松井が思い切って仕掛ければ!
年末のグランプリシリーズでは消極的な動きで結果を残せなかった3松井。その弱気を振り払うようなレースで今節は連日バックを取っている。この2日間を見るなら、ここでも基本は主導権だと予想する。ならば展開は番手の5簗田へ。5簗田からの7海老根はもちろんだが、むしろ動き活発な近畿勢へ流してみたい。やはり展開不問で2南は必須。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 皿屋 豊 | 111 | 三重 | 皿屋 豊 111/三重 |
| 2 | 2 | 南 修二 | 88 | 大阪 | 南 修二 88/大阪 |
| 3 | 3 | 松井 宏佑 | 113 | 神奈 | 松井 宏佑 113/神奈 |
| 4 | 4 | 嶋田 誠也 | 109 | 福岡 | 嶋田 誠也 109/福岡 |
| 5 | 簗田 一輝 | 107 | 静岡 | 簗田 一輝 107/静岡 |
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| 5 | 6 | 伊藤 裕貴 | 100 | 三重 | 伊藤 裕貴 100/三重 |
| 7 | 海老根恵太 | 86 | 千葉 | 海老根恵太 86/千葉 |
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| 6 | 8 | 高橋 晋也 | 115 | 福島 | 高橋 晋也 115/福島 |
| 9 | 中釜 章成 | 113 | 大阪 | 中釜 章成 113/大阪 |
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| 誘導 | 西岡 正一 | 西岡 正一 | |||
脇本のスピードは圧倒的
昨日のレースを見ると、8番手からでも1脇本が余裕でいってしまうだろう。そのくらいの力差のあるメンバー。ここは無理に穴を狙うのではなく、1脇本アタマの決め打ちで絞りたい。昨日の東口を見ると、7椎木尾の追走は難しいのでは?なので、前々踏んでいる9酒井の後ろ2渡部の絡み1本で狙ってみる。3着は少し広げて。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 脇本 雄太 | 94 | 福井 | 脇本 雄太 94/福井 |
| 2 | 2 | 渡部 幸訓 | 89 | 福島 | 渡部 幸訓 89/福島 |
| 3 | 3 | 山形 一気 | 96 | 徳島 | 山形 一気 96/徳島 |
| 4 | 4 | 真鍋 智寛 | 121 | 愛媛 | 真鍋 智寛 121/愛媛 |
| 5 | 渡邉 豪大 | 107 | 福岡 | 渡邉 豪大 107/福岡 |
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| 5 | 6 | 丸山 啓一 | 74 | 静岡 | 丸山 啓一 74/静岡 |
| 7 | 椎木尾拓哉 | 93 | 和歌 | 椎木尾拓哉 93/和歌 |
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| 6 | 8 | 川口 聖二 | 103 | 岐阜 | 川口 聖二 103/岐阜 |
| 9 | 酒井 雄多 | 109 | 福島 | 酒井 雄多 109/福島 |
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| 誘導 | 布居 寛幸 | 布居 寛幸 | |||
郡司は前のほうが狙いやすい
グランプリを取った時の貯金がまだまだ残っていそうな1郡司。昨日の豪快な捲りを見ても力上位は歴然だが、今日は4齋木に任せるレース。徹底先行の9杉浦がいるので4齋木が簡単に先手を取れる保証はない。その時に1郡司がどう対応するのか?前の方が結果は出そうだが、前で頑張る後輩の申し出を断るのも‥という判断がどう出るか?軸は敢えて、9杉浦の番手5鈴木にして、1郡司は対抗として捉えたい。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 郡司 浩平 | 99 | 神奈 | 郡司 浩平 99/神奈 |
| 2 | 2 | 石塚輪太郎 | 105 | 和歌 | 石塚輪太郎 105/和歌 |
| 3 | 3 | 松岡 貴久 | 90 | 熊本 | 松岡 貴久 90/熊本 |
| 4 | 4 | 齋木 翔多 | 115 | 静岡 | 齋木 翔多 115/静岡 |
| 5 | 鈴木 竜士 | 107 | 東京 | 鈴木 竜士 107/東京 |
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| 5 | 6 | 平尾 一晃 | 111 | 長崎 | 平尾 一晃 111/長崎 |
