競輪グレードレース
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パワー対決を制するのは？
冒頭に書いた地脚2人が早速ここで激突。準決勝で対戦するには少しもったいないような気もするが、ここで7皿屋、9野口共に勝ち上がってくれれば決勝でも熱い戦いを見ることができる。
ただ、ここには地元で気合の入る1才迫や自在な5東口もいる。9野口の番手はSSの2守澤だし、9野口は主導権は譲らないだろう。
そしてその4番手を5東口は狙ってくるだろうし、そうなると7皿屋の位置取りは6番手、もしくは8番手になる恐れが高い。
そうなった時に2守澤は車間を空けて援護しながら待ち構えてくるだろうし、いくら重いバンクを得意としていても7皿屋が捲れるかどうかは怪しい。
ここは2守澤から、4番手を回っているであろう5東口との絡み。あとは7皿屋が行けなくても伸びそうな3浅井を絡めたところを中心に。
ただ、パワー型2人のワンツーにも夢を見てこちらは穴に。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 才迫 開 | 101 | 広島 | 才迫 開 101/広島 |
| 2 | 2 | 守澤 太志 | 96 | 秋田 | 守澤 太志 96/秋田 |
| 3 | 3 | 浅井 康太 | 90 | 三重 | 浅井 康太 90/三重 |
| 4 | 4 | 山本 奨 | 94 | 岡山 | 山本 奨 94/岡山 |
| 5 | 東口 善朋 | 85 | 和歌 | 東口 善朋 85/和歌 |
|
| 5 | 6 | 表原 周 | 100 | 大阪 | 表原 周 100/大阪 |
| 7 | 皿屋 豊 | 111 | 三重 | 皿屋 豊 111/三重 |
|
| 6 | 8 | 保科 千春 | 100 | 宮城 | 保科 千春 100/宮城 |
| 9 | 野口 裕史 | 111 | 千葉 | 野口 裕史 111/千葉 |
|
| 誘導 | 高津 晃治 | 高津 晃治 | |||
3連単
（フォーメーション）2 ⇒ 53 ⇒ 53917（8点）
（フォーメーション）53 ⇒ 2 ⇒ 53917（8点）
（フォーメーション）79 ⇒ 79 ⇒ 23（4点）
地元町田が決める
やはり地元の力なのか、今回の7町田の動きは光っている。初日は圧巻の逃げ切りを見せたし、2日目も別線の番手捲りという厳しい展開を7番手からただ一人飛んで来ての2着。
ここはSSの3新田や特選組の1長島もいて厳しい構成ではあるのだが、展開に応じた逃げ、捲りで決勝進出を決めるのでは。ただ、心配なのが2橋本。
落車の影響もあるのか万全な状態には遠いような走りに見えるし、初日も7町田の番手で余裕がありそうながらも最後はハコ3。ここは7町田から3新田や9稲川あたりへ流してみたい。
あとは2日目圧巻の捲りだった6藤井。高橋晋也が最終1コーナー付近から自分のペースで駆ける中、7番手から一人違うタイムで飛んできたし、ここも人気にはならないはずなので番手9稲川との
近畿車券も押さえたい。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 長島 大介 | 96 | 栃木 | 長島 大介 96/栃木 |
| 2 | 2 | 橋本 強 | 89 | 愛媛 | 橋本 強 89/愛媛 |
| 3 | 3 | 新田 祐大 | 90 | 福島 | 新田 祐大 90/福島 |
| 4 | 4 | 大槻 寛徳 | 85 | 宮城 | 大槻 寛徳 85/宮城 |
| 5 | 武田 豊樹 | 88 | 茨城 | 武田 豊樹 88/茨城 |
|
| 5 | 6 | 藤井 昭吾 | 99 | 滋賀 | 藤井 昭吾 99/滋賀 |
