日本選手権競輪　著名人予想

いよいよ第77回日本選手権ダービーが平塚競輪場で開幕する。このダービーに最後迄あきらめず出場を願っていた平原康多は武雄G 3での落車の影響で欠場になったのは残念だ。優勝賞金(8600万)も上がり、準優勝でも他のG 1と同額(3900万)の賞金となればG P を目指す選手達をハッスルさせる。そして直前の武雄G 3、久留米G 3と売り上げ目標を達成し、場内も凄く盛り上った事を考えるとゴールデンウィークの開催、平塚競輪場に多くのお客様が集まることは間違いないだろう。今日の特別選抜は競輪界N O 1の脇本雄太が出場する。場内に足を運んだファンに感動を与える走りに期待したい。

平塚G 1ダービー２日目を迎える。初日11レースの特別選抜を振り返ると逃げた眞杉匠は脇本雄太の早目の巻き返しを想定した全開の走りだった。その走りで吉田拓矢に展開が向き200勝を達成した。脇本が巻き返せないほどの眞杉の先行は、前半のタイムも良かったし次に繋がるレースだったと思う。2着に入った清水裕友もしっかりと関東勢の後ろを取り切り、バックから仕掛けて吉田に迫ったレースぶりはS S 班復活に燃えている内容だった。今や競輪界N O， 1のゴールデンコンビ脇本、古性優作は気持ちを切り替えてしっかりと二次予選を勝ち上がって欲しい。今日も1次予選5レース、特別選抜2レースが行われる。

ゴールデンウィークの中、平塚競輪場は大盛況みたいで、さすがダービー、売り上げも連日20億越えで施行者が掲げている売り上げ目標155億を達成して欲しい。２日目の特別選抜は北勢の気配が良かった。10レースの新山響平は守澤太志が付くことで心底、安心して駆けて守澤、新山でワンツーを決めた。11レースは佐藤慎太郎の突っ込みは素晴らしく、あの技術は見事だった。南関地区の番長、郡司浩平も深谷知広の積極駆けに乗り、しっかりと地元声援に応えた。今日は出場権をかけたトライアルで勝ち上がったメンバーによるガールズコレクションが実施される。近況レベルアップしている女の戦いも楽しみだ。

平塚ダービーも4日目、後半戦を迎える。昨日の二次予選は山田庸平の力強い捲り、眞杉匠、犬伏湧也の強力先行、脇本雄太の世界レベルの捲りが目を引いた。
12レースのガールズコレクションは前々と攻め、奥井迪の先行を3番手から捲った久米詩が初優勝した。優勝賞金280万円をゲットし賞金ランキング1位となりガールズGP出場に一歩近付いた。
元選手（70期久米康徳）で現在養成所の教官をしているお父さんが一番喜んでいるだろう。久米選手、本当におめでとう。

第７２回平塚ダービーも5日目準決勝を迎える。まず、4日目の残りの二次予選とゴールデンレーサー賞を振り返る。9レースでは吉田有希の先行を5番手から捲った古性優作が強かった。5古性ｰ3稲川ｰ7横山で入り一番人気の600円で古性の信頼度がわかる。10レースは町田の仕掛けが遅く、渡邉一成に乗る和田圭が松浦悠士を捌き5連勝で準優勝進出を決めた。松浦も本調子なら、あの展開でも自分で踏んで行けていたが...。11レースのゴールデンレーサー賞は新山とのもがき合いに挑んだのは吉田じゃなく清水だった。二人のもがき合いは凄く、場内にいたファンの方は良いレースが見られたと思うし、もがき合いを制した新山の強さに驚いた。最後は守澤太志が差して244万円を手にした。さて、いよいよ27人から9人にしぼられる準決勝、どのレースも激しい戦いになるのは間違いない。何せ一番賞金高いダービーの準決勝ですからね。