坂井が番手戦をものにする。
準決勝戦の3つレースの内、この10レースが一番固い印象を受けた。
ここは1吉田と3岩本の2分戦。
連日前受けから突っ張り気味に踏んでいる1吉田。
車番的にも前が取れるし、ここも前からの突っ張りとみた。
単騎の選手も何が何でもの縦型ではないため、中団に続き、
一度突っ張られた3岩本がどこからもう一度巻き返すかというレースになる。
初日特選も眞杉の番手で落ち着いた立ち回りを見せていた9坂井。
9坂井の一着固定で、相手は前を走る1吉田と9坂井にとって大学の先輩にあたる4高橋に絞って勝負する。
3岩本のスピードを借りて伸びてくる7和田は勿論だが、
今節動けている5香川も侮れない。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 吉田 有希 | 119 | 茨城 | 吉田 有希 119/茨城 |
2 | 2 | 山形 一気 | 96 | 徳島 | 山形 一気 96/徳島 |
3 | 3 | 岩本 俊介 | 94 | 千葉 | 岩本 俊介 94/千葉 |
4 | 4 | 高橋 築 | 109 | 東京 | 高橋 築 109/東京 |
5 | 香川 雄介 | 76 | 香川 | 香川 雄介 76/香川 |
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5 | 6 | 上野 優太 | 113 | 熊本 | 上野 優太 113/熊本 |
7 | 和田健太郎 | 87 | 千葉 | 和田健太郎 87/千葉 |
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6 | 8 | 成田 健児 | 75 | 神奈 | 成田 健児 75/神奈 |
9 | 坂井 洋 | 115 | 栃木 | 坂井 洋 115/栃木 |
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誘導 | 渡辺 航平 | 渡辺 航平 |
関東二段掛けならば宿口よりも中田。
地元の6河合を先頭に関東が4車揃った。
二次予選は位置が被るも、そこにこだわり意地を見せた6河合。
地元で当然決勝戦に乗りたいという思いもあるだろうが、
相手は1新田と5松井。
ここを逃がして、ということは考えにくい。
実績では1新田だが、二次予選の走りを見ても絶好調とまでは映らないようにみえる。
今節好調の9佐々木が6河合の先行に乗り記念決勝を決める。
タイトルにも記したが、関東作戦が成功した場合、
怖いのは4中田。
過去、平原-武田の3番手であろうと、最後容赦なく勝負して伸びてくるというレースを何度も見たし、
今シリーズもその伸びが光っている。
9佐々木から状態面が心配な2宿口への人気が被るようであれば
そこは避けて4中田絡みで高配当を狙いたい。
穴にはならないが、原田同様に前検インタビューが気になったのは5松井。
「漢字の競輪をしていきたい。横も~」というような話をしており、
だとすれば、それを試す絶好の機会がここではないか。
可能性としては考えづらいが、5松井が9佐々木の位置へ絡んだ時を考えて
1新田からも押さえておく。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 新田 祐大 | 90 | 福島 | 新田 祐大 90/福島 |
2 | 2 | 宿口 陽一 | 91 | 埼玉 | 宿口 陽一 91/埼玉 |
3 | 3 | 小原 太樹 | 95 | 神奈 | 小原 太樹 95/神奈 |
4 | 4 | 中田 健太 | 99 | 埼玉 | 中田 健太 99/埼玉 |
5 | 松井 宏佑 | 113 | 神奈 | 松井 宏佑 113/神奈 |
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5 | 6 | 河合 佑弥 | 113 | 東京 | 河合 佑弥 113/東京 |
7 | 中本 匠栄 | 97 | 熊本 | 中本 匠栄 97/熊本 |
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6 | 8 | 塚本 大樹 | 96 | 熊本 | 塚本 大樹 96/熊本 |
9 | 佐々木悠葵 | 115 | 群馬 | 佐々木悠葵 115/群馬 |
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誘導 | 長井 優斗 | 長井 優斗 |
森田に立ちはだかる北井。
1森田を援護しながら、かつ地元の6岡本も連れ込みながら最後は5平原が抜け出す。
というレースになるだろうか。
というのも、ここは7北井という超積極型がいるからだ。
先般の平塚では新田祐大相手にS級初優勝を飾った。
今節を見ていても1森田は勝負所で一度引いているため、
7番手になると厳しい。
ただ、9隅田も今節の動きは重く、そこまで位置に拘るタイプではないので
1森田が中団を上手く取れるかというのがポイントになっていきそうだ。
いずれにせよ展開が向くのは2佐藤。
ここは前回の前橋G1から引き続き好調な2佐藤を軸に車券を考えていきたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 森田 優弥 | 113 | 埼玉 | 森田 優弥 113/埼玉 |
2 | 2 | 佐藤 友和 | 88 | 岩手 | 佐藤 友和 88/岩手 |
3 | 3 | 岩津 裕介 | 87 | 岡山 | 岩津 裕介 87/岡山 |
4 | 4 | 網谷 竜次 | 91 | 香川 | 網谷 竜次 91/香川 |
5 | 平原 康多 | 87 | 埼玉 | 平原 康多 87/埼玉 |
|
5 | 6 | 岡本 大嗣 | 88 | 東京 | 岡本 大嗣 88/東京 |
7 | 北井 佑季 | 119 | 神奈 | 北井 佑季 119/神奈 |
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6 | 8 | 川津 悠揮 | 96 | 北海 | 川津 悠揮 96/北海 |
9 | 隅田 洋介 | 107 | 岡山 | 隅田 洋介 107/岡山 |
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誘導 | 柴田 洋輔 | 柴田 洋輔 |
大学時代は率先して飲み会に参加して、
二次会は当たり前。
終電ないの?
