スピード活かし北津留
B回数なんと30回の1菊池だが、意外にも今開催はBを取れていない。ただ、先行主体の組み立てで前々に攻めるからこそ中団好位をとれるといった流れで、初日は常次の先行を中団から最終2コーナーまくって2着。2走目は犬伏が松浦連れて2車でカマシ、その3番手にハマってそのまま3着。こうして準決勝戦に勝ち上がることはできたものの、本人としては悔しさの残る2日間となったようだ。ここはライン3車のアドバンテージもあり、番手の4東は仕事しっかりするタイプなのできっちりBをとる競走を。今シリーズもスピード光る3北津留が位置は後方になってもあっさりまくるパターンと、3北津留より前の位置を確保して2佐々木-7木村で先まくり仕掛けるパターンで狙いたい。5神田は2・3着には入れておきたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 菊池 岳仁 | 117 | 長野 | 菊池 岳仁 117/長野 |
2 | 2 | 佐々木 豪 | 109 | 愛媛 | 佐々木 豪 109/愛媛 |
3 | 3 | 北津留 翼 | 90 | 福岡 | 北津留 翼 90/福岡 |
4 | 4 | 東 龍之介 | 96 | 神奈 | 東 龍之介 96/神奈 |
5 | 神田 紘輔 | 100 | 大阪 | 神田 紘輔 100/大阪 |
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5 | 6 | 桐山敬太郎 | 88 | 神奈 | 桐山敬太郎 88/神奈 |
7 | 木村 隆弘 | 91 | 徳島 | 木村 隆弘 91/徳島 |
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6 | 8 | 澤田 義和 | 69 | 兵庫 | 澤田 義和 69/兵庫 |
9 | 井上 昌己 | 86 | 長崎 | 井上 昌己 86/長崎 |
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誘導 | 宮崎 康司 | 宮崎 康司 |
軸は犬伏
1犬伏が地元2人を連れてのレースだが、カマシの展開になると1犬伏の強烈なダッシュではなかなか追走は厳しそう。今シリーズの1犬伏は2走とも打鐘からの先行策。前受けからひいたら一気に仕掛けるので、うしろ離れて別線ハマるパターンと、漢気みせて突っ張った場合やおさえて駆ける展開なら5吉田か7松本の捲りが決まることも。そのときは3着は逃げて粘る1犬伏か燻銀3佐藤で固定。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 犬伏 湧也 | 119 | 徳島 | 犬伏 湧也 119/徳島 |
2 | 2 | 浅井 康太 | 90 | 三重 | 浅井 康太 90/三重 |
3 | 3 | 佐藤慎太郎 | 78 | 福島 | 佐藤慎太郎 78/福島 |
4 | 4 | 菊地 圭尚 | 89 | 北海 | 菊地 圭尚 89/北海 |
5 | 吉田 拓矢 | 107 | 茨城 | 吉田 拓矢 107/茨城 |
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5 | 6 | 網谷 竜次 | 91 | 香川 | 網谷 竜次 91/香川 |
7 | 松本秀之介 | 117 | 熊本 | 松本秀之介 117/熊本 |
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6 | 8 | 吉田 敏洋 | 85 | 愛知 | 吉田 敏洋 85/愛知 |
9 | 福島 武士 | 96 | 香川 | 福島 武士 96/香川 |
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誘導 | 近藤 誠二 | 近藤 誠二 |
展開有利に松浦
展開は7町田がまず主導権を握り、1松浦がしっかり援護して抜け出す。2着は敢えて広く流し、3着に逃げ粘る7町田か地元で気合入る9香川を。8林が仕掛けてきたところを7町田と踏み合いになれば、2岩本-5武藤のラインも狙いたい。
ちなみに先日の全日本選抜G1の初日に7町田と2岩本は対戦がある。Jから仕掛けた7町田を5番手最終2コーナーからバックで2岩本が捲って2着、先行した7町田は8着だった。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | 松浦 悠士 98/広島 |
