レース展望・予想

立て直された古豪タイサイ「恋路賞」(金沢競馬)

2025/06/02

金沢競馬は今週も月、火曜日の2日間連続で行われますが、ナイター開催ではなく、最終レースの発走時間は通常の18時台に戻ります。

2日(月)のメインカードは最終第12レースで争われる「恋路賞」(B1級準重賞、金沢競馬場1400メートル)になります。昨年までは晩秋の寒い時期に行われていましたが、今年は施行時期が早まり、勝ち馬には7月20に行われる重賞・日本海スプリント(1400メートル)の希望投票優先権が与えられます。

◎7 タイサイ(牡9、堀場裕允厩舎)は今季開幕戦こそ2着に敗れましたが、その後B2級で2連勝と持ち直しています。昨年A1級でも勝ち負けしていた実績からB級での活躍は妥当のように思えますが、年齢を重ねてレース後の回復に時間がかかるようになっているのは否めず、現状では月1走のローテーションが合っているようです。久々に追い切りもこなせたことから、春先に比べて回復ぶりは早くなっており、今回も逃げた馬を前に見ながらレースを進めることができれば、底力の違いで直線抜け出してきそうです。

○9 ウメタロウ(牡10、金田一昌厩舎)も年齢を考慮して休みがちなローテーションですが、5着に敗れた前走A2級二組(1400メートル)でも内枠から好ダッシュを決めて先手は奪っており、テンのスピードはまだまだ衰えていません。昨年後半はA1級に上がって苦戦が続いていましたが、B1級にクラスが下がった今年はここまで2勝を挙げて息を吹き返しています。1カ月ほどレース間隔は空きましたが、引き続き追い切りの動きは悪くなく、今回もスタートからペースを握って直線粘り込みを図ります。

▲8 ワレハカゼノコ(牡5、加藤和義厩舎)は2走前のB1級三組(1400メートル)で直線追い上げ届かずの4着に敗れましたが、前走のB1級三組(1500メートル)では4コーナー外から一気に駆け上がり直線突き抜けて巻き返しに成功しました。3走続けて上がり3ハロンのタイムが37秒台と破格で、シャープな末脚を繰り出しています。距離が1400メートルに戻りますが、タイサイが逃げるウメタロウをかわすのに手こずるなら、直線一気の浮上がありそうです。

△4 コルニリア(牡8、金田一昌厩舎)は初のA級入りとなった前走のA2級二組(1700メートル)でも際どい首位争いを演じて3着に逃げ粘りました。1400メートルに距離が短くなるのは歓迎で、出遅れずに好位をキープできれば今回も粘り強さを発揮しそう。

転入初戦から2着に伸びた△2 カキエモン(セン7、金田一昌厩舎)もコース2走目で上積みがありそうです。兵庫A2クラスでも連絡みしていた実績からまだまだやれそうで、前崩れの展開になるなら再び上位争いに加わってくるでしょう。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 7⇔9・8・4・2(8点)
3連単(フォーメーション) 7→9・8・4・2→9・8・4・2 9・8・4・2→7→9・8・4・2(24点)

恋路賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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