| 7 | 和田健太郎 | 87 | 千葉 | 和田健太郎 87/千葉 |
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| 6 | 8 | 柴崎 淳 | 91 | 三重 | 柴崎 淳 91/三重 |
| 9 | 杉浦 侑吾 | 115 | 栃木 | 杉浦 侑吾 115/栃木 |
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| 誘導 | 原田 翔真 | 原田 翔真 | |||
後方に置かれてからの捲り追い込み。
車券を握りしめて見ている側からすれば、
「そんな後ろで届くのか?」
「本当に大丈夫か?」
と、どうしても気をもんでしまいます。
それでも、きっちり届かせてしまう脇本選手。
ゴール寸前で前を捉え切れるかどうかは、まさに紙一重の世界ですが、結果は一着。
そうなればもう、すべてが“計算通り”ということなのでしょう。
和歌山競輪の番組的には、何とか地元選手を勝ち上がらせたい。そんな意図から、2日目は東口選手、3日目は椎木尾選手を、脇本選手とセットにした構成だったと思います。ただ、結果的にはこの2人にとって、「脇本選手と一緒になったこと自体が、むしろ厳しかった」
そんな印象も否めません(笑)。
普通なら「地元を連れて、自分だけ勝つのか」
なんて声が出てもおかしくないところですが、
若い頃から近畿の先輩たちの前で、何度も何度も先行してきた脇本選手。今さら、どんなレースをしても、誰に何を言われる筋合いはありません。
そもそも、ここでロングスパートをして
東口選手や椎木尾選手のために動いたとしても、彼らは生粋のマーク選手。
この先、脇本選手に“お返しのレース”があるわけでもないでしょう。
一般社会でも、見返りのない相手に尽くし続けるお人好しは、そう多くはありません。と考えれば、今回の選択もごく自然な判断だったのかもしれません。
そして、そのレースを見て「よし、俺もやってみよう」そう思ったのではないかと感じさせたのが、杉浦選手。昨日のレースぶりは、驚くほど脇本選手と重なって見えました。
かつては中部の核弾頭として、ガンガン逃げていた杉浦選手。今も先行基本であることに変わりはありませんが、今年はもしかすると昨日のようなレースが増えてくるかもしれません。
ただ、その結果、決勝戦はこの2人がともに単騎。競輪はここなんですよ。1本だけ、目の前のレースを勝つだけなら、脇本選手も杉浦選手もこれで良かったような気もするのですが、決勝戦のメンバーを見て、こうなると、やはりラインがある方が有利な気もします。
個のポテンシャルか。
それとも、ラインの結束力か。
和歌山記念、
本日もよろしくお願いします。
和歌山作戦はありそうだが
近畿が4人と長いライン。こうなると5石塚が積極的に組み立ててきそうだが、最終日7東矢の巻き返しも早そうだし、1齋木もそれほど溜めて回る選手ではない。そうなるとレースは早目に動いて、脚を溜めている追い込み陣にチャンスがあるのでは?というところに期待して狙ってみる。タテの切れに魅力のある3渡邉、そして1齋木の後ろから4海老根。そして近畿は番手の8稲毛よりコースの読みができる2東口、更に単騎の6伊藤まで。4人ボックスで勝負。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 齋木 翔多 | 115 | 静岡 | 齋木 翔多 115/静岡 |
| 2 | 2 | 東口 善朋 | 85 | 和歌 | 東口 善朋 85/和歌 |
| 3 | 3 | 渡邉 豪大 | 107 | 福岡 | 渡邉 豪大 107/福岡 |
| 4 | 4 | 海老根恵太 | 86 | 千葉 | 海老根恵太 86/千葉 |
| 5 | 石塚輪太郎 | 105 | 和歌 | 石塚輪太郎 105/和歌 |
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| 5 | 6 | 伊藤 裕貴 | 100 | 三重 | 伊藤 裕貴 100/三重 |
| 7 | 東矢 圭吾 | 121 | 熊本 | 東矢 圭吾 121/熊本 |
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| 6 | 8 | 稲毛 健太 | 97 | 和歌 | 稲毛 健太 97/和歌 |
| 9 | 藤井 昭吾 | 99 | 滋賀 | 藤井 昭吾 99/滋賀 |
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| 誘導 | 原田 翔真 | 原田 翔真 | |||
浮島の絡みで大穴を!