2 | 2 | 岩本 俊介 | 94 | 千葉 | 岩本 俊介 94/千葉 |
3 | 3 | 園田 匠 | 87 | 福岡 | 園田 匠 87/福岡 |
4 | 4 | 原田研太朗 | 98 | 徳島 | 原田研太朗 98/徳島 |
5 | 武藤 龍生 | 98 | 埼玉 | 武藤 龍生 98/埼玉 |
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5 | 6 | 岸澤 賢太 | 91 | 埼玉 | 岸澤 賢太 91/埼玉 |
7 | 町田 太我 | 117 | 広島 | 町田 太我 117/広島 |
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6 | 8 | 林 慶次郎 | 111 | 福岡 | 林 慶次郎 111/福岡 |
9 | 香川 雄介 | 76 | 香川 | 香川 雄介 76/香川 |
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誘導 | 宮本 佳樹 | 宮本 佳樹 |
オッズパークをごらんの皆さま、こんにちは。
競輪おたくの桜井奈津です。
高松競輪場ではG3玉藻杯争覇戦が開催中です。
いよいよ本日は最終日、決勝戦を迎えます。
それでは、準決勝戦を振り返ります。まず10RはJで菊池選手がカマしての先行策でしたが、北津留選手はJ前の動きで脚力削られた上にブロックももらい不発。結果逃げた菊池選手マークからしっかり仕事もして、東選手が抜け出しての1着でした。菊池選手も2着に粘って、3着は井上選手。続いて11Rは前受けの犬伏選手が地元勢を連れて漢気溢れる突張り先行。吉田選手はその番手外併走、隊列短くなったところを松本選手が仕掛けるも叩けずで好位とった浅井選手が捲って1着、2着は佐藤選手、3着地元の福島選手。そして12R。ここは町田選手がSS松浦選手と地元香川選手を連れ突張り先行策。中団はもつれ、番手松浦選手は余裕持ってケアしながら4コーナーまわって、しっかりライン123決着。三連単760円、人気サイドでの決着となりました。
それでは、決勝戦含む後半3レースの予想へいきたいと思います。
大川の先行力
3大川が3日間、しっかりBとる積極的な競走。2日目は松本に捲られているが、初日と3日目はカマシで末もよくきっちり確定板に乗っている。準決勝戦4着で、惜しくも決勝進出とならなかった2吉田は中団をしっかり確保すればマークする9武藤とのワンツー、ここが本線になりそう。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 小岩 大介 | 90 | 大分 | 小岩 大介 90/大分 |
2 | 2 | 吉田 拓矢 | 107 | 茨城 | 吉田 拓矢 107/茨城 |
3 | 3 | 大川 剛 | 121 | 青森 | 大川 剛 121/青森 |
4 | 4 | 櫻井 正孝 | 100 | 宮城 | 櫻井 正孝 100/宮城 |
5 | 園田 匠 | 87 | 福岡 | 園田 匠 87/福岡 |
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5 | 6 | 岸澤 賢太 | 91 | 埼玉 | 岸澤 賢太 91/埼玉 |
7 | 菊地 圭尚 | 89 | 北海 | 菊地 圭尚 89/北海 |
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6 | 8 | 瀬戸 栄作 | 109 | 長崎 | 瀬戸 栄作 109/長崎 |
9 | 武藤 龍生 | 98 | 埼玉 | 武藤 龍生 98/埼玉 |
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誘導 | 戸田 康平 | 戸田 康平 |
犬伏のカマシ決まる
3日間長い距離踏んでいる9大石が先行体制に入ったところを2犬伏がスピードよくカマして叩く。9大石の抵抗で2犬伏が脚力削られれば、追走する7神田がG前交わすところも。3寺沼ー5中島の連携は3日目しっかりワンツーも決まっているので、もがき合いなら一発も。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 竹山 陵太 | 91 | 宮城 | 竹山 陵太 91/宮城 |
2 | 2 | 犬伏 湧也 | 119 | 徳島 | 犬伏 湧也 119/徳島 |
3 | 3 | 寺沼 拓摩 | 115 | 東京 | 寺沼 拓摩 115/東京 |
4 | 4 | 青森 伸也 | 87 | 福島 | 青森 伸也 87/福島 |