| 7 | 町田 太我 | 117 | 広島 | 町田 太我 117/広島 |
|
| 6 | 8 | 岡 光良 | 94 | 埼玉 | 岡 光良 94/埼玉 |
| 9 | 稲川 翔 | 90 | 大阪 | 稲川 翔 90/大阪 |
|
| 誘導 | 守安 政雄 | 守安 政雄 | |||
3連単
（フォーメーション）7 ⇒ 39 ⇒ 39215（8点）
（フォーメーション）39 ⇒ 7 ⇒ 39215（8点）
（フォーメーション）69 ⇒ 69 ⇒ 735（6点）
山田が超抜
今回9山田が仕上がっている。初日特選は単騎で上手く好位置を確保し、そこからの捲り追い込みのスピードが1段階レベルの違うものだった。
そして2日目も道中後方から勝負所では素晴らしい動きで3番手を取り、バック鮮やかな捲り。ここも連係する番手の1塚本選手が踏み出しに一瞬で離れてしまうスピードだった。
本人の感触としてはまだまだなようなのだが、今回は強い9山田庸平が戻ってきているような気がする。ここは強い自力の3松井、更には自在性もある2佐々木がいるが、
8番手にはならないだろうし、4番手ないしは6番手からでも前団を飲み込む捲りを放てるのではないか。相手は1塚本よりも、2佐々木や3松井、更には3松井の番手を回る5和田あたりを絡めたい。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 塚本 大樹 | 96 | 熊本 | 塚本 大樹 96/熊本 |
| 2 | 2 | 佐々木悠葵 | 115 | 群馬 | 佐々木悠葵 115/群馬 |
| 3 | 3 | 松井 宏佑 | 113 | 神奈 | 松井 宏佑 113/神奈 |
| 4 | 4 | 田中 晴基 | 90 | 千葉 | 田中 晴基 90/千葉 |
| 5 | 和田真久留 | 99 | 神奈 | 和田真久留 99/神奈 |
|
| 5 | 6 | 山内 卓也 | 77 | 愛知 | 山内 卓也 77/愛知 |
| 7 | 宿口 陽一 | 91 | 埼玉 | 宿口 陽一 91/埼玉 |
|
| 6 | 8 | 吉田 敏洋 | 85 | 愛知 | 吉田 敏洋 85/愛知 |
| 9 | 山田 庸平 | 94 | 佐賀 | 山田 庸平 94/佐賀 |
|
| 誘導 | 守谷 陽介 | 守谷 陽介 | |||
3連単
（フォーメーション）9 ⇒ 235 ⇒ 2357（9点）
（フォーメーション）25 ⇒ 9 ⇒ 2537（6点）
ここまで波乱になるとは…。
ひろしまピースカップの準決勝。事故のなかった11Rでも3連単は3万7千円台の高配当。
そして、10Rと12Rはアクシデントがあって更に高配当が飛び出しました。
やっぱりファンとしても、無事故の上で熱いレースが見られることが一番です。
もちろん選手の方々の気持ちが乗っているからこそ、アクシデントは避けられないものなのだとは思いますが、何となく後味が悪いと感じてしまいます。
私は10Rではコラムで書いた地脚の二人(野口選手、皿屋選手)のワンツーが決まって車券も的中。
でもやっぱりなんだか素直に喜べないですし、怪我の状況が心配です。
しかしその中でも地元の町田選手は連日強いレースでしっかりと勝ち上がってきましたね。
決勝戦こそは、アクシデントのない熱いレースを見たい、そう思いました。
車券的には面白い決勝戦となりそうなので、昨日に引き続き車券も的中できるように、私も改めて気持ちを入れて予想します！
そして、私は今年初めてこのオッズパークコラムを担当させていただいたのですが、オッズパークの画面を開いた時に自分のコラムが載っている
というのは本当に嬉しく、最初はスクショしてしまうほどでした。笑
それほど貴重な機会をいただけたことに感謝をしています。一度でも読んで下さった皆様ありがとうございました！
今年最後の私の担当コラムを的中で締めくくりたいと思います！
