水都大垣杯　著名人予想

『井上さんがイケ！って言いましたけど、まだ早いなと思って仕掛けませんでした！』

オリンピックのシルバーメダリスト！
九州が誇る天才、井上昌己の指示をスカし、そして、それをあっけらかんとインタビューで口にするんですから、岩谷拓磨。115期の25歳でなかなか大した男です。

素直さと頑固さのバランスがとても優れているとでも言うのでしょうか。

何でもかんでも上の指示通りに動く、イエスマンではなく、ここだ！と思ったところは譲らない。そういった部分も一皮剥けるためにはきっと必要なんでしょう。さすが、あの吉岡稔真さんのお弟子さん。デビュー前から相当なメンタルトレーニングを積んだに違いありません！笑

そういった意味でいくと、デビューから一気にスターへの道を駆け上がり、今や大垣のエースとしての地位を不動のものにした山口拳矢選手も、同じようなことが言えるかも知れません。

山口拳矢選手の走りに賛否両論が渦巻いた時期がありましたが、そういった議論が巻き起こること自体が山口選手にとって魅力と言えるかも知れません。だからといって、物腰は柔らかで、インタビューの受け答えもとても丁寧。

素直さと頑固さのバランスが優れていると言ってもいいかもしれませんね。

そして、とても大切なのは
この頑固さの質だと思うわけですよ。頑固と一言で言いましても、単なる意固地ではいけません。要は、自分の信念に伴うものなのかどうか？ということになるわけですね。

信念があるからこそ、イエスマンにはならない。そして芯の通った男ってのはやっぱり人を惹きつける魅力があるんですよ。

何でもかんでも空気を読まないといけない、という風潮が強くなってるなぁと感じる昨今。井上昌己の指示をスカす若者が決勝に駒を進め、競輪界に賛否両論を巻き起こした、地元の若武者も同じように勝ち上がってきました。

そして、インタビューを見ていると、全く空気を読もうという意識は何も感じない‥笑

古性選手も堂々たる戦いぶりで順当に。そして、様々なことを模索しながら、まだまだ上を目指す意識の強い平原選手も万全ではない中、ここまでやってきました。

いやぁ‥
今日の決勝戦は、競輪界の各世代を代表する
芯が一筋通った男達の頂上決戦！単にネームバリューというだけではなく、走りのスタイルが特徴的で、とても魅力のある選手が揃いましたね。

果たして、誰の信念が頂への道を切り拓くのか？今日は疲れをしっかり取って、あと一日司会進行を勤め上げますので！大垣記念最終日もよろしくお願いいたします〜。