5 | 中島 詩音 | 119 | 山梨 | 中島 詩音 119/山梨 |
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5 | 6 | 桐山敬太郎 | 88 | 神奈 | 桐山敬太郎 88/神奈 |
7 | 神田 紘輔 | 100 | 大阪 | 神田 紘輔 100/大阪 |
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6 | 8 | 澤田 義和 | 69 | 兵庫 | 澤田 義和 69/兵庫 |
9 | 大石 剣士 | 109 | 静岡 | 大石 剣士 109/静岡 |
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誘導 | 近藤 誠二 | 近藤 誠二 |
町田の先行策からSS松浦
5町田がライン4車で番手1松浦、そのうしろには地元勢も続くので突張っての先行策になるか。4菊池の後ろが競りになっているが、突っ張られるとしても4菊池が仕掛ける。じっくり中団で脚ためられる9浅井の気配が良く見える。
4菊池が仕掛け、競り合うふたりが口空いてしまい4菊池ひとりなら5町田ハマってのパターンも考えられるか。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | 松浦 悠士 98/広島 |
2 | 2 | 佐藤慎太郎 | 78 | 福島 | 佐藤慎太郎 78/福島 |
3 | 3 | 井上 昌己 | 86 | 長崎 | 井上 昌己 86/長崎 |
4 | 4 | 菊池 岳仁 | 117 | 長野 | 菊池 岳仁 117/長野 |
5 | 町田 太我 | 117 | 広島 | 町田 太我 117/広島 |
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5 | 6 | 東 龍之介 | 96 | 神奈 | 東 龍之介 96/神奈 |
7 | 香川 雄介 | 76 | 香川 | 香川 雄介 76/香川 |
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6 | 8 | 福島 武士 | 96 | 香川 | 福島 武士 96/香川 |
9 | 浅井 康太 | 90 | 三重 | 浅井 康太 90/三重 |
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誘導 | 宮本 佳樹 | 宮本 佳樹 |
2016年の某新聞社ミスコンでグランプリをとったことをきっかけに、公営競技に携わるようになる。2017年には競輪の予想・妄想の魅力にどっぷりとハマり、とにかく飯より車券。旅打ちが好きで各地へ脚を運び、2019年には競輪場全43場を制覇。曾祖母が女賭場師だったらしいという縁もあり、自分では博才があると思い込んでいる。
オッズパークをごらんの皆さま、こんにちは。
競輪おたくの桜井奈津です。
高松競輪場ではG3玉藻杯争覇戦が開催中です。
こうしてオッズパークのコラムをかかせていただくことで、予想をするときの自分の思考が少しずつ整理されみえてくるものがあります。
私が大切にしているのが、走る選手の「心理」を考える、ということです。
まずは力関係や調子を踏まえたうえで展開を読む、これはもちろんです。それに加えて、実際には走ったことのない私たちは選手がどんな風に考え走るのかを想像・妄想するのです。動画インタビューがあればその表情や声のトーンから、あるいは新聞などの「コメント」の文章から読み取る。
しかし「コメント」に関しては非常に難しい点があると思います。
ひとつは「コメント」は選手同士もみるということ。本音を話し過ぎれば、敵に手の内を明かすことになるわけです。それは避けたいのではないでしょうか。
そしてもうひとつが、文字で伝えるには限界があるということ。どんなトーンで、一体どんな気持ちで発した言葉なのか?最近SNSでも話題となっていましたね。
きっと、言葉から想起されるイメージは人によって違うでしょう。
そこで必要になるのはきっと「読み手の想像力」。
言葉そのままではなく、普段どんな走りをしているか、今節はどんな走りで、どんなタイプの性格なのか。その要素もあわせてなにかヒントを読み取りたいと思っているのです。
さて、高松G33日目の今日は準決勝戦です。
コメントを読んでは思考や想像を巡らせ、ときに翻弄されながら、今日もなんとか当たりに近づけるよう・・一生懸命予想していきたいと思います。