では最終日もよろしくお願い致します！
難解な一戦だからこそ
ここは細切れの戦いで難解。デキという意味では9竹内も悪くないが、4坂本も負けていないし、追い込み陣も多士済々でなかなか軸を絞り辛い。
そんな戦いだからこそ、ここは地元勢から狙いたい。4坂本の先行を9竹内が早めにカマシていく展開とみて、番手の2西田から狙いたい。
9竹内のワンツーに加え、末を欠いての挟み車券まで押さえたい。相手には1田中や7岡田、そして格上の5橋本は外せない。
地元コンビが不発の場合の5橋本の3着車券も穴としてあげておきたい。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 田中 晴基 | 90 | 千葉 | 田中 晴基 90/千葉 |
| 2 | 2 | 西田 雅志 | 82 | 広島 | 西田 雅志 82/広島 |
| 3 | 3 | 塚本 大樹 | 96 | 熊本 | 塚本 大樹 96/熊本 |
| 4 | 4 | 坂本 周作 | 105 | 青森 | 坂本 周作 105/青森 |
| 5 | 橋本 強 | 89 | 愛媛 | 橋本 強 89/愛媛 |
|
| 5 | 6 | 大崎飛雄馬 | 88 | 愛媛 | 大崎飛雄馬 88/愛媛 |
| 7 | 岡田 泰地 | 100 | 栃木 | 岡田 泰地 100/栃木 |
|
| 6 | 8 | 表原 周 | 100 | 大阪 | 表原 周 100/大阪 |
| 9 | 竹内 翼 | 109 | 広島 | 竹内 翼 109/広島 |
|
| 誘導 | 滝本 泰行 | 滝本 泰行 | |||
3連単
（フォーメーション）29 ⇒ 29 ⇒ 5817（8点）
（フォーメーション）2 ⇒ 85317 ⇒ 9（5点）
（フォーメーション）17 ⇒ 17382 ⇒ 5（8点）
ここは流石に新田
ここ最近の記念では準決勝が壁になっている7新田。今回の準決勝も内から捌いて好位置を確保したかに見えたが、捲りをブロックされるとそこから立て直せず。
地元町田が強かったという見方もできそうだが、少し物足りなさを感じる動きだ。
ただこのメンバーになるとやはり自力脚は一枚上に感じる。7新田が勝ち切ったとして焦点は2着争いになってきそうなのだが、番手の4保科の追走が怪しく思える。
ここは7新田から別線へ流し、思わぬ穴を拾うことができる可能性に賭けてみたい。伸び良い5北村、更には準決勝の直線の動きが良かった2岡辺りを絡めたい。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 山本 奨 | 94 | 岡山 | 山本 奨 94/岡山 |
| 2 | 2 | 岡 光良 | 94 | 埼玉 | 岡 光良 94/埼玉 |
| 3 | 3 | 田尾 駿介 | 111 | 高知 | 田尾 駿介 111/高知 |
| 4 | 4 | 保科 千春 | 100 | 宮城 | 保科 千春 100/宮城 |
| 5 | 北村 信明 | 93 | 徳島 | 北村 信明 93/徳島 |
|
| 5 | 6 | 白岩 大助 | 84 | 埼玉 | 白岩 大助 84/埼玉 |
| 7 | 新田 祐大 | 90 | 福島 | 新田 祐大 90/福島 |
|
| 6 | 8 | 吉田 敏洋 | 85 | 愛知 | 吉田 敏洋 85/愛知 |
| 9 | 木村 隆弘 | 91 | 徳島 | 木村 隆弘 91/徳島 |
|
| 誘導 | 守谷 陽介 | 守谷 陽介 | |||
3連単
（フォーメーション）7 ⇒ 25 ⇒ 251396（10点）
（フォーメーション）7 ⇒ 139 ⇒ 25（6点）
地元で大願成就なるか
冒頭に書いたように今回はアクシデントが続いた準決勝。それもあり決勝戦のメンバーは中部以外は地区的にもバラバラとなった。
