読売新聞社杯全日本選抜競輪　著名人予想

今日から、第３７回全日本選抜競輪[G1]が、5年ぶりに2度目となる取手競輪場で開催される。前回の32回大会は強烈な風が吹く悪条件で参加選手を苦しめていた事を思いだす。そんな中、決勝は関東開催で負けられない平原康多が、新田祐大の捲りに切り替え差して優勝、2着にも武田豊樹が入って関東ワンツーを決めた。今回は東京オリンピックで活躍した脇本雄太の不参加は残念だが、S S 班全員の参加となり、その中でも昨年の競輪祭で優勝しS S 班入りした吉田拓矢が、地元開催で関東の中心的な存在になりそう。昨年G P で見せた関東結束の固い絆で開催を盛り上げるのは間違いなさそう。

昨日は朝から冷たい雨が降り続き全日本選抜が開幕した。序盤はバンクが重たかったのか、先行選手がスピードに乗れない状況で捲りが良く決まっていた。そんな中、坂井洋、真杉匠、嘉永泰斗、寺崎浩平といった若手の動きは良かった。特別選抜の10レースは山崎賢人が松浦悠士に微差捕らえられたが、素晴らし先行をした。今回は仕上がっていると感じた。11レースは南関連携で深谷知広が逃げて番手和田真久留がしっかりと援護し南関3車で決まった。期待された地元吉田拓也は内に詰まり2次予選回りとなった。12レースでは地元開催で平原康多の気迫の捲りで地元ファンは喜んでいた。今日は二次予選とスタールビー賞がある。準決勝に向けて厳しい戦いが見れそうだ。

第37回、全日本選抜競輪は、３日目準決勝を迎える。昨日２日目は、強風の影響なのか荒れに荒れて高配当が続出した。そんな中でも新田祐大、嘉永泰斗、原田研太朗、松井宏佑らの動きが光った。メインのスタールビー賞は深谷知広の巻き返しが早く南関勢で決まると思ったが、松浦悠士が山崎賢人から切り替えそのまま捲り、追走した平原康多がゴール寸前で捕らえスタールビー賞を制した。ここも平原の地元開催で負けられない意識の強さを感じた。今日の準決勝3個、どのレースも見所満載で楽しみだし、なんと言っても今年初のG 1でグランプリの切符が得らるだけに激闘の戦いが見れそうだ。