ここなら山口がキッチリと!
連日、位置は奪えているものの、キレ自体はもう一息といった印象の地元1山口。久々の実戦ということも影響しているのか?去年の快進撃から比べると、なかなか強く推せないというのが正直なところ。ただ、初日は森田と平原が相手。そして、昨日は佐々木悠がドンピシャのカマしだった。この2日に比べると、相手がかなり軽くなっているので、何とかここなら地元で決めてくれるのでは、と期待したい。実際、この構成で主導権を握りそうな3土生は初日、佐々木悠にアッサリ叩かれている。今日もしっかりと位置を確保して、まずは7長尾と決めるところを厚く。そして、筋違いは気配良好な9山崎に2永澤。あまり手を広げる訳にはいかない車券なので、できるだけ絞って勝負したい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 山口 拳矢 | 117 | 岐阜 | 山口 拳矢 117/岐阜 |
2 | 2 | 永澤 剛 | 91 | 青森 | 永澤 剛 91/青森 |
3 | 3 | 土生 敦弘 | 117 | 大阪 | 土生 敦弘 117/大阪 |
4 | 4 | 宮越 孝治 | 82 | 富山 | 宮越 孝治 82/富山 |
5 | 村田 雅一 | 90 | 兵庫 | 村田 雅一 90/兵庫 |
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5 | 6 | 石川 裕二 | 99 | 茨城 | 石川 裕二 99/茨城 |
7 | 長尾 拳太 | 103 | 岐阜 | 長尾 拳太 103/岐阜 |
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6 | 8 | 二藤 元太 | 95 | 静岡 | 二藤 元太 95/静岡 |
9 | 山崎 芳仁 | 88 | 福島 | 山崎 芳仁 88/福島 |
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誘導 | 藤原 誠 | 藤原 誠 |
平原が余裕の抜け出し!問題は…
初日に続いて7森田との連携になった1平原。初日は郡司の仕掛けが見えたこともあって、前に踏む展開になったが、今日は1平原が7森田をしっかり残せるかどうか?これが最重要ポイントになってくるだろう。まずは、7森田のはやる気持ちを抑えつつ、車間をしっかり斬って、という展開になるのはほぼ間違いなさそう。ただ、昨日怒涛の勢いで飛んできた2岩本に5阿竹の位置次第だが、やはり3池田の伸びも気になるところ。スジプラス、関東ハサミ車券も考えて狙ってみたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 平原 康多 | 87 | 埼玉 | 平原 康多 87/埼玉 |
2 | 2 | 岩本 俊介 | 94 | 千葉 | 岩本 俊介 94/千葉 |
3 | 3 | 池田 憲昭 | 90 | 香川 | 池田 憲昭 90/香川 |
4 | 4 | 東 龍之介 | 96 | 神奈 | 東 龍之介 96/神奈 |
5 | 阿竹 智史 | 90 | 徳島 | 阿竹 智史 90/徳島 |
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5 | 6 | 坂本 周輝 | 100 | 青森 | 坂本 周輝 100/青森 |
7 | 森田 優弥 | 113 | 埼玉 | 森田 優弥 113/埼玉 |
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6 | 8 | 山下 渡 | 91 | 茨城 | 山下 渡 91/茨城 |
9 | 飯野 祐太 | 90 | 福島 | 飯野 祐太 90/福島 |
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誘導 | 川口 聖二 | 川口 聖二 |
力上位は郡司だが…
