塩島の仕上がりに期待
1寺崎のスピードに2佐々木悠の先行力。どうしてもこの2強対決の構図になるのだが、今節の4塩島は間違いなく仕上がっている。昨日も古性を不発に追い込んだように末の粘りもしっかりしていて、後手に回らなければある程度やれるのでは?と見ている。基本は3佐々木とのワンツーだが、2佐々木悠にのる5坂井、そして1寺崎の突っ込み。ヒモ穴は関東3番手の9神山あたりを。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 寺崎 浩平 | 117 | 福井 | 寺崎 浩平 117/福井 |
| 2 | 2 | 佐々木悠葵 | 115 | 群馬 | 佐々木悠葵 115/群馬 |
| 3 | 3 | 佐々木 龍 | 109 | 神奈 | 佐々木 龍 109/神奈 |
| 4 | 4 | 塩島嵩一朗 | 125 | 神奈 | 塩島嵩一朗 125/神奈 |
| 5 | 坂井 洋 | 115 | 栃木 | 坂井 洋 115/栃木 |
|
| 5 | 6 | 河崎 正晴 | 121 | 熊本 | 河崎 正晴 121/熊本 |
| 7 | 山田 久徳 | 93 | 京都 | 山田 久徳 93/京都 |
|
| 6 | 8 | 原井 博斗 | 115 | 福岡 | 原井 博斗 115/福岡 |
| 9 | 神山 拓弥 | 91 | 栃木 | 神山 拓弥 91/栃木 |
|
| 誘導 | 金子周一郎 | 金子周一郎 | |||
眞杉が勝ちにいく組み立てで
前回立川で勝ち上がりを逃した1眞杉。記念で2開催連続の失敗はSSとして許されない。最近は早め早めに動くレースを意識的にしている印象だが、勝ちにいく組み立てならいつでもできるはず!ここは、位置をしっかり取っての捲りで勝負とみて。相手はマーク堅実な9武藤。捲りのタイミングによっては交わし目まで。あとは5北津留先行の時の3荒井の絡みは必須。穴は魅力ある8栗山の一撃と位置取れる7嵯峨にのる2和田を。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 眞杉 匠 | 113 | 栃木 | 眞杉 匠 113/栃木 |
| 2 | 2 | 和田 圭 | 92 | 宮城 | 和田 圭 92/宮城 |
| 3 | 3 | 荒井 崇博 | 82 | 長崎 | 荒井 崇博 82/長崎 |
| 4 | 4 | 桑名 僚也 | 119 | 埼玉 | 桑名 僚也 119/埼玉 |
| 5 | 北津留 翼 | 90 | 福岡 | 北津留 翼 90/福岡 |
|
| 5 | 6 | 横関 裕樹 | 99 | 岐阜 | 横関 裕樹 99/岐阜 |
| 7 | 嵯峨昇喜郎 | 113 | 青森 | 嵯峨昇喜郎 113/青森 |
|
| 6 | 8 | 栗山 和樹 | 125 | 岐阜 | 栗山 和樹 125/岐阜 |
| 9 | 武藤 龍生 | 98 | 埼玉 | 武藤 龍生 98/埼玉 |
|
| 誘導 | 高橋 昇平 | 高橋 昇平 | |||
中野の粘りから
ネームバリューのある選手がそろったが、単純に航続距離を考えれば5中野が断然。1松浦も2古性も前で勝負となると多少割り引いて考えなければいけない。7佐藤とのワンツーから考える。ただ、7佐藤がかなり援護しようとしたときには昨日同様別線の絡みが。3森田次第で9宿口が伸びてくる可能性は考えておきたい。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | 松浦 悠士 98/広島 |
| 2 | 2 | 古性 優作 | 100 | 大阪 | 古性 優作 100/大阪 |
| 3 | 3 | 森田 一郎 | 125 | 埼玉 | 森田 一郎 125/埼玉 |
| 4 | 4 | 木村 隆弘 | 91 | 徳島 | 木村 隆弘 91/徳島 |
| 5 | 中野 慎詞 | 121 | 岩手 | 中野 慎詞 121/岩手 |
|
| 5 | 6 | 畑段 嵐士 | 105 | 京都 | 畑段 嵐士 105/京都 |
| 7 | 佐藤 友和 | 88 | 岩手 | 佐藤 友和 88/岩手 |
|
| 6 | 8 | 櫻井 正孝 | 100 | 宮城 | 櫻井 正孝 100/宮城 |
| 9 | 宿口 陽一 | 91 | 埼玉 | 宿口 陽一 91/埼玉 |
|
| 誘導 | 小沼 良 | 小沼 良 | |||
人間万事塞翁が馬。幸運に見えた出来事が、不幸の始まりになることがある。一方で、不運だと嘆いた先に、思いもよらぬ光が差すこともある。
大宮記念3日目・第11レースは、まさにそんな言葉が当てはまる一戦でした。想像を超える激しいレース。
その混乱の中で勝ち上がりを決めた3人。北津留選手、嵯峨選手、横関選手。
道中の展開だけを切り取れば、誰一人として「勝ち上がれる」とは思えない内容でした。
