カマシ決まれば犬伏-清水
綺麗な3分戦。 暑さが和らいできて先行力を取り戻してきた4野口が、2犬伏をどれだけ苦しめられるか。 今年の小松島記念で4野口の主導権を後方からあっさりと飲み込んだ2犬伏ラインに本命を打つ。 ただ初日松浦が口が空いたように、2犬伏のカマシに3番手が付いて行くのは至難の業。 3着は3守澤に絞る。 面白いのはジャン過ぎに早めに2犬伏が巻き返した時の3守澤のドンピシャのブロック。 そこを止めきれれば東日本の独占もありそうだ。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 山口 敦也 | 113 | 佐賀 | 山口 敦也 113/佐賀 |
2 | 2 | 犬伏 湧也 | 119 | 徳島 | 犬伏 湧也 119/徳島 |
3 | 3 | 守澤 太志 | 96 | 秋田 | 守澤 太志 96/秋田 |
4 | 4 | 野口 裕史 | 111 | 千葉 | 野口 裕史 111/千葉 |
5 | 中本 匠栄 | 97 | 熊本 | 中本 匠栄 97/熊本 |
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5 | 6 | 兼本 将太 | 117 | 熊本 | 兼本 将太 117/熊本 |
7 | 佐々木雄一 | 83 | 福島 | 佐々木雄一 83/福島 |
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6 | 8 | 西岡 拓朗 | 97 | 広島 | 西岡 拓朗 97/広島 |
9 | 清水 裕友 | 105 | 山口 | 清水 裕友 105/山口 |
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誘導 | 榊原 洋 | 榊原 洋 |
自力自在コメントの松浦
自力だけではなく自在も付けた1松浦。
北日本と近畿のもがき合いを誘発させる可能性もあるが、ここは7新山の番手を狙いにいくのではないか。
長引けば近畿に展開が向くが先行力ではやはり7新山。
番手奪取から9山下を連れ込むとみた。
対戦成績では分が悪いが今年の静岡記念では7新山のカマシを交わしている3永澤。
差し目も狙ってみたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | 松浦 悠士 98/広島 |
2 | 2 | 村上 博幸 | 86 | 京都 | 村上 博幸 86/京都 |
3 | 3 | 永澤 剛 | 91 | 青森 | 永澤 剛 91/青森 |
4 | 4 | 石丸 寛之 | 76 | 岡山 | 石丸 寛之 76/岡山 |
5 | 高久保雄介 | 100 | 京都 | 高久保雄介 100/京都 |
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5 | 6 | 上杉 嘉槻 | 119 | 福井 | 上杉 嘉槻 119/福井 |
7 | 新山 響平 | 107 | 青森 | 新山 響平 107/青森 |
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6 | 8 | 飯田 辰哉 | 72 | 千葉 | 飯田 辰哉 72/千葉 |
9 | 山下 一輝 | 96 | 山口 | 山下 一輝 96/山口 |
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誘導 | 近藤 範昌 | 近藤 範昌 |
古性頭の鉄板レース
2日目は7番手から捲って快勝の2古性。 寛仁親王杯を自力で制したように横でも縦でも隙はない。 マーク9稲川の連係相性も抜群でここは大阪ラインのワンツーが濃厚だ。 怖いのは4荻原。 本命相手にすんなりのレースをさせない印象で2古性を苦しめる展開ならば山陽ラインも少しだけ抑えておきたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 吉澤 純平 | 101 | 茨城 | 吉澤 純平 101/茨城 |
2 | 2 | 古性 優作 | 100 | 大阪 | 古性 優作 100/大阪 |
3 | 3 | 久保田泰弘 | 111 | 山口 | 久保田泰弘 111/山口 |
4 | 4 | 荻原 尚人 | 89 | 宮城 | 荻原 尚人 89/宮城 |
5 | 取鳥 雄吾 | 107 | 岡山 | 取鳥 雄吾 107/岡山 |
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5 | 6 | 佐伯 翔 | 97 | 福島 | 佐伯 翔 97/福島 |
7 | 笠松 信幸 | 84 | 愛知 | 笠松 信幸 84/愛知 |
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6 | 8 | 太田 龍希 | 117 | 埼玉 | 太田 龍希 117/埼玉 |
9 | 稲川 翔 | 90 | 大阪 | 稲川 翔 90/大阪 |
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誘導 | 三宅 達也 | 三宅 達也 |
競輪の楽しみ方というのは千差万別だと思いますが、1つはメンバーが出揃った時に
自分の頭の中で、どういう並びになるんだろうと予想することじゃないでしょうか。
今回の決勝戦。
近畿勢と中四国勢がそれぞれ4人勝ち上がってきました。
並び予想でワクワクされた方も多いと思います。
その中で中四国は一枚岩で結束し、
近畿は大阪と京都に分かれました。
そんな決勝戦ですが、
10レースと11レースもメンバーが出た時の
『どうなるんだろう』と
こちらも相当悩みました。
決勝でがっつり勝負する為にも
なんとか当たりをつけたいところ。
清水裕友選手が6連覇なるのか。
中四国勢の絆に注目したいと思います。
展開有利は伊藤颯馬。
ここは5伊藤からすると駆けやすいメンバー構成となった。
今節はここまで捲りを放っているが、ここは早駆けをする相手も見当たらないため
好機を見極めて一気のスパートとみた。
マーク7山口へのワンツーを本線とする。
ただ、やはりこの7山口の位置が2永澤辺りに狙われる可能性も視野にいれ