昨日は完全に流れが向いて、前をしっかりと捲りきった7郡司。調子も上向きで、ここも圧倒的支持を集めるのは間違いないだろう。ただ、ここに関しては3佐々木の先行力が何とも気になる。今節の勢いは本物で、ここ、比較的自分のイメージで先手が取れるのでは?という構成になった。2山田は何としても中団確保が絶対条件になるだろう。7郡司より前にいなければとにかく勝負にならない。ならば7郡司としては難しいレースになってくる。関東勢先行の中団に2山田、そして7郡司が後ろならもしかすると?というところに少し期待してみたい。関東勢に7郡司、そして2山田を絡める車券で少しつくところを狙ってみる。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 菊地 圭尚 | 89 | 北海 | 菊地 圭尚 89/北海 |
2 | 2 | 山田 久徳 | 93 | 京都 | 山田 久徳 93/京都 |
3 | 3 | 佐々木悠葵 | 115 | 群馬 | 佐々木悠葵 115/群馬 |
4 | 4 | 山口 富生 | 68 | 岐阜 | 山口 富生 68/岐阜 |
5 | 芦澤 辰弘 | 95 | 茨城 | 芦澤 辰弘 95/茨城 |
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5 | 6 | 津村洸次郎 | 101 | 福岡 | 津村洸次郎 101/福岡 |
7 | 郡司 浩平 | 99 | 神奈 | 郡司 浩平 99/神奈 |
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6 | 8 | 河村 雅章 | 92 | 東京 | 河村 雅章 92/東京 |
9 | 大森 慶一 | 88 | 北海 | 大森 慶一 88/北海 |
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誘導 | 山口 泰生 | 山口 泰生 |
大人になってジャングルジムのてっぺんに登ってみたら、あまりにも子供の頃と違う感覚で驚いた経験ありませんか?
この感覚の差は何なのか。
やっぱり最大の違いは高さの感覚ですね。
幼い時は雲の上まで登り詰めたような高揚感があったのですが、大人になるとそれが全く失われ、高揚感もなければ登り詰めたという達成感もありません。
だから今となっては、公園にそびえ立つ四角い要塞を見て、あの頃のように胸が踊ることもなければ、恐怖を感じる事もありません。
単なる子供の遊具であり、それ以上でもそれ以下でもない存在です。
しかし、これが高さ5000メートルのジャングルジムだとしたらどうでしょう?
富士山よりも高いジャングルジムを目にしたら、恐怖を感じるはずです。
しかし、心のどこかで一度はこの頂に立ってみたい!そんな衝動に駆られるかもしれません。いや、駆られることは間違いないでしょう。
そう。物事は難しいからこそ面白い。
時に怖気づきそうになる葛藤と向き合うからこそ、その挑戦に価値が生まれるのです。
インタビューで相手の雰囲気を探りながら適切な質問をチョイスすることも、車券で大穴を狙いにいくことも、そして選手がレースの中で勝利を目指して戦うことも。
継続して興味を持ち続けていられるのは、きっと、どれもこれも奥が深くて簡単には攻略できないからなのでしょう。
今回、大垣記念で連日人気になっている
平原選手や郡司選手にお話を伺うと
いつも自分のレースと真摯に向き合い
昨日の自分よりも、少しでも前へ、という意識を非常に強く感じます。
そして、昨日も少し書きましたが
自分が勝つだけではなく、ラインで決める為に何が必要なのか?どうすれば、若い選手を残せるのか?非常に高い次元でレースを捉えているように感じます。
しかし、それだけ考えて考えて
努力しても決まらない。
確かに準決勝の森田選手に関しては失格だったので、やむを得ない部分はあるのですが、それでも仕方なかったで終わるのではなく、その中でもっとできることがあったんじゃないか?という事をひたすら平原選手なんかは考え続けているのではないかと感じます。
そして、森田選手と勝ち上がれなかった結果、平原選手が前で戦う決勝戦になり
郡司選手、山口拳矢選手とも条件が同じになりました。
決勝戦、予想の難易度はこれで間違いなく上がったと言っていいでしょう。
果たして軸をどこに据えるのか?
トップレーサー達が目指すジャングルジムの高さには到底及びもしませんが、今の私にとっては非常に難解で、そこそこ高めの…
頂の見えない
予想というジャングルジムに今日も立ち向かっていきたいと思います。
大垣記念4日目、メインは決勝戦です!
