荒井に絶好の流れが
連日の1山口の仕掛けから考えて、西の4人のラインに準決勝で向かっていくとは思いにくい。そして2宿口も同様。となるとやはり3嘉永が主導権を握り、そして、そうなると9荒井に流れが向くのが自然な展開だろう。競り合いもなさそうで、9荒井の気配も変わらず良好。グランプリへ向けて少しでも賞金を積み上げておきたい、というところもある。ならば、ココはやはり9荒井のアタマを固定して。ただ、実に相手が難しい。3嘉永の残りは必要だが、3番手の6稲吉よりは4番手の7三宅に触手が動く。あと、やはり後方から1山口が飛んでくるところも必要だしヒモ穴なら2宿口にのる5久木原の突っ込みは必要。9荒井からうまく流して狙っていく。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 山口 拳矢 | 117 | 岐阜 | 山口 拳矢 117/岐阜 |
2 | 2 | 宿口 陽一 | 91 | 埼玉 | 宿口 陽一 91/埼玉 |
3 | 3 | 嘉永 泰斗 | 113 | 熊本 | 嘉永 泰斗 113/熊本 |
4 | 4 | 小堺 浩二 | 91 | 石川 | 小堺 浩二 91/石川 |
5 | 久木原 洋 | 97 | 埼玉 | 久木原 洋 97/埼玉 |
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5 | 6 | 稲吉 悠大 | 92 | 福岡 | 稲吉 悠大 92/福岡 |
7 | 三宅 達也 | 79 | 岡山 | 三宅 達也 79/岡山 |
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6 | 8 | 岡 光良 | 94 | 埼玉 | 岡 光良 94/埼玉 |
9 | 荒井 崇博 | 82 | 佐賀 | 荒井 崇博 82/佐賀 |
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誘導 | 大庭 正紀 | 大庭 正紀 |
実績で平原が断然だが…
ここならやはり7平原が断然なのだが、それほど普段積極的に動いていない1佐々木が果敢に仕掛けてうまくいくか?と言われるとこのメンバーでは疑問符がついてしまう。何より冒頭で書いたように3竹内の気配がいいので、なかなか叩けるとも思えない。となると、ここで狙ってみたいのは大阪勢。特に4土生のスピードは大きな魅力で、1佐々木が仕掛けに迷うようなら、そこを一気に叩いてしまうところに期待したい。相手はもちろん筋の9神田だが、やはり外せないのは7平原。大阪勢に7平原を絡めたボックス車券を勝負目に、混戦時の5和田を加えたフォーメーションで勝負してみる。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 佐々木悠葵 | 115 | 群馬 | 佐々木悠葵 115/群馬 |
2 | 2 | 大槻 寛徳 | 85 | 宮城 | 大槻 寛徳 85/宮城 |
3 | 3 | 竹内 雄作 | 99 | 岐阜 | 竹内 雄作 99/岐阜 |
4 | 4 | 土生 敦弘 | 117 | 大阪 | 土生 敦弘 117/大阪 |
5 | 和田 圭 | 92 | 宮城 | 和田 圭 92/宮城 |
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5 | 6 | 森川 大輔 | 92 | 岐阜 | 森川 大輔 92/岐阜 |
7 | 平原 康多 | 87 | 埼玉 | 平原 康多 87/埼玉 |
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6 | 8 | 根本 哲吏 | 97 | 秋田 | 根本 哲吏 97/秋田 |
9 | 神田 紘輔 | 100 | 大阪 | 神田 紘輔 100/大阪 |
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誘導 | 松崎 貴久 | 松崎 貴久 |
問答無用で渡部を本命に!
