スピードある太田の番手、荒井崇博が捌きながら縦脚発揮か
連日、持ち味発揮している3太田の番手となった5荒井が2新田や1長島の動きを見定め縦脚を発揮し勝機。2新田は前々と攻め優勝進出を目指す。9平原は1長島次第で逆転も十分ある。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 長島 大介 | 96 | 栃木 | 長島 大介 96/栃木 |
2 | 2 | 新田 祐大 | 90 | 福島 | 新田 祐大 90/福島 |
3 | 3 | 太田 海也 | 121 | 岡山 | 太田 海也 121/岡山 |
4 | 4 | 佐藤 一伸 | 94 | 福島 | 佐藤 一伸 94/福島 |
5 | 荒井 崇博 | 82 | 長崎 | 荒井 崇博 82/長崎 |
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5 | 6 | 高橋 広大 | 99 | 埼玉 | 高橋 広大 99/埼玉 |
7 | 原田研太朗 | 98 | 徳島 | 原田研太朗 98/徳島 |
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6 | 8 | 武井 大介 | 86 | 千葉 | 武井 大介 86/千葉 |
9 | 平原 康多 | 87 | 埼玉 | 平原 康多 87/埼玉 |
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誘導 | 林 明宏 | 林 明宏 |
復調気味の松浦悠士が展開を生かす
ウィナーズで復活優勝を決めた1松浦、まだまだ完璧ではないが持ち味のしぶとい走りを見せている。スピードある7犬伏が一気に先行すれば1松浦が番手有利となり抜け出す。7犬伏が粘りを欠くようであれば、近況好調な9渡邉や2渡部。今開催動き良い3松岡を絡めたい。1松浦が7犬伏を残したい気持ちで伸びを欠くケースも。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | 松浦 悠士 98/広島 |
2 | 2 | 渡部 幸訓 | 89 | 福島 | 渡部 幸訓 89/福島 |
3 | 3 | 松岡 辰泰 | 117 | 熊本 | 松岡 辰泰 117/熊本 |
4 | 4 | 柳詰 正宏 | 97 | 福岡 | 柳詰 正宏 97/福岡 |
5 | 恩田 淳平 | 100 | 群馬 | 恩田 淳平 100/群馬 |
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5 | 6 | 木村 皆斗 | 119 | 茨城 | 木村 皆斗 119/茨城 |
7 | 犬伏 湧也 | 119 | 徳島 | 犬伏 湧也 119/徳島 |
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6 | 8 | 才迫 開 | 101 | 広島 | 才迫 開 101/広島 |
9 | 渡邉 雄太 | 105 | 静岡 | 渡邉 雄太 105/静岡 |
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誘導 | 山原 利秀 | 山原 利秀 |
脚力上位の脇本雄太が不動の軸
2日間の1脇本のスピードを見る限り負ける要素が見あたらない。又、1脇本に抵抗する9佐々木の番手4一戸や2町田の番手6宗崎が信頼(番手の仕事)出来ない為、1脇本が後方になっても捲りが決まる。初日離れた5稲川は1脇本の後輪に集中し、しっかりと追走する。もし5稲川が離れる展開であれば、先行する2町田や中団キープしたい9佐々木、伸びが良い3宿口を絡める。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 脇本 雄太 | 94 | 福井 | 脇本 雄太 94/福井 |
2 | 2 | 町田 太我 | 117 | 広島 | 町田 太我 117/広島 |
3 | 3 | 宿口 陽一 | 91 | 埼玉 | 宿口 陽一 91/埼玉 |
4 | 4 | 一戸 康宏 | 101 | 埼玉 | 一戸 康宏 101/埼玉 |
5 | 稲川 翔 | 90 | 大阪 | 稲川 翔 90/大阪 |
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5 | 6 | 宗崎 世連 | 100 | 高知 | 宗崎 世連 100/高知 |
7 | 山本 伸一 | 101 | 奈良 | 山本 伸一 101/奈良 |
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6 | 8 | 松川 高大 | 94 | 熊本 | 松川 高大 94/熊本 |
9 | 佐々木悠葵 | 115 | 群馬 | 佐々木悠葵 115/群馬 |
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誘導 | 掛水 泰範 | 掛水 泰範 |
G 3よさこい賞争奪戦も最終日を迎える。昨日の準決勝を振り返ると、10レース、太田海也が抑えて先行し、番手荒井崇博が有利に展開を生かすも、いつのまにか新田祐大と平原康多がゴールを抜け出していた。荒井は辛くも3着で太田は粘れなかったしタイム(15秒8)も悪かった。S S 班の二人は隙がないしさすがだ。11レース、犬伏湧也の豪快なホーム捲りに松浦悠士、才迫開が続きラインで決めた。ライン戦となる競輪、3番手を回った才迫は番組に感謝しないといけない。12レースは、脇本雄太の2日間のスピードを見る限り負けはないと感じていた。しかし、チャレンジャー町田の先行は抜擢で前受けから引いて、更に車間を開けた脇本の悪い癖が重なり捲り不発となり高配当となった。タイムを見ても14秒4で先行した町田に対し、捲り不発となった脇本は13秒5、町田を捲るのには12秒台を出さないと捲れない計算となる。競輪は絶対はない。脇本不動の予想を出していた私も反省し良い勉強となった。しかし、脇本がいない決勝戦だが素晴らし選手が揃った。チャンスは誰でもあるメンバーだけに楽しみな一戦だ。
ライン3車を生かし渡邉雄太が押し切る