北津留選手は、眞杉選手と被り、勝負どころでは内で身動きが取れない展開。荒井選手にも切り替えられ、勝負どころは明らかに厳しい状況でした。それでも、ゴールは1着。
嵯峨選手は強気に攻め、最終先行。良いカカリだったのは確かですが、4角手前では眞杉選手の射程圏内。意欲は評価できても、勝ち上がりは厳しい。そう判断するのが自然な展開でした。それでも2着に粘り、決勝進出。
横関選手は、眞杉選手の捲りに併せて仕掛けようとする栗山選手を追走。この時点では、まだ可能性は残っていました。しかし、眞杉追走の武藤に押し込まれ、内へ、この瞬間、コースはほぼ消滅。普通に考えれば、ここで終わる展開でした。それでも3着。
敢えて口にする必要もありませんが、この結果の原因は大量落車。このアクシデントがなかったら全く違う結果になっていたことでしょう。
とはいえ、不運に見舞われていた3人が、結果として勝ち上がるという事実は、競輪の奥深さと、勝負の残酷さを改めて突きつけるものでした。
三連単の配当は77万8,840円。眞杉選手から勝負していた立場としては、「あの落車がなければ捲り切っていたのではないか」そんな思いが頭をよぎるのも正直なところです。そんな恨み節の一つというか、タラレバトークをしたくなるところですが、もしかすると、この大ハズレという事象も塞翁が馬で、次なる幸運へのきっかけに‥
なんてことはまずないでしょう(笑)
とにかく不運に見える出来事が、後に何をもたらすのかは、誰にも分からない。それもまた、競輪であり、人生だと言うことなのでしょう。
失意の中で迎える大宮記念・最終日。
気持ちだけは明るく、今日も前を向いていこうてはありませんか。
河端が前団をひと捲り
このメンバー1河端のスピード上位は明白。前受けから引いてしまえば8番手の展開もあるのだが、それでもいってしまうのではないか、というところから考えたい。2日目松浦を捉えて伸び好調な4木村だが、1河端のスピードに対応しきれるかは微妙。むしろ離れるところ1本に絞って勝負したい。となると相手筆頭は3長田に託す7佐々木龍。あとは位置次第で5野田のタテ脚を。穴で絡めたいのは関東勢!
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 河端 朋之 | 95 | 岡山 | 河端 朋之 95/岡山 |
| 2 | 2 | 桑名 僚也 | 119 | 埼玉 | 桑名 僚也 119/埼玉 |
| 3 | 3 | 長田 龍拳 | 117 | 静岡 | 長田 龍拳 117/静岡 |
| 4 | 4 | 木村 隆弘 | 91 | 徳島 | 木村 隆弘 91/徳島 |
| 5 | 野田 源一 | 81 | 福岡 | 野田 源一 81/福岡 |
|
| 5 | 6 | 小林 潤二 | 75 | 群馬 | 小林 潤二 75/群馬 |
| 7 | 佐々木 龍 | 109 | 神奈 | 佐々木 龍 109/神奈 |
|
| 6 | 8 | 黒沢 征治 | 113 | 埼玉 | 黒沢 征治 113/埼玉 |
| 9 | 石毛 克幸 | 84 | 千葉 | 石毛 克幸 84/千葉 |
|
| 誘導 | 高橋 昇平 | 高橋 昇平 | |||
中野の脚力は別次元
森田との叩き合いで消耗し、松浦、古性に敗れた2中野だが、あれで4着という結果に終わったのは立派の一言。やはり脚力が相当上がっているのは間違いないだろう。主導権を握ってしまえば別線は簡単に捲れないし、番手の7櫻井が差せる可能性も相当低いとみた。なので、2中野の押し切り1本に絞って。下手すると7櫻井はハコ3、もしくはそれ以下の可能性まである。別線で面白いのは動き活発な単騎1栗山と地元で気合の3宿口。九州は厳しそうだが、タテ脚ある6佐藤の絡みは少しだけ。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 栗山 和樹 | 125 | 岐阜 | 栗山 和樹 125/岐阜 |
| 2 | 2 | 中野 慎詞 | 121 | 岩手 | 中野 慎詞 121/岩手 |
| 3 | 3 | 宿口 陽一 | 91 | 埼玉 | 宿口 陽一 91/埼玉 |
| 4 | 4 | 中川 貴徳 | 91 | 栃木 | 中川 貴徳 91/栃木 |
| 5 | 原井 博斗 | 115 | 福岡 | 原井 博斗 115/福岡 |
|
| 5 | 6 | 佐藤 幸治 | 92 | 長崎 | 佐藤 幸治 92/長崎 |
| 7 | 櫻井 正孝 | 100 | 宮城 | 櫻井 正孝 100/宮城 |
|
| 6 | 8 | 河崎 正晴 | 121 | 熊本 | 河崎 正晴 121/熊本 |
| 9 | 寺沼 拓摩 | 115 | 東京 | 寺沼 拓摩 115/東京 |
|
| 誘導 | 金子周一郎 | 金子周一郎 | |||
古性の位置で誰か勝負してみろ!
