伊藤選手・山口選手のスピードに注目!
本来の実力を取り戻しつつある9高橋選手。昨日まで6走連続でバックを取っており、福島3車ラインの先頭となれば今日も持ち味の機動力を発揮。しかし、6寺沼選手も5吉田選手に任されたとなれば仕掛けは早くなりそう。1伊藤選手は、二次予選絶体絶命の位置からものすごいスピードで捲り上げ3着。展開、脚力的にも2新田選手が優勢ですが、もつれた時には1伊藤選手と、そして単騎の3山口選手の追い込みを期待したいです。2新田選手が早めに番手発進しなくてはならないこともあると思い、2新田選手、5吉田選手、7渡部選手のボックスも。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 伊藤 旭 | 117 | 熊本 | 伊藤 旭 117/熊本 |
2 | 2 | 新田 祐大 | 90 | 福島 | 新田 祐大 90/福島 |
3 | 3 | 山口 拳矢 | 117 | 岐阜 | 山口 拳矢 117/岐阜 |
4 | 4 | 湊 聖二 | 86 | 徳島 | 湊 聖二 86/徳島 |
5 | 吉田 拓矢 | 107 | 茨城 | 吉田 拓矢 107/茨城 |
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5 | 6 | 寺沼 拓摩 | 115 | 東京 | 寺沼 拓摩 115/東京 |
7 | 渡部 幸訓 | 89 | 福島 | 渡部 幸訓 89/福島 |
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6 | 8 | 窓場千加頼 | 100 | 京都 | 窓場千加頼 100/京都 |
9 | 高橋 晋也 | 115 | 福島 | 高橋 晋也 115/福島 |
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誘導 | 真船圭一郎 | 真船圭一郎 |
古性選手・山田選手の力の両立!
6石原選手がラインの厚みも活かして先行勝負に出ると予想。今の6石原選手は航続距離が長く、1山田選手が展開有利になりそうです。しかし2古性選手に隙はなく、1山田選手と2古性選手の力の両立が人気を集めそう。しかし、いくら2古性選手とはいえ直線の長いいわきバンクなら5神田選手が交わす可能性もあるのではと考えました。そして気になるのは3小松崎選手の仕掛け。中団は2古性選手が確保する可能性が高いので、後方に置かれたら早めに巻き返すこともありそうです。そうなれば9山崎選手の決勝進出に期待したいです。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 山田 庸平 | 94 | 佐賀 | 山田 庸平 94/佐賀 |
2 | 2 | 古性 優作 | 100 | 大阪 | 古性 優作 100/大阪 |
3 | 3 | 小松崎大地 | 99 | 福島 | 小松崎大地 99/福島 |
4 | 4 | 荻原 尚人 | 89 | 宮城 | 荻原 尚人 89/宮城 |
5 | 神田 紘輔 | 100 | 大阪 | 神田 紘輔 100/大阪 |
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5 | 6 | 石原 颯 | 117 | 香川 | 石原 颯 117/香川 |
7 | 井上 昌己 | 86 | 長崎 | 井上 昌己 86/長崎 |
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6 | 8 | 嶋田 誠也 | 109 | 福岡 | 嶋田 誠也 109/福岡 |
9 | 山崎 芳仁 | 88 | 福島 | 山崎 芳仁 88/福島 |
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誘導 | 保科 千春 | 保科 千春 |
やはり北日本ラインと嘉永選手!