4分戦となった戦いを3渡邉が5小原、9渡部の援護を受けタイミング良く仕掛ける。3渡邉の仕掛けが早ければ5小原の逆転も。前々と攻める2稲川は混戦になれば力を発揮する。穴目は4蕗澤が積極的に行けば縦脚ある8一戸の一発に期待したい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 原田研太朗 | 98 | 徳島 | 原田研太朗 98/徳島 |
2 | 2 | 稲川 翔 | 90 | 大阪 | 稲川 翔 90/大阪 |
3 | 3 | 渡邉 雄太 | 105 | 静岡 | 渡邉 雄太 105/静岡 |
4 | 4 | 蕗澤鴻太郎 | 111 | 群馬 | 蕗澤鴻太郎 111/群馬 |
5 | 小原 太樹 | 95 | 神奈 | 小原 太樹 95/神奈 |
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5 | 6 | 山中 貴雄 | 90 | 高知 | 山中 貴雄 90/高知 |
7 | 志智 俊夫 | 70 | 岐阜 | 志智 俊夫 70/岐阜 |
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6 | 8 | 一戸 康宏 | 101 | 埼玉 | 一戸 康宏 101/埼玉 |
9 | 渡部 幸訓 | 89 | 福島 | 渡部 幸訓 89/福島 |
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誘導 | 林 明宏 | 林 明宏 |
ヤル気みなぎる小原に乗り佐藤慎太郎が有利
二次予選で伸びを欠いて準決勝進出ならなかった7佐藤、3日目同様、ナショナルメンバーの2小原が積極的に攻めるだけに展開を生かす。高知バンク相性が良い1佐々木やスピードある3岩谷の逆襲に注意
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 佐々木悠葵 | 115 | 群馬 | 佐々木悠葵 115/群馬 |
2 | 2 | 小原 佑太 | 115 | 青森 | 小原 佑太 115/青森 |
3 | 3 | 岩谷 拓磨 | 115 | 福岡 | 岩谷 拓磨 115/福岡 |
4 | 4 | 武井 大介 | 86 | 千葉 | 武井 大介 86/千葉 |
5 | 佐藤 一伸 | 94 | 福島 | 佐藤 一伸 94/福島 |
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5 | 6 | 田尾 駿介 | 111 | 高知 | 田尾 駿介 111/高知 |
7 | 佐藤慎太郎 | 78 | 福島 | 佐藤慎太郎 78/福島 |
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6 | 8 | 川越 勇星 | 111 | 神奈 | 川越 勇星 111/神奈 |
9 | 恩田 淳平 | 100 | 群馬 | 恩田 淳平 100/群馬 |
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誘導 | 山原 利秀 | 山原 利秀 |
巧みな立ち回りを見せる新田祐大から狙う
連日、隙のない動きで勝ち上がった9新田、7荒井との混成ラインとなり気合いが入る。5町田、1犬伏が主導権争いが予想されるだけに9新田に期待する。5町田が先制すれば3松浦が展開を生かす。動き良い2平原も前々とシビアに攻めればチャンスある。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 犬伏 湧也 | 119 | 徳島 | 犬伏 湧也 119/徳島 |
2 | 2 | 平原 康多 | 87 | 埼玉 | 平原 康多 87/埼玉 |
3 | 3 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | 松浦 悠士 98/広島 |
4 | 4 | 松川 高大 | 94 | 熊本 | 松川 高大 94/熊本 |
5 | 町田 太我 | 117 | 広島 | 町田 太我 117/広島 |
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5 | 6 | 宗崎 世連 | 100 | 高知 | 宗崎 世連 100/高知 |
7 | 荒井 崇博 | 82 | 長崎 | 荒井 崇博 82/長崎 |
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6 | 8 | 才迫 開 | 101 | 広島 | 才迫 開 101/広島 |
9 | 新田 祐大 | 90 | 福島 | 新田 祐大 90/福島 |
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誘導 | 掛水 泰範 | 掛水 泰範 |
1960年生まれ。佐賀県武雄市出身。1979年デビュー(第43期)。通算535勝、高松宮記念杯競輪(GI)優勝2回、全日本選抜競輪(GI)優勝、GIII記念杯優勝49回の戦績を残し、中野浩一、井上茂徳とともに九州黄金時代を築いた競輪界のレジェンド。ライバルは現日本競輪選手養成所所長の滝澤正光。その気迫あふれる姿から『闘将』の異名を冠し、全国のファンから親しまれ愛された。2011年の引退後は、自転車競技連盟の理事として選手の強化育成の他、解説者やゲストとして競輪中継や番組にも出演している。
よさこい賞争覇戦も準決勝を迎える。二次予選6レースでは太田海也がスピードを生かしたホーム捲りで、番手に付いていた地元宗崎世連の勝利に貢献した。地元記念ならではの番組でしっかりと勝ってインタビューを受ける宗崎の笑顔は素晴らしかった。7レースは犬伏湧也の番手の田尾駿介が離れ混戦になり、最後抜け出したのは昨年迄S S 班で戦っていた宿口陽一だった。8レース、渡邉雄太のホーム捲りを番手佐藤慎太郎が有利も佐伯辰哉に絡まれ伸びを欠いて準決勝進出ならなかった。9レース、平原康多が苦しい戦いも直線伸びての1着には、さすがと声が出てしまった。10レース、新田祐大が強引に仕掛け、番手の好調渡部幸訓が差し連勝した。11レース、先行すると思われていた町田太我が捲りに構え、会心の捲りを番手松浦悠士が楽に交わし、どうだと言わんばかりの微笑みを町田に送っていた。12レース、脇本雄太が腰痛の不安を払拭する異次元の捲りで連勝し準決勝進出した事は、私もだが売り上げが気になる競輪関係者が喜んでいるのでないだろか。今日の準決勝、どのレースも激戦になりそうなメンバー。その中を勝ち抜いたベスト9が決勝進出する。