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2011年3月10日   スプリングカップ(SP2) (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第10レース   ミラノボヴィッチが一歩リード
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村 博之

nagoya02.jpg2月18日の笠松・ゴールドジュニアも好メンバーだったが、ここもいい顔ぶれがそろった。その1~3着、ミラノボヴィッチエルウェーオージャオーナーシップを上位に。ミサキティンバーサカジロタイヨーが地元で巻き返す場面も想定。コアレスバトラーも見限れない。

ミラノボヴィッチは前走で重賞2勝目を挙げて一歩リードした形。決してスタートのいい馬ではないが、そんな馬が先行有利の馬場を考慮して先手を奪えるあたりが力のある証拠だと思うのだ。道営での2勝は1700mなので距離は問題なさそう。大井戦はともかく、園田戦2着から初馬場もそれほど気にしなくていいのでは。この枠ならスムーズな競馬もできそうだ。

エルウェーオージャは先行有利の馬場でもきっちり差してきたことを評価。JpnⅡ・兵庫ジュニアグランプリ3着はダテではなかったということだ。輸送は問題ないし、こと東海地区への遠征には手慣れた厩舎である。再度こちらに矛先を向けてきたのは勝算があってこそ!?

オーナーシップは重賞勝ち馬が10頭中7頭いたゴールドジュニアの中では格下感があったが、それでも3着に差してきた。相手なりにやれるということだ。距離が延びるのはむしろプラスに作用しそうな感じもあるし、状態もさらに上向いた印象すらある。注目以上の存在。

ミサキティンバーは先行有利の馬場を意識して積極的な競馬を試みたはいいが、外を回らされ中途半端な結果に終わってしまった。現状では末脚勝負に徹してどこまで、という競馬で活路を開くしかなさそうだ。ただし、前走より状態面の上積みが見込めそう。

サカジロタイヨーも2番手で大丈夫だろうとミラノボヴィッチにハナを譲ったのが結果的に裏目に出た感。中央遠征の疲れがあったのかもしれないが、自分の力の程がわかった競馬でもあった。前走を糧に、ここは自分の形に持ち込むしかあるまい。

コアレスバトラーはライデンリーダー記念馬。その後が思ったほどではないが、中央遠征を除けば大きく崩れていないのも確か。見限れない部分はある。ただ、そろそろ疲れが心配。前走、小倉の3歳500万であわやの競馬をしたオグリシュンコーが人気を集めそう。ただ、長距離輸送でマイナス17キロ。そんな中での激走だけに反動がやはり気になる。人気するようならむしろ外す手?

おすすめ買い目

馬単 8→5 5→8 8→4 5→4 8→6 5→6 8→1 5→1 8→11 5→11

 

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