北日本ラインが前受けなら他のラインは厳しい戦いになりそうです。2嘉永選手は初手で北の後ろが取れれば早くから動く必要はなく、三重ラインや南関ラインが動かなければ単調な流れになる可能性もあります。
5佐藤選手は別線の仕掛けに対し、きっと仕事をします。しかしそれが2嘉永選手だった場合スピードに合わせるのはなかなか難しく、頭は1新山選手・2嘉永選手、2着には5佐藤選手を加え、3着広めにという形でいってみたいと思います。
個人的には、松阪がホームバンクの今期初S級6小西選手-好調3皿屋選手の連携に注目したいです。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 新山 響平 | 107 | 青森 | 新山 響平 107/青森 |
2 | 2 | 嘉永 泰斗 | 113 | 熊本 | 嘉永 泰斗 113/熊本 |
3 | 3 | 皿屋 豊 | 111 | 三重 | 皿屋 豊 111/三重 |
4 | 4 | 川越 勇星 | 111 | 神奈 | 川越 勇星 111/神奈 |
5 | 佐藤慎太郎 | 78 | 福島 | 佐藤慎太郎 78/福島 |
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5 | 6 | 小西 晴己 | 121 | 三重 | 小西 晴己 121/三重 |
7 | 山賀 雅仁 | 87 | 千葉 | 山賀 雅仁 87/千葉 |
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6 | 8 | 瓜生 崇智 | 109 | 熊本 | 瓜生 崇智 109/熊本 |
9 | 和田 圭 | 92 | 宮城 | 和田 圭 92/宮城 |
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誘導 | 平沼 由充 | 平沼 由充 |
いわき平競輪場のみなし直線は62.7m。400mバンクのみなし直線の長さランキングでかなり上位に入ります。3日間通してこの長い直線(プラス強風)が結果にかなり影響を及ぼしています。準決勝11Rでは脚力・競輪脳ともに完全無欠の古性選手がタイヤ差とはいえ着外に沈むほど。山田選手との並走は見応えがあり、めちゃくちゃ強かったのですが…。「得点最上位」「好調」「最終バック中団」といった普段なら勝利しか見えない要素が揃っていても、ゴール前の一瞬で一気に形勢が逆転します。競輪ファンの方がよく「あと直線が1m短かったら…」と仰いますが、もしかしたらこのいわきバンクでは選手の方々も同じことを考えるのでは?と思いながら見ていました。
前の選手を庇おうと思っても庇い切れなかったり、普段ならもう万事休すというような展開でも届いたり、普段以上に悲喜こもごも溢れる開催になっている気がします。それは競輪ファンの皆様も同じかもしれません。今開催もあと一日。笑って終われますように!
決勝はSSが地元地区の2選手のみとちょっと意外ではありますが、捲りの切れ味抜群の3嘉永選手やここ数年常にSSに近い位置にいる山田選手などがメンバーに名を連ね、激しいレースとなりそうです。最終日もよろしくお願いします!
渡部選手が地元記念勝ち星で締めくくる!
9小松崎選手の先行一車と言ってよさそう。1渡部選手は準決勝ではライン3番手、前の新田選手が車間を切っており厳しい流れとなりましたが差し脚は健在。茨城ラインは年齢は2佐藤選手が上ですが実績上位は7吉田選手。7吉田選手が積極的にいくことは考えづらく、最終日は勝ちにいくと予想します。1渡部選手と7吉田選手中心で考えます。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 渡部 幸訓 | 89 | 福島 | 渡部 幸訓 89/福島 |
2 | 2 | 佐藤 礼文 | 115 | 茨城 | 佐藤 礼文 115/茨城 |
3 | 3 | 川越 勇星 | 111 | 神奈 | 川越 勇星 111/神奈 |
4 | 4 | 須永 優太 | 94 | 福島 | 須永 優太 94/福島 |
5 | 山賀 雅仁 | 87 | 千葉 | 山賀 雅仁 87/千葉 |
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5 | 6 | 小川 賢人 | 103 | 福岡 | 小川 賢人 103/福岡 |
7 | 吉田 拓矢 | 107 | 茨城 | 吉田 拓矢 107/茨城 |
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6 | 8 | 小堺 浩二 | 91 | 石川 | 小堺 浩二 91/石川 |
9 | 小松崎大地 | 99 | 福島 | 小松崎大地 99/福島 |
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誘導 | 真船圭一郎 | 真船圭一郎 |
古性選手、ここは負けない!
