レース展望・予想

軸はドンリュウスターだが波乱含み「B2級七組」(金沢競馬)

2025/11/23

今週の金沢競馬は日、月、火曜日の3日間連続開催。今開催のB2級は過去3走の着順によって与えられるポイント順でレースが組まれる特別編成になっており、23日(祝・日)は特に第10レースで争われるB2級七組(金沢競馬場1500メートル)は出走する11頭全馬に予想印が必要なほどの大混戦で波乱ムードが漂います。

各馬一長一短があってどの馬を軸にするか難しいですが、近走の走破時計比較で優位な◎1 ドンリュウスター(牡4、高橋俊之厩舎)を信頼したいです。今季は夏場に休養を余儀なくされて使い込めていませんが、10月に戦列復帰してからは休むことなく順調で、前走のB2級五組(1400メートル)では5着でしたが、直線内からひと脚使って3着争いに加わろうとしていました。引き続き直線だけの追い切りですが、3歳時に見せていた活気が戻ってきており、力量差があまりない今回の顔ぶれなら上位争いは可能です。1500メートルに距離が延びるのも歓迎で、好位追走からひと脚使うことができれば直線抜け出しが図れるかもしれません。

○6 ネオキャンディ(牡6、中川雅之厩舎)は前走のB2級六組(1500メートル)で6着でしたが、4コーナー外から脚を伸ばして、大接戦となった2、3着争いに加わり、見せ場はありました。乗り込み重視の調整が続いていますが、夏負けからの回復途上だった9月ごろに比べれば、体調は持ち直してきています。1500メートル戦は転入当初に連勝を飾った相性がいい距離で、再び直線の追い比べ勝負になるなら上位進出のチャンスがありそうです。

▲7 グリグリグリジロウ(牡5、井樋一也厩舎)は前走のB2級四組(1400メートル)で逃げて2着と巻き返しました。その後は転厩もあって1カ月以上レース間隔は空きましたが、引き続き追い切りではスムーズな動きを披露しています。4走前には1500メートル戦でも逃げ切っており、先手を奪ってペースを握り、4コーナーを先頭で回ることができれば、今回も際どい勝負に持ち込みます。

△4 ナイトアウェイ(セン4、加藤和宏厩舎)は前走のB2級四組(1400メートル)でも後方追走いっぱいの10着と苦戦が続いていますが、3走前に3着まで追い上げた1500メートル戦なら復調のきっかけをつかめそうです。疲れを考慮して今回は追い切りを控えての出走で、前走時に減っていた馬体重が回復するなら、巻き返しがありえます。

△11キックアーサー(牝4、藤田弘治厩舎)もB2級入りしてから苦戦が続いていますが、今季開幕戦から3連勝を飾ったスピードは侮れません。今回はレース間隔を空けて乗り込まれており、逃げるグリグリグリジロウに、外枠から食い下がっていければ、流れ込みが図れるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ)1⇔6・7・4・11(8点)
3連単(フォーメーション) 1→6・7・4・11→6・7・4・11 6・7・4・11→1→6・7・4・11(24点)

B2級七組の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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