1阿竹の縦足も抑えておきたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 阿竹 智史 | 90 | 徳島 | 阿竹 智史 90/徳島 |
2 | 2 | 永澤 剛 | 91 | 青森 | 永澤 剛 91/青森 |
3 | 3 | 阪本 和也 | 115 | 長崎 | 阪本 和也 115/長崎 |
4 | 4 | 伊勢崎彰大 | 81 | 千葉 | 伊勢崎彰大 81/千葉 |
5 | 伊藤 颯馬 | 115 | 沖縄 | 伊藤 颯馬 115/沖縄 |
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5 | 6 | 佐伯 翔 | 97 | 福島 | 佐伯 翔 97/福島 |
7 | 山口 敦也 | 113 | 佐賀 | 山口 敦也 113/佐賀 |
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6 | 8 | 西岡 拓朗 | 97 | 広島 | 西岡 拓朗 97/広島 |
9 | 山形 一気 | 96 | 徳島 | 山形 一気 96/徳島 |
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誘導 | 井上 剛 | 井上 剛 |
怖いのは飯野の先行。
一見すると3川口が受動権を握りやすいメンバーとなったが、
このような番組で怖いのが7飯野の一発。
元々先行して番手の選手を勝たせるのが非常に上手いレーサーで、
勝ち上がりの関係のない最終日であれば思い切った仕掛けを打ってくるのではないか。
番手の1守澤が7飯野を残してのワンツーを本線に突き抜けも狙っていきたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 守澤 太志 | 96 | 秋田 | 守澤 太志 96/秋田 |
2 | 2 | 山下 一輝 | 96 | 山口 | 山下 一輝 96/山口 |
3 | 3 | 川口 聖二 | 103 | 岐阜 | 川口 聖二 103/岐阜 |
4 | 4 | 宿口 潤平 | 91 | 埼玉 | 宿口 潤平 91/埼玉 |
5 | 久保田泰弘 | 111 | 山口 | 久保田泰弘 111/山口 |
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5 | 6 | 藤岡 隆治 | 98 | 徳島 | 藤岡 隆治 98/徳島 |
7 | 飯野 祐太 | 90 | 福島 | 飯野 祐太 90/福島 |
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6 | 8 | 石丸 寛之 | 76 | 岡山 | 石丸 寛之 76/岡山 |
9 | 笠松 信幸 | 84 | 愛知 | 笠松 信幸 84/愛知 |
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誘導 | 近藤 範昌 | 近藤 範昌 |
清水の記録は続いていく。
冒頭にも触れたが中四国は4車でのまとまり。
4番手を3松浦が固めるという何とも豪華な結束となった。
初日のレースを見ても分かるように5犬伏のダッシュ力は相当なもの。
前受けから下げてのレースになるとラインがバラバラになってしまう可能性もないとは言い難いため、
ここは前から全ツッパのレースとなっていくのではないか。
庇い過ぎると間違いなく7古性が飛んでくるので、迷うことなく6取鳥が縦に踏み
ゴール前で1清水が逆転とみた。
ただ、近年の防府記念でもあったが勝ちを意識するあまり1清水が早めに縦に踏んでしまう可能性もあるので
相手を6取鳥だけではなく3松浦や7古性も入れて狙っていきたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 清水 裕友 | 105 | 山口 | 清水 裕友 105/山口 |
2 | 2 | 稲川 翔 | 90 | 大阪 | 稲川 翔 90/大阪 |
3 | 3 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | 松浦 悠士 98/広島 |
4 | 4 | 高久保雄介 | 100 | 京都 | 高久保雄介 100/京都 |
5 | 犬伏 湧也 | 119 | 徳島 | 犬伏 湧也 119/徳島 |
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5 | 6 | 取鳥 雄吾 | 107 | 岡山 | 取鳥 雄吾 107/岡山 |
7 | 古性 優作 | 100 | 大阪 | 古性 優作 100/大阪 |
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6 | 8 | 中本 匠栄 | 97 | 熊本 | 中本 匠栄 97/熊本 |
9 | 村上 博幸 | 86 | 京都 | 村上 博幸 86/京都 |
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誘導 | 三宅 達也 | 三宅 達也 |
広島出身でカープを誰よりも愛するのにメガネは白か黒。オッズパークLIVEでおなじみのアンダーパー藤原氏と双子じゃないか?という噂もあるくらい瓜二つ。特技は3連複5車ボックスで外すこと。ちなみに本業は実況アナウンサー
今回は玉野競輪場を舞台に周防国府杯争奪戦が行われています。
防府記念といえばなんといっても清水裕友選手。
前人未到の地元記念5連覇。
今年は6連覇がかかります。
『地元だけは絶対に』という選手が多い中、特に清水選手はこの意識を強く感じます。
ただ、今年は走り慣れた防府競輪場ではなく
玉野競輪場。
防府記念という名前ではあるものの
玉野に舞台を移したことでマイナスの影響もあるんじゃないか、と開催前には思ってしまいました。
しかし初日は犬伏選手を追走し、
そして2日目は取鳥選手マークから抜け出しての連勝ゴール。
清水選手の状態はもちろんのこと
前を走る選手も清水選手の思いを分かってのレースのような気がして、
改めてラインのある競輪というスポーツは良いものだなと感じました。
郡司選手の落車は残念ですが、
好メンバー揃った準決勝もお楽しみください。