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2015年5月19日   うしかい座特別 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第10レース   距離不足は地力でカバー アルマベルヴァ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース  幸村博之

nagoya03.jpg地力上位はリシェスアルマベルヴァ。距離適性なら前者だが、肝心な出来の方が強調できない様子。このところの行きっぷりなら後者もそこそこついて行けるとみて、こちらをやや上位に。ただ、今回はピンクストーンメイケイハリケーンといった韋駄天が多数いるだけに予断は許さない。良化キモンダッシュもここ狙いで虎視眈々。

アルマベルヴァは初戦で見せた瞬発力が忘れられない。発馬ひと息なので距離は微妙な面があるが、エンジンはこのクラスのものではないだけに…!? 「ちょっと行きたがるところがあり折り合いに難しい面がある。ここ2戦を見ると距離は短い方が向きそうな感じ。とはいえ抜けた出脚があるわけではないし、800mは忙し過ぎるかもしれない。果たして…」。

リシェスはまさかの3着からすると状態面の上積みは求めづらそうだが、連勝の内容からそれだけで評価を下げるわけにはいかない馬だ。追い切りをかけられたのならもうひと頑張り。「息遣いが荒くなってきた。どうも暑さに弱いタイプのようだよ。体も幾分硬くなった感じかな。距離は向きそうだけど、状態が本当ではないので、どうなのかな」。

ピンクストーンはテンの攻防ではここに入ってもヒケを取らぬはず。特別ではひと息だが、この距離ならまた違った結果が望めそう。枠を味方にしたい。「距離の適性が高い馬だと思っているのでここへ申し込みました。あとは出脚勝負でしょう。いい位置が取れれば善戦以上を期待」。

メイケイハリケーンは特別では崩れることしばしばだが、1400mでは逃げ切っている。この距離での先手争いにも対応可能な速さはある。「発馬後の1完歩目は平凡で、一気にトップスピードに乗れるタイプではない。本質的に距離は向くけど、前半の対応次第といった感じになるからね。何ともいえないよ」。

キモンダッシュは劇的な良化もあり一変。中央1勝馬だけに驚くことはないか。かの地でも短距離が主戦場だった。あの出脚ならここでも。「転入当時のことを思えば良くなっています。それがダッシュを決めて逃げ切りにつながったと思います。ただ、このメンバーで行き切れるかは何とも…。どんな展開にも対応できる外枠が欲しいですね」。

おすすめ買い目

馬単 6→3 3→6 6→2 2→6 3→2 2→3 6→9 3→9 6→5 3→5

 

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