6岩井が思い切っていきそうではあるが、今節の動きを見ているとそこまで強気にという感じでもなさそう。むしろ1中釜が長いラインを率いて長めのスパートで勝負していきそうな一戦。ただ、6岩井の上を2鈴木が斬って、その上を1中釜がカマす展開なら引けない2鈴木が番手で飛びつくことはあるだろう。そうなると9椎木尾と2鈴木の競り合いは激化。そうなると4浮島にもチャンスがあるのでは?個人的には5治田より4浮島に魅力を感じている。相手は広く取って大穴車券を。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 中釜 章成 | 113 | 大阪 | 中釜 章成 113/大阪 |
| 2 | 2 | 鈴木 竜士 | 107 | 東京 | 鈴木 竜士 107/東京 |
| 3 | 3 | 川口 聖二 | 103 | 岐阜 | 川口 聖二 103/岐阜 |
| 4 | 4 | 浮島 知稀 | 123 | 群馬 | 浮島 知稀 123/群馬 |
| 5 | 治田 知也 | 121 | 新潟 | 治田 知也 121/新潟 |
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| 5 | 6 | 岩井 芯 | 125 | 岐阜 | 岩井 芯 125/岐阜 |
| 7 | 藤田 勝也 | 94 | 和歌 | 藤田 勝也 94/和歌 |
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| 6 | 8 | 古賀 勝大 | 115 | 和歌 | 古賀 勝大 115/和歌 |
| 9 | 椎木尾拓哉 | 93 | 和歌 | 椎木尾拓哉 93/和歌 |
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| 誘導 | 布居 寛幸 | 布居 寛幸 | |||
やっぱり競輪はライン
冒頭書いたように2脇本と4杉浦が似たようなレースをした結果、決勝戦はともに単騎。この2人は8番手と9番手で勝負どころを迎えそう。となると北日本と南関、どちらが先行するか?というのがポイント。9松井は今年は勝負の1年!まず1郡司に優勝をプレゼントしておくと、このあといいことがある、という期待を胸に先行するところから考えたい。素直に1郡司からの車券で。ここは絞って1点勝負。ただ、9松井が構える可能性もあるので、その時は北の先行から6高橋と3渡部の折り返しを。その際には、2脇本はいれておきたい。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 郡司 浩平 | 99 | 神奈 | 郡司 浩平 99/神奈 |
| 2 | 2 | 脇本 雄太 | 94 | 福井 | 脇本 雄太 94/福井 |
| 3 | 3 | 渡部 幸訓 | 89 | 福島 | 渡部 幸訓 89/福島 |
| 4 | 4 | 杉浦 侑吾 | 115 | 栃木 | 杉浦 侑吾 115/栃木 |
| 5 | 和田健太郎 | 87 | 千葉 | 和田健太郎 87/千葉 |
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| 5 | 6 | 高橋 晋也 | 115 | 福島 | 高橋 晋也 115/福島 |
| 7 | 簗田 一輝 | 107 | 静岡 | 簗田 一輝 107/静岡 |
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| 6 | 8 | 酒井 雄多 | 109 | 福島 | 酒井 雄多 109/福島 |
| 9 | 松井 宏佑 | 113 | 神奈 | 松井 宏佑 113/神奈 |
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| 誘導 | 西岡 正一 | 西岡 正一 | |||

1972年5月17日生。関西・名古屋などでFMのDJを経て、競輪の実況アナウンサーへ。実況歴は18年。最近はミッドナイト競輪in小倉を中心に活動中。番組内では「芸術的なデス目予想」といういいのか悪いのかよく分からない評価を視聴者の方から頂いている。
昨日まで行われていた平塚開催。
そこは、北井佑季選手にとって待望の復帰戦という特別な舞台でした。
A級からの再スタート。
結果は、当然と言ってもいい完全優勝。
結果以上に印象的だったのは、一踏み一踏みに宿る力強さと、勝負所で一切の迷いを感じさせない気迫でした。
改めて感じさせられたのは、S級上位で戦ってきた選手が持つポテンシャルの高さ。
現在はS級とA級の混合戦という制度が存在しないため、普段はなかなか直接比較することができません。
だからこそ今回のような復帰戦は、競輪ファンにとっても非常に貴重な“物差し”になったのではないでしょうか。
そして、舞台を和歌山記念に移しても、その「差」ははっきりと表れています。
郡司選手と他の選手との間にあるレベルの違い。
さらに、何よりも昨日のレースで強烈な印象を残したのが脇本選手でした。
グランプリでは肘の故障の影響もあり、
「どこまで戦えるのか?」
正直なところ、未知な部分が多かったのも事実です。
グランプリは展開的にも、脇本選手の脚力を存分に発揮できるレースとは言えず、
本当に以前のような走りができるのか――そんな疑心暗鬼があったのも否めません。
しかし、そんな不安を一瞬で吹き飛ばしたのが、昨日の豪快すぎる一撃。
あの踏み出し、あのスピード。
「ああ、やっぱりこの人は別次元なんだな」と、改めて思い知らされました。
とはいえ、
強いからといって、必ず勝てるわけではない。
それが競輪という競技の奥深さであり、最大の魅力でもあります。
圧倒的な実力者が揃う中で、どこにほころびが生まれるのか。
穴を狙うのは簡単ではありませんが、だからこそ考える価値がある。
本日も、その一瞬の綾を見逃さぬよう、
精一杯、予想コラムに向き合っていきたいと思います。