二次予選で平原にガツンといった気迫といい、近況の伸び脚といいここのところの7渡部の動きが素晴らしい。2吉澤が後手に回ることはここで考えにくいし、富山は意外と直線が長く7渡部にチャンスは十分あるだろう。ここは7渡部の連絡み固定で強気に勝負したい。あと、やはり車券的に外せないのは1松浦。1松浦と7渡部の二人軸で、できるだけ点数を絞って狙ってみる。相手は、2吉澤、あとは8志田が果敢に攻めた時の3稲垣あたりか。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | 松浦 悠士 98/広島 |
2 | 2 | 吉澤 純平 | 101 | 茨城 | 吉澤 純平 101/茨城 |
3 | 3 | 稲垣 裕之 | 86 | 京都 | 稲垣 裕之 86/京都 |
4 | 4 | 小岩 大介 | 90 | 大分 | 小岩 大介 90/大分 |
5 | 小倉 竜二 | 77 | 徳島 | 小倉 竜二 77/徳島 |
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5 | 6 | 金ヶ江勇気 | 111 | 佐賀 | 金ヶ江勇気 111/佐賀 |
7 | 渡部 幸訓 | 89 | 福島 | 渡部 幸訓 89/福島 |
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6 | 8 | 志田 龍星 | 119 | 岐阜 | 志田 龍星 119/岐阜 |
9 | 小川 勇介 | 90 | 福岡 | 小川 勇介 90/福岡 |
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誘導 | 北野 武史 | 北野 武史 |
たまに神の啓示を受けたように、レースを見ていてビビビッとくるときがあります。
『おおっ!この選手、めちゃくちゃ伸びてるじゃないか!こんなに切れ味が抜群ならきっと明日も間違いない。よし!こうなったら今節はどこまでも追いかけるぞ。展開不問や!展開不問!』
勝負のキラーワード、展開不問。
追い込み選手に全幅の信頼を置き、強気に勝負にいく時の合言葉です。
だって展開不問で狙うんですから。
そんな私が太鼓判を押して狙いたい
展開不問男!その名は渡部幸訓。
最近の気配は凄まじく、冴え渡る追い込みの切れ味。的確なコース取り。更にレースの中から伝わる鬼神のような気迫。どれをとっても頼もしいことこの上なし!
佐藤慎太郎と守澤太志。この北の追い込みツートップであるSS戦士に、もうすぐ肩を並べてもおかしくないのではないか!と思わせる近況の安定感。やはり、展開不問!展開不問で狙うしかないのです。
しかし
しかし、昨日の最終レース。
赤板ホームで渡部選手が目標にしていた吉澤選手が8番手になり、松浦選手の動きに乗って上がったタイミングで…
内に小岩選手がいるなんて!
そして、あんなに小岩選手が渡部選手に激しくブロックするなんて!
そして、私はこうボヤいてしまうのです。
『渡部、展開不問で狙ってみたけどさぁ。
展開悪かったよね、これはアカンわ』
何とアホ丸出しなフレーズなんでしょう。
重度の健忘症なのかも知れません。
しかし、富山記念最終日も…
私はこのフレーズを口にするのです。
【本日の10レース予想につづく】
蒔田の一撃に期待!
今節、非常に強気な攻めが印象的な3石井。この構成なら主導権基本の組み立てになってくるだろう。そうなれば展開は7大槻、そしてもしかすると8尾形までチャンスはあり得る。しかし、それ以上に狙ってみたいのが単騎の4蒔田。今節の動きは決して悪くないし、もしかすると単騎でカマして粘り込むところまであるかもしれない。そこに期待して狙ってみる。4蒔田、7大槻、8尾形、この3人の車券を勝負目に、3石井の前残り、あとは単騎同士で5神田が絡むところも少し考えて。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 小川 勇介 | 90 | 福岡 | 小川 勇介 90/福岡 |
2 | 2 | 久木原 洋 | 97 | 埼玉 | 久木原 洋 97/埼玉 |
3 | 3 | 石井 洋輝 | 115 | 福島 | 石井 洋輝 115/福島 |
4 | 4 | 蒔田 英彦 | 93 | 千葉 | 蒔田 英彦 93/千葉 |
5 | 神田 紘輔 | 100 | 大阪 | 神田 紘輔 100/大阪 |
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5 | 6 | 白岩 大助 | 84 | 埼玉 | 白岩 大助 84/埼玉 |
7 | 大槻 寛徳 | 85 | 宮城 | 大槻 寛徳 85/宮城 |
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6 | 8 | 尾形 鉄馬 | 107 | 宮城 | 尾形 鉄馬 107/宮城 |
9 | 小岩 大介 | 90 | 大分 | 小岩 大介 90/大分 |
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誘導 | 大庭 正紀 | 大庭 正紀 |
展開不問で渡部幸訓を!
とにかく、今の9渡部は展開不問で狙うしかない。昨日はあまりにもツキのない流れだったが、それでも何も私の中では評価は変わらない。強気に軸に据えてみる。あと、自力で魅力あるのはやはり3岩本。波のあるのが怖いところだが、それでもここなら、好機のスパートで粘り込むところは必ず抑えておきたい。あとは3岩本が早めなら8大塚。そして、道中の判断が冴えている7笠松の突っ込み、更に9渡部にのる2三宅の絡みまで。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 山岸 佳太 | 107 | 茨城 | 山岸 佳太 107/茨城 |
2 | 2 | 三宅 達也 | 79 | 岡山 | 三宅 達也 79/岡山 |
3 | 3 | 岩本 俊介 | 94 | 千葉 | 岩本 俊介 94/千葉 |
4 | 4 | 根本 哲吏 | 97 | 秋田 | 根本 哲吏 97/秋田 |
5 | 山形 一気 | 96 | 徳島 | 山形 一気 96/徳島 |
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5 | 6 | 岡 光良 | 94 | 埼玉 | 岡 光良 94/埼玉 |
7 | 笠松 信幸 | 84 | 愛知 | 笠松 信幸 84/愛知 |
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6 | 8 | 大塚 玲 | 89 | 神奈 | 大塚 玲 89/神奈 |
9 | 渡部 幸訓 | 89 | 福島 | 渡部 幸訓 89/福島 |
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誘導 | 松崎 貴久 | 松崎 貴久 |
松浦がチャンスを逃さずに!