叩き合いを捲るのは果たして…
3日目にしてようやく自分のレースができた4竹内。やはり4竹内は主導権を握ってこそ、という選手でありここも二車とはいえ、後ろは師匠の3山口なら先行基本の組み立てになるのはまず、間違いないと見ていいだろう。ただ、今節かなり意欲的に攻めていて気になるのが2黒沢。3日目のアクシデントでスッキリしない部分はあるかもしれないが、それでもしっかり逃げて2着には残った。やはり、相手が4竹内であろうと強気にいく可能性は高いのでは?となると、前団もつれて捲りが…という展開にどうしても目がいってしまう。そしてそうなるとやはり京都勢になってくるのだが、1山田も後ろが9川村なら勝負が多少早めになりそうで、そうなってくるとラスト8坂本にワンチャンスあるのでは?というところに期待したくなる。基本、京都両者が軸にはなるのだが、そこに青森両者、プラス2黒沢にのる5近藤の縦足まで絡めて少しつくところも狙ってみたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 山田 久徳 | 93 | 京都 | 山田 久徳 93/京都 |
2 | 2 | 黒沢 征治 | 113 | 埼玉 | 黒沢 征治 113/埼玉 |
3 | 3 | 山口 富生 | 68 | 岐阜 | 山口 富生 68/岐阜 |
4 | 4 | 竹内 雄作 | 99 | 岐阜 | 竹内 雄作 99/岐阜 |
5 | 近藤 保 | 95 | 千葉 | 近藤 保 95/千葉 |
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5 | 6 | 佐川 翔吾 | 94 | 大阪 | 佐川 翔吾 94/大阪 |
7 | 永澤 剛 | 91 | 青森 | 永澤 剛 91/青森 |
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6 | 8 | 坂本 周輝 | 100 | 青森 | 坂本 周輝 100/青森 |
9 | 川村 晃司 | 85 | 京都 | 川村 晃司 85/京都 |
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誘導 | 藤原 誠 | 藤原 誠 |
単騎二人の絡みは魅力大!
昨日、近藤の捲りを差し切った8伊勢崎。ここは単騎戦で、さすがに自分で動く脚はなさそうだが、7佐々木ラインの3番手あたりをしっかりは確保できそうで、そうなると車券的には非常に面白くなってくる。同様に6津村も流れ一本のところはあるのだが、全くのノーチャンスとも言えない構成になったように感じている。意欲的に攻めている7佐々木の残り目に、今節の感じだと9山下が差すのは難しそうで、関東勢の車券は押し切りに絞れる。あとは4土生次第にはなってくるが1山崎の浮上の可能性もあるだろう。アタマは7佐々木か1山崎に決めて、そこに単騎の二人を絡めつつ高配当を狙いたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 山崎 芳仁 | 88 | 福島 | 山崎 芳仁 88/福島 |
2 | 2 | 成田 健児 | 75 | 神奈 | 成田 健児 75/神奈 |
3 | 3 | 坂口 晃輔 | 95 | 三重 | 坂口 晃輔 95/三重 |
4 | 4 | 土生 敦弘 | 117 | 大阪 | 土生 敦弘 117/大阪 |
5 | 守澤 太志 | 96 | 秋田 | 守澤 太志 96/秋田 |
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5 | 6 | 津村洸次郎 | 101 | 福岡 | 津村洸次郎 101/福岡 |
7 | 佐々木悠葵 | 115 | 群馬 | 佐々木悠葵 115/群馬 |
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6 | 8 | 伊勢崎彰大 | 81 | 千葉 | 伊勢崎彰大 81/千葉 |
9 | 山下 渡 | 91 | 茨城 | 山下 渡 91/茨城 |
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誘導 | 川口 聖二 | 川口 聖二 |
早めに勝負にいけるなら…郡司になるのでは??
