レース展望・予想

マジークとキングスピカの争い「チャオ特別」（園田競馬）

2025/08/20

20日（水）の園田競馬メイン第11レースに「チャオ特別」（B2、園田競馬場1400メートル）が行われる。

◎6 マジーク（牝5、田中範雄厩舎）は前走でゴール前の混戦を制してB2昇級後初勝利を挙げた。まだ少し動きには重たさが見受けられるが、末脚は力強さが感じられる。今回は56キロを背負うが、4走前に克服しており大きなハンデにはならないだろう。外寄りの枠も有利で、連勝を狙う。

○3 キングスピカ（牡3、保利良平厩舎）は前走（7月23日）が初めての古馬混合戦だったが、勝利して昇級戦を迎える。3～4コーナーでうまく前が開かずに仕掛けのタイミングが遅れたが、直線に入って前が開くと一瞬にして後続を突き放しており、着差以上に強かった。先週は馬場の内側が重たかったが、スムーズに馬群をさばければ逆転を狙える。

▲7 タオロマイ（牡5、盛本信春厩舎）は3カ月半ぶりで今回がB2降級戦。B1ではスピードにうまく対応できていなかった印象だが、降級すれば本来の先行策が取れそう。たたき良化型で上位2頭と比べると劣る印象だが、マークが薄くなればしぶとく粘りそうだ。

☆2 アグネスシュウ（セン5、岡田利一厩舎）は前走（7月31日）で同じく逃げたい馬に競りかけてゴール前で失速したが、勝ち馬から0秒3差（4着）とよく粘った。今回は好走が多い単騎逃げに持ち込めそう。先週は逃げ馬に不利な馬場だったが、良馬場なら粘り込めそうだ。

△1 サンライズスコール（牡6、玉垣光章厩舎）は3カ月ぶり。兵庫転入後は未勝利だが、昨年の同時期にはB1で連続2着があり、B2では地力上位とみて良さそうだ。内枠をうまくさばけるかどうかが鍵になる。

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馬単（フォーメーション）　6・3→6・3・7・2・1（8点）
3連単（2軸流しマルチ）　6⇔3⇔7・2・1（18点）

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（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）


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