その中で最も今回への思いが強い地元1町田は7山田という強力な相棒を手にした。ただ、先行であれば7山田はしっかりと差し切るだろうし
8野口も先行意欲は高い。もしやり合うようであれば捲る9皿屋や5佐々木あたりにもチャンスが出てくるだろう。そう考えると1町田としても
車番が良いとは言えツッパリ先行に出る可能性は低いのではないか。理想は8野口を逃がしての3番手だが、単騎勢もそれは許さないだろうし5番手からの捲り展開で
7山田を振り切っての地元優勝はどうか。
もしやり合った場合の縦横無尽に立ち回る5佐々木の一発は穴で狙う。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 町田 太我 | 117 | 広島 | 町田 太我 117/広島 |
| 2 | 2 | 浅井 康太 | 90 | 三重 | 浅井 康太 90/三重 |
| 3 | 3 | 稲川 翔 | 90 | 大阪 | 稲川 翔 90/大阪 |
| 4 | 4 | 大槻 寛徳 | 85 | 宮城 | 大槻 寛徳 85/宮城 |
| 5 | 佐々木悠葵 | 115 | 群馬 | 佐々木悠葵 115/群馬 |
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| 5 | 6 | 山内 卓也 | 77 | 愛知 | 山内 卓也 77/愛知 |
| 7 | 山田 庸平 | 94 | 佐賀 | 山田 庸平 94/佐賀 |
|
| 6 | 8 | 野口 裕史 | 111 | 千葉 | 野口 裕史 111/千葉 |
| 9 | 皿屋 豊 | 111 | 三重 | 皿屋 豊 111/三重 |
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| 誘導 | 小川 巧 | 小川 巧 | |||
3連単
（フォーメーション）1 ⇒ 725 ⇒ 72534（12点）
（フォーメーション）5 ⇒ 293 ⇒ 2937（9点）
２０２２年に一般企業から脱サラし、公営競技実況アナウンサーの世界へ飛び込む。
出身である別府競輪を主戦場に飯塚オートなど幅広く活躍中。予想は本命を避け敢えて穴を狙いにいくスタイルで、高配当を仕留める！
どりあんず
橋本悠督
寒い。とにかく寒い。
この1週間で一気に冬から真冬へと季節が進んできましたね。
今回のひろしまピースカップの舞台である岡山県の玉野競輪場でも、初日から雪がチラつきバック向かい風も強い状況。
最高気温も4℃と、もし私なら走ることはおろか、外にも出ずに炬燵の中で丸まっていることでしょう。
こんな状況の中で走っている選手の方々も辛くないわけがありません。本当にすごいな、と改めて感じるのですが、
その中でこんなコメントを残している選手がいました。
「寒くて風が強い方が得意です。どんどん風も吹いて欲しい。」
三重の皿屋選手です。
いやいや、本当ですか！？どんな選手もやっぱり走りやすい春とか秋が得意じゃないんですか？
そうツッコミたくなりますが、皿屋選手のようないわゆる強地脚型の選手はこの冬の重いバンクが好きだと。
それに加えて、冬が苦手な選手が周りに多い分、相対的に好成績にも繋がりやすいようです。
確かによく耳にする話ではあるのですが、実際にこの寒空の下で自分のパワーを最大限に発揮できるということがいかに凄いことか…。
今回参戦している選手で考えると、皿屋選手に加えて千葉の野口選手もパワー満点の地脚ですよね。
そして今回2人ともしっかりと準決勝戦に進出。
こういう選手は今の時期、もし人気にならなかったとしてもしっかりと車券には押さえておきたいですね。
私には地脚もダッシュもないので、あるのかないのかわからないクリスマスパワーを借りて、万車券的中を狙っていきたいと思います！