で面白いのは3着に6蒔田や4八日市屋の絡み。
特に6蒔田は今回鋭い捲りを連日放っており3日目には通算300勝も達成した。8川越が前々に攻めてくれれば最後はタテを伸ばして食い込んでこれないか。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 長島 大介 | 96 | 栃木 | 長島 大介 96/栃木 |
2 | 2 | 近藤 保 | 95 | 千葉 | 近藤 保 95/千葉 |
3 | 3 | 伊藤 信 | 92 | 大阪 | 伊藤 信 92/大阪 |
4 | 4 | 八日市屋浩 | 79 | 石川 | 八日市屋浩 79/石川 |
5 | 森田 優弥 | 113 | 埼玉 | 森田 優弥 113/埼玉 |
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5 | 6 | 蒔田 英彦 | 93 | 千葉 | 蒔田 英彦 93/千葉 |
7 | 大坪 功一 | 81 | 福岡 | 大坪 功一 81/福岡 |
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6 | 8 | 川越 勇星 | 111 | 神奈 | 川越 勇星 111/神奈 |
9 | 石塚輪太郎 | 105 | 和歌 | 石塚輪太郎 105/和歌 |
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誘導 | 川田 忍 | 川田 忍 |
北井が押し切れるか
ここは1番車をもらった1北井。動向が注目された中近の2人は6久田には付かずそれぞれ単騎となったことで、実質5宿口との2分戦になった。
構成上明らかに有利だし、単騎勢を一旦は味方に引き入れつつ前受けからツッパリ先行をする可能性が高いのではないか。
5宿口としてもライン3車だし戦いを挑むしかないのだが、さすがに1北井相手にガリガリやり合うようなことは考えにくい。
それでも仕掛けてきそうな6久田もいるし、脚を使わされる場合に怖いのは1北井ラインの4番手にいる選手で、車番的には3柴崎あたりがいるのでは。
脚を溜めて捲り追い込み気味に踏んで来た時の絡みは一考したいのと、1北井番手の4大塚の付きバテで3番手から7大森選手が伸びてくるあたり。
特に7大森は準決勝では稲吉の飛びつきもしっかり凌いで最後は差し切りと、連日余裕を感じさせる。G3初戴冠まであるのではないか。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 北井 佑季 | 119 | 神奈 | 北井 佑季 119/神奈 |
2 | 2 | 河野 通孝 | 88 | 茨城 | 河野 通孝 88/茨城 |
3 | 3 | 柴崎 淳 | 91 | 三重 | 柴崎 淳 91/三重 |
4 | 4 | 大塚 玲 | 89 | 神奈 | 大塚 玲 89/神奈 |
5 | 宿口 陽一 | 91 | 埼玉 | 宿口 陽一 91/埼玉 |
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5 | 6 | 久田 裕也 | 117 | 徳島 | 久田 裕也 117/徳島 |
7 | 大森 慶一 | 88 | 北海 | 大森 慶一 88/北海 |
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6 | 8 | 磯田 旭 | 96 | 栃木 | 磯田 旭 96/栃木 |
9 | 山本 伸一 | 101 | 奈良 | 山本 伸一 101/奈良 |
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誘導 | 高木 隆弘 | 高木 隆弘 |
2022年に一般企業から脱サラし、公営競技実況アナウンサーの世界へ飛び込む。
出身である別府競輪を主戦場に飯塚オートなど幅広く活躍中。予想は本命を避け敢えて穴を狙いにいくスタイルで、高配当を仕留める!
いや~難しい。本当に難しい。
G1寛仁親王牌前の開催を目前に控えていることもあって
S班が不在のG3となっている今開催。
いわゆる裏開催と言われるグレードレースですが、初日は特に荒れに荒れてましたね。
3連単2万円台の1レースからスタートし、その後は10万、19万と、12レース中6レースで万車券が飛び出し
ガチガチで決まったレースもほとんどありませんでした。
その初日のレースを見ているととにかく逃げが決まらない。
先行力上位と目されている選手が悉く捲られる、そんなシーンの連続でした。
そして2日目。1着になった選手の決まり手で「逃げ」が付いたのは12レースの北井選手のみ。
小田原といえば333mバンクですし、やはり普通なら逃げが有利なはずなのですが…
今開催はどうしたことか、普段とは違う雰囲気が漂っています。
特に風が強いなど、そういうこともないようなのですが、やはりレベルが拮抗している選手の戦いだからなのか、
予想もなかなか難しいと感じています。
ただ、その中でもしっかり逃げて人気に応えた北井選手は流石!
地元勢として準決勝も死角はないのでは。
北井選手の逃げには期待していきたいですが私の予想は逃げずにしっかりと!
今週もよろしくお願いします!