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2011年6月 4日 安芸の小京都竹原特別 (福山競馬) ツイート
福山競馬 第10レース 実力断然!!ヒルノラディアン横綱相撲
福山エース・樋本輝明
西日本グランプリで6着に敗れ去ったヒルノラディアンだが、手薄のオープンでV奪回当確か。転入2戦でムツミマーベラス、ビービーバイラという牝馬の二枚看板を圧倒したパワーは本物。早め先行のパターンで一気決着だ。当面の敵はシルクホウオー、アポロコマンダーか。前者は終いの脚に威力があり、自信の距離で突っ込みの可能性。後者は過去にオープン3勝の経歴を誇るパワーランナー。中団からの威力あるワンパンチで反撃ムードだ。他ではゲート次第でレース巧者ファイトオングラスのしぶとい脚、好配狙いなら中団のイン強襲でブラストターブロウ。
ペース 平均
先行 ⑧⑦
好位 ④②⑨
中団 ⑥⑤
後方 ③①
《レースはこうなる》 このメンバーならヒルノラディアンが強引に攻めの競馬で主導権を取る可能性もあり得るが、玉砕覚悟でモナクランベルがハナを主張か。ヒルノラディアンが2番手に控え、ファイトオングラス、ハードフォーレルもメンバーを考えれば好位マークでレースを進めそう。中団にアポロコマンダー以下、シルクホウオー、ブラストターブロウがひしめき、ムサシボー、マルサンサイレンスは例によって後方待機に徹する構え。逃げるモナクランベルを3コーナー手前でヒルノラディアンが捕らえて4角先頭に躍り出るか。後続からはパワーで勝るシルクホウオー、アポロコマンダー、ファイトオングラスあたりが横一線となってヒルノラディアンに襲いかかりそうなムードだが…。
◎ヒルノラディアン 西日本グランプリが迫力負けの6着。が、3角では一旦ブービーまで後退しながら、直線盛り返した爆発力を評価すべきか。ムツミマーベラス、ビービーバイラという牝馬の二枚看板を力でネジ伏せた転入2戦がとにかく圧巻。地元相手なら早め好位からV争い当確。
○シルクホウオー 長い脚を平均して使える長所。スタミナに富んでおり、ゆったり乗れる9ハロン戦なら持久力を伴った末脚で一角崩しの怖さを秘めている。良馬場で時計がかかればパワフルな決め脚で好勝負。逆転打ならこの馬だろう。
▲アポロコマンダー 過去にオープン3勝の好歴。無理に前へ行く競馬だと味が出ないが、中団からのワンパンチに威力があり、今回はじっくり脚をタメ込む中団待機の競馬で突っ込みの可能性を残している。歩様もスムーズで最も怖い存在。
△ファイトオングラス ゲートでのポカさえなければ早め好位に取りついて粘っこさ発揮か。平均ペース型で過去、1800㍍は10戦して5連対、三着以内が7回と持久力勝負に自信。バテない脚で善戦ムードが漂っている。
×ブラストターブロウ 好走パターンの大半が好位、中団からのイン直撃。ムラッ気な性格でポカが多いタイプだが、直線でインが空く流れになればしめたもの。穴一考。
ハードフォーレル あらゆるパターンに対応が利く、自在性が魅力。メンバーによっては前に行ける脚もあり、馬体の落ち込みさえなければしぶとさを存分に発揮か。あくまで軽視は禁物だ。
マルサンサイレンスは昨年の菊花賞4着、春緒戦の桜花賞3着という経歴。追い込みオンリーでレースが不器用だが、終い3ハロンの脚に凄み。流れがゴチャつけば切れで…。
ムサシボー 高齢でかつての凄みが消え失せたが、1800だと極端に崩れない強み。レース当日が良馬場ならそれなりに動くか。3着に一考。
モナクランベル オープン相手でなおかつ距離が9ハロンという厳しい条件。仮に逃げてもこのメンバー構成では耐久力が…。
《最新情報!!厩舎の思惑》
↑ヒルノラディアン 《那俄性師》 ローテは厳しいが、疲れそのものは感じない。
西日本グランプリでもひと脚みせたし、ここなら力でリード。勝ち負けだ。
↑シルクホウオー 《石井厩務員》 カイ食いがよく、引き続き安定した状態を保っ
ている。前走は馬場に泣いたが、良馬場の力勝負で1800なら上位は望める。
↑アポロコマンダー 《石井厩務員》 前走が案外だったが、ムード的にはいい部類。
オープン3勝の実績があり、流れに乗れればいい勝負に持ち込めそうだ。
→ファイトオングラス 《倉永助手》 力は出せる態勢だが、メンバーが揃ったとい
う印象。大崩れする不安はないが、勝ち負けまではどうか…。
→ハードフォーレル 《藤井厩務員》 カイ食いが細いし、全体的に出来が地味とい
う印象を受ける。弱気にならざるを得ないのが本音で…。
→ブラストターブロウ 《神原助手》 夏場になって下降線だし、オープンだと家賃
が高い。力関係で一枚落ちだし、入着があればだろう。
→マルサンサイレンス 《宮野厩務》 暑い時期になって徐々に上向きムード。あと
は乱ペース待ちになるが、前がガリガリやってくれれば望みも…。
→ムサシボー 《黒川騎手》 出来はこの馬なりで推移。往年のパワーは感じない
が、1800のスタミナ勝負ならソコソコ程度の働きは見込めそう。
→モナクランベル 《鎌本助手》 ひと頃より状態はアップしたが、如何せんオープ
ン相手で条件面が厳しすぎる。ペースがきつく、どこまで耐えられるか。
《調教タイムと状態》
①マルサンサイレンス ○○○ →
前 1長め入念
※大きく変わった印象はないが、け
っして悪く映らない。出来及第点。
②アポロコマンダー ◎◎○ ↑
前良 三村 432 282 119 馬なり
1稍 三村 432 286*126 馬なり
※気合の入った攻め馬で、前走より
上向いているのは確か。変身気配。
③ムサシボー ○◎○ →
前良 黒川 586 425 285 121 馬なり
1稍 黒川 329 143 馬なり
※動きに迫力ダウンも、極端な出来
落ちは感じられない。まずまずか。
④ファイトオングラス ◎○◎ →
前良 助手 566 416 279 131 馬なり
1稍 助手 583 426 284*127 馬なり
※丹念な乗り込み、軽快な動きでい
い感じの仕上がり。動ける態勢だ。
⑤ブラストターブロウ ○◎○ →
前 2連斗のため入念
1稍 周藤 438 298 135 馬なり
※出来落ちなく、この馬なりの出来
をキープ。ある程度の力は出せる。
⑥シルクホウオー ○◎◎ ↑
前良 山田祥 545 396 257 113 稍一杯
1稍 山田祥 542*397*261*112 強め
※バイタリティーあふれる動きで前
走時を凌ぐ仕上がり。好ムードだ。
⑦ヒルノラディアン ◎◎○ ↑■
前良 松井 572 415 275 125 馬なり
2稍 松井 593 433 294 136 馬なり
※細めの馬体だが、毛づやが映えて
気合面も充実。体調はほぼベスト。
⑧モナクランベル ○○○ →
前 1長め入念
※馬体こそ悪くないが、上積みに乏
しい印象を受ける。横バイ状態だ。
⑨ハードフォーレル ◎○◎ →
前良 周藤 327 138 馬なり
1稍 周藤 581 414 272*119 直強め
※久しぶりにびしっと追い切って
ムードは上々。変わり身注意だ。
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