一体誰が駆けるのでしょう。直近4か月で唯一逃の決まり手があるのが8山口選手。しかし何が何でも主導権というタイプではなく、流動的な流れになりそうです。消去法で8山口選手、もしくは誰もいかなければ7山崎選手が見せ場を作りにいくことも…。このレースは1古性選手が勝ちに徹する走りをすると見て1着固定でいきます。2着候補には番手の9湊選手、自在に立ち回れそうな3鈴木選手を。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 古性 優作 | 100 | 大阪 | 古性 優作 100/大阪 |
2 | 2 | 和田 圭 | 92 | 宮城 | 和田 圭 92/宮城 |
3 | 3 | 鈴木 庸之 | 92 | 新潟 | 鈴木 庸之 92/新潟 |
4 | 4 | 杉本 正隆 | 96 | 茨城 | 杉本 正隆 96/茨城 |
5 | 木村 隆弘 | 91 | 徳島 | 木村 隆弘 91/徳島 |
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5 | 6 | 小林 潤二 | 75 | 群馬 | 小林 潤二 75/群馬 |
7 | 山崎 芳仁 | 88 | 福島 | 山崎 芳仁 88/福島 |
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6 | 8 | 山口 翼 | 98 | 茨城 | 山口 翼 98/茨城 |
9 | 湊 聖二 | 86 | 徳島 | 湊 聖二 86/徳島 |
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誘導 | 齋藤登志信 | 齋藤登志信 |
嘉永選手と山田選手に期待!
九州勢のコメントを読むと、ラインやその前後が決まる経緯も含めて競輪なのだと感じます。ということで九州は2車ずつ別線で戦うことになりました。勿論本線は地元地区の北日本ライン。ただ1新田選手と5新山選手の連携実績を見ると直近1年ではワンツーが1回もなく、今回も別線が強力なこともありライン決着はなかなか難しいと考えます。全員好調なのは間違いありませんが、特に3嘉永選手と7山田選手に魅力を感じ、この2人がそれぞれ捲り追い込んだところから行きます。と言いつつも展開有利な1新田選手からも少しだけ…。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 新田 祐大 | 90 | 福島 | 新田 祐大 90/福島 |
2 | 2 | 井上 昌己 | 86 | 長崎 | 井上 昌己 86/長崎 |
3 | 3 | 嘉永 泰斗 | 113 | 熊本 | 嘉永 泰斗 113/熊本 |
4 | 4 | 神田 紘輔 | 100 | 大阪 | 神田 紘輔 100/大阪 |
5 | 新山 響平 | 107 | 青森 | 新山 響平 107/青森 |
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5 | 6 | 窓場千加頼 | 100 | 京都 | 窓場千加頼 100/京都 |
7 | 山田 庸平 | 94 | 佐賀 | 山田 庸平 94/佐賀 |
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6 | 8 | 伊藤 旭 | 117 | 熊本 | 伊藤 旭 117/熊本 |
9 | 佐藤慎太郎 | 78 | 福島 | 佐藤慎太郎 78/福島 |
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誘導 | 保科 千春 | 保科 千春 |
競輪場にてMC、岐阜競輪初心者ガイダンスアシスタントとして活躍中。
今開催も豪華メンバーが揃いましたね。その中で、地元福島の小松崎大地選手は予選スタート。一次・二次予選ともに同地区の後輩選手が小松崎選手の前で果敢に先行していたのが印象に残りました。これまで幾度となくラインに貢献してきた小松崎選手。その頑張りが今、後輩から返ってきているのではないでしょうか。
世の中に普遍的なものは少なく、殆どのものが時代とともに形を変えていきます。競輪もルール改正やトレーニング方法、個々の選手の考え方など様々な要素が影響し、変化し続けているように感じます。しかし、頑張ったことがやがて自分に戻ってくる、こんな人生訓にもなりそうなドラマを見せてくれるラインの結束や絆は末永く受け継がれてほしいと思いました。
小松崎選手と似た形で山崎芳仁選手も予選スタートから準決勝進出。準決勝は福島勢が6名!これは地元ファンの方も応援に熱が入りますね!では、私もしっかり見ていきたいと思います!