なんだったらウチに泊まりに来りゃ良いじゃん。
好きなだけ寝て適当に帰ってくれたら良いから。
こんな感じの人間だったのに、
いつの間にやら完全な少数派。
なんだったら1人で何でもするほうが気楽な性格になってしまいました。
お昼何食べたい?
何でも良いよ。
じゃあパスタ食べる?
パスタは違うんよ。
こんなやり取りって色んな場面であると思うんです。
だから、それが面倒くさくて1人での行動になっちゃうんです。
でも、競輪は別。
オッズパークLIVEもそうですが
達人の話に耳を傾け、他の出演者の狙い目を見て『なるほどな、そういう見方もあるっすもんね。』と感心する。
その中で自分が事前に考えていた狙い目を見ながら、それを貫くのか、オッズを見定めながら検討する。
あと1人足すなら誰が良いと周りの知恵を借りながら、時には一緒に車券を購入して共に一喜一憂したりと、競輪予想をする時間が楽しいんです。
だからオッズパークLIVEは長時間であろうとすぐに時間が経っちゃいます。
3日目から僕は京王閣競輪場に入らせてもらいYouTubeに出演。
本日は太田理恵さんをはじめ、
二レンジャーさん、羽瀬萌さん、
更には専門紙の記者さんにも加わっていただきました。
やっぱり記者さんは凄い。
展開ばっちりですもんね。
ゴール前で発狂しながらレースを観る演者とは違い、常に冷静沈着で、
当たったとしても『まぁ、展開通りです。』
そんな境地に辿り着いてみたいもんです。
何十年という記者生活の中でも、
記念決勝で全員が関東勢というレースは見たことがないと仰ってたので、
その歴史的瞬間に立ち会えるのかとソワソワしましたが、残念ながらそうはならず。
落車のアクシデントがあったといえ、
関東以外で唯一勝ち上がったのが119期の北井選手と、これまた面白そうな決勝戦です。
最終日も宜しくお願い致します。
スピードレースの行方は。
南関東勢は1岩本、2松井を軸に二派に分かれることになった。
連日捲りに構える4平尾だが、ここは車番も悪く後ろから押さえてかけるかたちになる。
前受けから2松井は後方まで車を下げ、中団には1岩本、その前に7笠松が入る。
1岩本が5番手で前と車間を開けつつ2松井の仕掛けを牽制しながらの先捲り。
それを後方から2松井が力で捲ってくるレースと読む。
4平尾の先行も力があるが、末の粘りに加え相手はスピードタイプ。
ここは捲り捲りの決着とみた。
二次予選で一度脚を使わされながらも最後後方から捲り切った2松井の脚力は相当なもの。
1岩本、2松井、9和田を本線とする。
2松井マークの5齊藤は3日目伸びを欠いたので評価を下げた。
準決勝のように2松井が変に位置に拘り併走が長引けば穴は九州の突き抜けを狙う。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 岩本 俊介 | 94 | 千葉 | 岩本 俊介 94/千葉 |
2 | 2 | 松井 宏佑 | 113 | 神奈 | 松井 宏佑 113/神奈 |
3 | 3 | 塚本 大樹 | 96 | 熊本 | 塚本 大樹 96/熊本 |
4 | 4 | 平尾 一晃 | 111 | 長崎 | 平尾 一晃 111/長崎 |
5 | 齊藤 竜也 | 73 | 神奈 | 齊藤 竜也 73/神奈 |
|
5 | 6 | 真田 晃 | 86 | 兵庫 | 真田 晃 86/兵庫 |
7 | 笠松 信幸 | 84 | 愛知 | 笠松 信幸 84/愛知 |
|
6 | 8 | 上野 優太 | 113 | 熊本 | 上野 優太 113/熊本 |
9 | 和田健太郎 | 87 | 千葉 | 和田健太郎 87/千葉 |
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誘導 | 渡辺 航平 | 渡辺 航平 |
新田の取捨選択。
グランドスラムを達成し注目の集まる2新田だが、
今回は少し精彩を欠く印象だ。
ここも人気を集めそうだが、積極的に動いていきそうな9青野に加え、
中団の位置取りに定評のある4中井が相手となると後方に置かれてしまう可能性が高い。
9青野という足場を得た1小原が後ろを警戒しつつ最後に抜け出すところを中心に考える。
ただ、後ろに2新田が控えるという重圧から
前をきっちり残しながらのワンツーではなく、
1小原からのフォーメーションで勝負したい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 小原 太樹 | 95 | 神奈 | 小原 太樹 95/神奈 |
2 | 2 | 新田 祐大 | 90 | 福島 | 新田 祐大 90/福島 |
3 | 3 | 齋木 翔多 | 115 | 静岡 | 齋木 翔多 115/静岡 |
4 | 4 | 中井 太祐 | 97 | 奈良 | 中井 太祐 97/奈良 |
5 | 福島 武士 | 96 | 香川 | 福島 武士 96/香川 |
|
5 | 6 | 成田 健児 | 75 | 神奈 | 成田 健児 75/神奈 |