関東は4和田まで続いて分厚いライン。となると、やはり9吉澤が果敢に攻めて、というのがまず思い浮かんでくる展開だが、9吉澤がそれほど捨て身でいって7宿口が発進というのも見えづらい、というか、7宿口の番手というのが結構不安、というのが正直なところ。そのあたり抜け目のないのが5松浦。今節、早めに動いて粘れているし、気配はかなり良さそう。前々踏む中で、5松浦なら7宿口を捌いてしまうことも可能だろう。加えて、3小倉も上向きの印象で、準決勝、ブロックして内を締める!あのあたりはもはや芸術の域と言ってもいいくらいに冴えている。どうも関東は分裂の恐れがあり、軸は中四国に据えてみる。しかし、それでも1平原は外せないし、あとは8山口の一撃が面白くなってくるだろう。2荒井は3着までの評価で。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 平原 康多 | 87 | 埼玉 | 平原 康多 87/埼玉 |
2 | 2 | 荒井 崇博 | 82 | 佐賀 | 荒井 崇博 82/佐賀 |
3 | 3 | 小倉 竜二 | 77 | 徳島 | 小倉 竜二 77/徳島 |
4 | 4 | 和田 圭 | 92 | 宮城 | 和田 圭 92/宮城 |
5 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | 松浦 悠士 98/広島 |
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5 | 6 | 竹内 雄作 | 99 | 岐阜 | 竹内 雄作 99/岐阜 |
7 | 宿口 陽一 | 91 | 埼玉 | 宿口 陽一 91/埼玉 |
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6 | 8 | 山口 拳矢 | 117 | 岐阜 | 山口 拳矢 117/岐阜 |
9 | 吉澤 純平 | 101 | 茨城 | 吉澤 純平 101/茨城 |
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誘導 | 北野 武史 | 北野 武史 |
1972年5月17日生。関西・名古屋などでFMのDJを経て、競輪の実況アナウンサーへ。実況歴は18年。最近はミッドナイト競輪in小倉を中心に活動中。番組内では「芸術的なデス目予想」といういいのか悪いのかよく分からない評価を視聴者の方から頂いている。
絶倫というと、どうしても精力絶倫!
みたいに下ネタとして皆さん認識してしまうと思いますが、元々の意味は違うんです。
『倫』とは同列に並ぶ仲間達のことを指し、その仲間達を絶する。即ち、『倫』を『絶』するので『絶倫』という事になるわけですね。
辞書には、抜群に優れているさま。並外れているさま。と表記されています。
わかりました??
わかりましたよね!
なので、ここからの文章、それを踏まえた上でくれぐれも!くれぐれも!
誤解のないようによろしくお願いいたします。
開催2日目の富山記念、二次予選の10レース。
竹内雄作選手の先行。2周イキました。
金子選手が離れて、後ろにハマッたのが金ヶ江選手。こうなると一見、金ヶ江選手が大チャンスに見えます。しかし!竹内雄作という男のスタミナは、ハマられたくらいでどうにかなるものではありません!
残り1周に入っても、萎えるなんてあり得ません。ヌケるものならヌイてみろ!
と言わんばかりの堂々たる走りっぷりで2着に残る粘っこいレース。佐々木悠葵選手がラスト突き抜けてしまいましたが、道中は間違いなく他の選手を凌駕する力強いレース。
まさに、倫を絶するという言葉にふさわしい
竹内雄作の真骨頂だったと思います。
それに引き換え、先日オッズパークライブの長時間配信で、吉原完氏と共にドリンクの力で何とか乗り切ろうとした私。
何と情けない存在なんでしょうか。
せめて、せめて!
富山記念の予想は、パワーギガマックスで凄い予想を十レース、いや三レースでした…
これで皆様を昇天させることが出来ますように。
そして、何よりもこのコラムがボツになりませんように。オッズパーク担当の皆々様、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。