近畿勢が断然有利な攻勢になった決勝戦。こうなると立川の脇本弟、和歌山の脇本兄、そして大宮でも近畿の選手が、ということになりそうだが、他のラインにそうはさせないぞ!という気概を見せてもらいたい。9寺崎の主導権はかなりの高確率だが、車番的にカマすというよりは低速で主導権を握りにいく流れになることも。そこで、8嵯峨や1坂井、単騎の2松浦なら誰かは3古性の位置で勝負はできるはず!そうしないとレースが面白くならない、という願望を込めて、9寺崎からのスジ違いのみで狙ってみたい。番手もつれての勝負目なら7北津留オンリーだろう。9寺崎と7北津留の折り返しに夢を託したい。3着は広めに。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 坂井 洋 | 115 | 栃木 | 坂井 洋 115/栃木 |
| 2 | 2 | 松浦 悠士 | 98 | 広島 | 松浦 悠士 98/広島 |
| 3 | 3 | 古性 優作 | 100 | 大阪 | 古性 優作 100/大阪 |
| 4 | 4 | 佐藤 友和 | 88 | 岩手 | 佐藤 友和 88/岩手 |
| 5 | 神山 拓弥 | 91 | 栃木 | 神山 拓弥 91/栃木 |
|
| 5 | 6 | 横関 裕樹 | 99 | 岐阜 | 横関 裕樹 99/岐阜 |
| 7 | 北津留 翼 | 90 | 福岡 | 北津留 翼 90/福岡 |
|
| 6 | 8 | 嵯峨昇喜郎 | 113 | 青森 | 嵯峨昇喜郎 113/青森 |
| 9 | 寺崎 浩平 | 117 | 福井 | 寺崎 浩平 117/福井 |
|
| 誘導 | 小沼 良 | 小沼 良 | |||

1972年5月17日生。関西・名古屋などでFMのDJを経て、競輪の実況アナウンサーへ。実況歴は18年。最近はミッドナイト競輪in小倉を中心に活動中。番組内では「芸術的なデス目予想」といういいのか悪いのかよく分からない評価を視聴者の方から頂いている。
ヤンググランプリ2着。
そして今回の地元記念は、初日1着、二次予選2着。年末からの結果だけを並べれば、まさに非の打ちどころがない地元・森田一郎選手。ところが、周囲の評価はここにきて決して甘くありません。そして本人もその視線を強く意識しています。
昨年引退した平原康多さんは、
「森田はレースが下手だ。流れの中で何がしたいのか、意図が見えてこない」と、かなり辛辣な言葉を残しました。
確かに、ヤンググランプリでもライン2人を背負って戦う組み立てではありませんでしたし、今節もまた、位置を取りたいのか。はたまた自力で勝負したいのか。その狙いが明確に見えづらい。そんな指摘が出るのも無理はないでしょう。
とはいえ、森田選手は非常に器用です。昨日のレースでもそうでしたが、捌いて位置を取る技術も高く、展開への対応力もある。「色々できてしまう」からこそ、逆に迷いが生まれている。私はそんな風にも感じています。
そして、これは個人的には“いい兆候”だと思っています。振り返れば、古性優作選手ですら、タイトルを手にする前は「器用貧乏」「脚をつけなければ上では通用しない」そんな評価を受けていた時期があったんです。
今、SNSなどで見かける森田選手への批判の声は、あの頃の古性選手に向けられていた空気と、どこかよく似ています。
それはつまり、期待されている証であり、可能性を秘めているからこそ出てくる声、とも言えるのではないでしょうか。
この逆風を、成長の糧にできるのか。
松浦、古性、中野というビッグネームを相手に、森田一郎は今日、何を選びどんなレースを見せるのか。
大宮記念3日目。
本日もよろしくお願いいたします!