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2015年5月 5日 かしわ記念 (船橋競馬) ツイート
船橋競馬 第11レース 女傑サンビスタが華麗に舞う
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬
【中央所属馬の評価】
サンビスタはブリーダーズゴールドカップ、盛岡のJBCレディスクラシック、TCK女王盃、そして前走のマリーンカップに勝ち、既にダートグレード競走の牝馬路線では女王の座にある。牡馬相手でもチャンピオンズカップでは出遅れながらホッコータルマエから0.4秒差の4着、フェブラリーステークスでもコパノリッキーから0.4秒差の7着と、十分に通用する力があることを証明している。ここは勝ち負けの期待。
ベストウォーリアはJpn1の南部杯を含む1600m4勝。前走のフェブラリーステークスでは0.2秒差3着と左回りのマイルはこれ以上ない適条件。船橋は初コースになるが、前走でみせた抜群の切れ味が生かせるコースだけに、期待できる。
クリソライトの前走ダイオライト記念は文字通りの横綱相撲。船橋適性は【2-0-0-0】と高い。ただマイルは【0-1-0-0-】と2着こそあるが2歳時で、以降は主に1800m以上の距離を使われてきているだけに、昨年の大沼ステークス(11着)のようにペースに戸惑う危険性もある。その点だけが不安。
ワンダーアキュートはJpn1で2勝の実績馬。9歳馬だが前走のフェブラリーステークスでも9着だが着差は0.5秒差の小差。昨年のこのレースは3着。守備範囲としてはやや短いが、速い流れには対応できる。
セイクリムズンは9歳馬。昨年の2着馬で、ダートグレード競走7勝の実績。前走の黒船賞を叩かれてどれだけ良化してくるかがカギ。
【地方所属馬の評価】
大井のハッピースプリントは、今回ホッカイドウ競馬時代の主戦、宮崎光行騎手が騎乗する。2歳時は全日本2歳優駿に勝ち、昨年の南関東2冠馬にしてジャパンダートダービーではカゼノコにハナ差差され2着。前走のフェブラリーステークスは出遅れが響いたが、11着とはいえ勝ち馬からは0.6秒差なら巻き返しは十分可能。
大井のセイントメモリーは一昨年のオーバルスプリント快勝の実績ある。このところ好走は1走おきだが、マイルは計11勝と得意中の得意だけに、好走を期待したい。
船橋のバトードールはJRA準オープンから転入し報知グランプリカップを含む5戦2勝。時計勝負では厳しいタイプだが、ギアが上がった時の末脚は鮮やか。混戦で浮上も。
高知のクロスオーバーは意欲的な遠征を続けているが、ダートグレード競走では苦戦を強いられているのが現状。ましてはJpn1では苦戦は必至。得意の道悪になれば若干の上積みも。
笠松のユーセイクインサーは地元でもオープンで入着すら危うく、ダートグレード競走はエンプレス杯6.1秒差9着、マリーンカップ4.4秒差12着では期待できない。
【解説者の予想】
牝馬相手の前走を58キロで制したサンビスタが、牡馬相手のここでも十分チャンスがある。チャンピオンズカップ、フェブラリーステークスで牡馬相手に好走しているし、今回は2キロ貰える55キロ。若干経験の薄いマイルもこなせないことはない。ベストウォーリアはマイラーの素質はメンバー中No.1.安定感あり軸馬としては最適。クリソライトは船橋2戦2勝と相性の良さ光る。あとはマイルの流れに乗れるかどうか。
ハッピースプリントは東京大賞典、川崎記念といずれも4着。前走のフェブラリーステークスは出遅れも0.6差11着。力は通用するが今回は結果が求められる。マイルの流れに乗れればワンダーアキュート、セイントメモリーも時計は通用するレベルで。
◎サンビスタ
○ベストウォーリア
▲クリソライト
△ハッピースプリント
△ワンダーアキュート
△セイントメモリー
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