7 | 鷲田 佳史 | 88 | 福井 | 鷲田 佳史 88/福井 |
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6 | 8 | 川津 悠揮 | 96 | 北海 | 川津 悠揮 96/北海 |
9 | 青野 将大 | 117 | 神奈 | 青野 将大 117/神奈 |
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誘導 | 長井 優斗 | 長井 優斗 |
そこにドラマが生まれるのか。
関東8車。
なんとも興味深いメンバーが揃った。
埼玉4車で5森田が行くのか。
9吉田が先行するのか。
3北井の単騎ガマシまで想像してしまうと大変なことになってしまうので、
ひとまずその展開はなしにする。
先行は9吉田と推測する。
その理由として9吉田はこれから関東を背負っていく先行選手。
対して5森田は関東地区の中での位置づけが変わってくるし、
番手を回る1平原が前が機関車になり自分が二段掛けをし勝利をすることをのぞまない選手だからだ。
自力型としてのプライドがぶつかり合い、もがき合いはあるかもしれないが
長い距離を踏める9吉田を利して2坂井が二度目の記念優勝を手にするとみた。
相手候補はもちろん1平原。
準決勝戦はアクシデントもあったが共に番手で落ち着いた競走を見せていた
この2人の絡みからまずは勝利する。
感情的な穴候補は7宿口。
今年SSとして苦しんでいる7宿口に復活の兆しをという思いを準決勝戦では関東の選手に感じた。
5森田が男気を見せ果敢に攻めた時、最後1平原が後ろの選手にもチャンスがあるように必ずコースを作る。
苦しんだ7宿口の1平原とのゴール前争いを見てみたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 平原 康多 | 87 | 埼玉 | 平原 康多 87/埼玉 |
2 | 2 | 坂井 洋 | 115 | 栃木 | 坂井 洋 115/栃木 |
3 | 3 | 北井 佑季 | 119 | 神奈 | 北井 佑季 119/神奈 |
4 | 4 | 佐々木悠葵 | 115 | 群馬 | 佐々木悠葵 115/群馬 |
5 | 森田 優弥 | 113 | 埼玉 | 森田 優弥 113/埼玉 |
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5 | 6 | 高橋 築 | 109 | 東京 | 高橋 築 109/東京 |
7 | 宿口 陽一 | 91 | 埼玉 | 宿口 陽一 91/埼玉 |
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6 | 8 | 中田 健太 | 99 | 埼玉 | 中田 健太 99/埼玉 |
9 | 吉田 有希 | 119 | 茨城 | 吉田 有希 119/茨城 |
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誘導 | 柴田 洋輔 | 柴田 洋輔 |
広島出身でカープを誰よりも愛するのにメガネは白か黒。オッズパークLIVEでおなじみのアンダーパー藤原氏と双子じゃないか?という噂もあるくらい瓜二つ。特技は3連複5車ボックスで外すこと。ちなみに本業は実況アナウンサー
村上義弘さんが突然引退を発表され、
三宅伸さんも突然引退を発表され、
突然のことが多すぎて
何から伝えれば良いのか分からないまま時が流れての小田和正さん状態になっております。
そんな中、京王閣記念の前検日のインタビューを見ていると
原田研太郎選手が『これからは野田源一さんみたいな立ち位置でやっていきたい』という
これまた突然な発表をされているじゃありませんか。
小倉選手のアドバイスを受け、ご自身で考え抜いた中での結論とのことなんですが、
今後は松浦選手や清水選手が居ても番手に付くことはないんだ、と。
あの日あの時あの場所で君に会えているにも関わらずですよ。
逆ラブ・ストーリーは突然に状態なわけです。
その思いから初日は網谷選手、森安選手とはまとまらず単騎戦。
3連単は原田選手が1番人気に推されるも不発に終わり7着。
2日目も後方に置かれ・・・という展開。
SNSを見ても厳しい声がチラホラと出ておりました。
くーん。
可哀想。
そりゃ、お客様はお金を賭けているわけですし
色々と言いたい気持ちも分かりますので
可哀想っていう言い方は相応しくないかもしれないんですが、
結果が出ないと直ぐに非難されちゃうというのは・・・ねぇ。
ハラケンさんの気持ち良い勝ちっぷりというのを何回も見てきただけに、
ニュー原田としての一発が見れる日を楽しみにしております。
うん、結局何を伝えれば良いのか分からないままの文章になってしまいました。
僕は小田和正さんにも原田さんにもなれないので、
現地からオッズパークLIVEでもおなじみの太田理恵さんとラインを組んでYouTube配信をお届けしていきたいと思います。