- オッズパークTOP
- 地方競馬TOP
- 地方競馬予想
- レース展望・予想一覧
- 金沢競馬 予想一覧
- 吉原騎手クーアフュルストが頂点へ「中日杯」(金沢競馬)
レース展望・予想
吉原騎手クーアフュルストが頂点へ「中日杯」(金沢競馬)
2025/12/07
今週の金沢競馬は日、月、火曜日の3日間連続開催。7日(日)のメインカードは最終第11レースで争われる「第61回中日杯」(金沢競馬場2000メートル)で、3歳馬の参戦はありませんでしたが、今年の金沢競馬を盛り上げてくれた古馬たちが顔をそろえ、暮れの大一番にふさわしい一戦になりそうです。
◎4 クーアフュルスト(牡4、加藤和義厩舎)は前走の北國王冠で4着に敗れましたが、地元勢では最先着を果たしました。スタートから次々と先頭が入れ替わる激しいレースになりましたが、内で粘るヒーローコールを競り落として2周目4コーナーを単独の先頭で回った時にはそのまま押し切るかと思われましたが、直線半ばで力尽きてしまいました。幸いにも長丁場を使ったダメージはなかったようで、中間には主戦の吉原寛人騎手が自ら手綱を握って2週続けて追い切り時計をマークするなど引き続き順調な調整を積んでいます。北國王冠のレース内容からもスタミナがあることは証明されただけに、今度こそ直線押し切って初の重賞タイトルを手にしたいところです。
○9 ナミダノキス(牡4、金田一昌厩舎)は6月の百万石賞(2100メートル)を快勝後、千葉の育成牧場へ放牧に出されていました。9月半ばに帰厩しましたが、蹄の状態がなかなか回復しなかったことから戦列復帰が長引き、今回は半年ぶりで休み明けとなります。ぶっつけでの中日杯となりましたが、10月下旬から追い切り時計を出して、11月中旬からは毎週のように併走追い切りを重ね仕上げられています。走る気になれば追えば追うほど伸びてくる末脚は魅力で、大幅に馬体重が増えていなければ、想定を超えたレース運びで直線一気に伸びて追い上げてきそうです。
▲11 マリンデュンデュン(牡5、金田一昌厩舎)は休み明けで5カ月ぶりでも前走のA1級二組(1400メートル)を勝って、連覇がかかる中日杯へ挑んできました。主戦の松戸政也騎手が落馬事故で騎乗できないのは残念ですが、乗替わる田知弘久騎手も9年前にジャングルスマイルで逃げ切って中日杯制覇を飾っています。大外からでも先手を主張してマイペースの逃げに持ち込むことができれば、昨年の再現があるかもしれません。
△8 マンガン(牡8、中川雅之厩舎)は前走の北國王冠で10着と奮いませんでしたが、今年は利家盃とイヌワシ賞を勝っていることから2000メートルに距離が短縮されるなら見直しは必要です。追い切りでは主戦の中島龍也騎手が手綱を抑えたままでも好時計をマークしており、直線の追い比べ勝負になるなら内から馬群をさばいて抜け出してきそうです。
△7 プレシオーソ(セン8、金田一昌厩舎)は今夏に中央3勝クラスから転入してきて、金沢でまだ馬券絡みを外していません。2番手からの追走でも、逃げた馬を早めにかわして快勝した前走A1級二組(1700メートル)の再現ができれば、2000メートル戦でも上位争いは可能です。
<おすすめの買い目> 
馬単(マルチ) 4⇔9・11・8・7(8点)
3連単(フォーメーション) 4→9・11・8・7→9・11・8・7 9・11・8・7→4→9・11・8・7(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。