地区のバランスも取れていて、非常に個人的には面白くなったと感じている決勝戦。ここで重要なポイントは誰が早めに動けるか?という部分。地元の1山口はやはり勝ちにいく組み立てになるだろうし、そうなってくるとやはり遅めの捲り追い込みになる公算が高い。ただ、去年のいいときに比べるとやはり重く感じるところもあり、本命にはなかなか推し辛い。一方の5平原だが…ここも後ろが6石川だと役不足は正直否めず、逃げる選択肢はどうみても得策とは思えない。となると、いくのは北日本か南関かということになるのだが…4飯野も今はそこまで長い距離で勝負できる航続距離がある訳でもなく、いったとて、2菊地に番手捲りの脚があるわけでもないので、さすがにそこまで強気に攻めるとも考えにくい。となると、最も腹を括れるのは3郡司以外にいない。2日目、3日目としっかりバックをとって押し切っているし、何より後ろが7岩本ならば、3郡司が積極的に動き、仮に7岩本が優勝しても今後メリットが大いにあるだろう。なので、3郡司先行と決め打って、7岩本の優勝!アタマ固定の車券で勝負したい。もちろん粘っても3郡司2着は基本だが、7岩本の気持ちがはやって3郡司を抜きすぎてしまう、という恐れがないわけではない。その時に絡んできそうなのは、やはり力の5平原、そして4飯野次第だが2菊地あたりになってくる。点数絞って、強気に、ここを勝負レースに据えてみる
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 山口 拳矢 | 117 | 岐阜 | 山口 拳矢 117/岐阜 |
2 | 2 | 菊地 圭尚 | 89 | 北海 | 菊地 圭尚 89/北海 |
3 | 3 | 郡司 浩平 | 99 | 神奈 | 郡司 浩平 99/神奈 |
4 | 4 | 飯野 祐太 | 90 | 福島 | 飯野 祐太 90/福島 |
5 | 平原 康多 | 87 | 埼玉 | 平原 康多 87/埼玉 |
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5 | 6 | 石川 裕二 | 99 | 茨城 | 石川 裕二 99/茨城 |
7 | 岩本 俊介 | 94 | 千葉 | 岩本 俊介 94/千葉 |
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6 | 8 | 大森 慶一 | 88 | 北海 | 大森 慶一 88/北海 |
9 | 村田 雅一 | 90 | 兵庫 | 村田 雅一 90/兵庫 |
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誘導 | 山口 泰生 | 山口 泰生 |
1972年5月17日生。関西・名古屋などでFMのDJを経て、競輪の実況アナウンサーへ。実況歴は18年。最近はミッドナイト競輪in小倉を中心に活動中。番組内では「芸術的なデス目予想」といういいのか悪いのかよく分からない評価を視聴者の方から頂いている。
部下のヤル気スイッチがどこにあるのか分からず、組織がうまく機能しない。
「どうしたら、あいつはその気になってくれるんだろう」
上司になれば、そんな悩みを抱える事が度々出てきます。昔は叱り飛ばして、とにかく気合で何とかしろ!みたいな人もたくさんいましたが…今の時代にそれをやってしまうと完全にパワハラオヤジになってしまいます。
だからといって、とにかく褒めて伸ばしてヤル気を出させよう!としても、闇雲に褒めればいいというものでもありません。
やっぱり大切なのは、若い人の頑張りをしっかり認めた上で、仕事を任せ、そして上司はそれを全力でバックアップしてあげること!
と、この手のビジネス本にはだいたいそんな事が書いてあります。
「黒沢くんの感性に任せて走ってもらってたんで、何も言うことはありません。僕自身、精一杯やれることはやったんですが…」
黒沢選手とワンツーは決まらなかったんですが、この平原選手の姿勢こそが若手選手、いわゆる部下のヤル気スイッチを押していくんでしょうね。
競輪選手2022年理想の上司ランキング、堂々の第一位になること間違いないでしょう。
ただ、初日も昨日も
ワンツーは決まっていません。
今日こそ、森田選手をしっかりと残せるのかどうか??
理想の上司の手綱捌きに注目して見ていこうではありませんか!