快速ビスクウィザード逃げ切り狙う「山中漆器祭特別」（金沢競馬）

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快速ビスクウィザード逃げ切り狙う「山中漆器祭特別」（金沢競馬）

レース展望・予想

2025/04/29

ゴールデンウィーク期間中は休日に開催されている今年の金沢競馬。29日（祝・火）はメインカードの最終第12レースが5頭立ての少頭数になったため、馬券的には10頭立てで各馬の力が拮抗している第11レースの「山中漆器祭特別」（B2級一組、金沢競馬場1400メートル）の方が好配当が期待できそうです。

◎1 ビスクウィザード（牡4、高橋俊之厩舎）は昨年終盤に3連勝した快速馬で、今季初戦のB2級四組（1400メートル）では1番人気に推されましたが、勝ち馬に先手を奪われて3着とスピードを発揮できませんでした。しかし前走のB2級五組（1500メートル）は手綱を抑えながらも先手を奪うと、後続を引きつけながら4コーナーを先頭で回り、追走してきた2着馬を直線半ばで突き放し、3馬身差つける強い勝ちっぷりでした。冬休み明け2走目できっちり変わったのは素質がある証拠で、まだ上が望めそうです。今回は1400メートル戦に戻って一組に上がりますが、リズムを取り戻した今の状態なら好勝負が見込めます。

○8 イロハニオエ（牝6、佐藤茂厩舎）は放牧明けだった今季初戦のB1級四組（1400メートル）から2着に粘り込み、前走のB1級四組（1400メートル）で金沢初白星を狙いましたが、スタートダッシュがつかず中団からのレースとなり4着でした。中央では勝ち星を挙げられませんでしたが、南関東のC2級で3連勝を飾っており、逃げた馬を見ながらスムーズに運べれば強さを発揮します。今回は中間に追い切りを2本消化して乗り込みを強化されており、2番手からレースが運べれば、直線抜け出しが図れそうです。

▲5 レイズユアリミット（牡5、井樋一也厩舎）は大井からの転入初戦から連続で馬券に絡みましたが、前走のB2級一組は直線伸びきれず5着に敗れました。プラス10キロと大幅に馬体重が増えていたのが影響したようで、絞れてくれば巻き返しがありそう。3歳時には笠松の重賞にも出走していたエスポワールシチー産駒で、自信を取り戻せばもっと走れても良さそうなパワーは感じます。

△2 ロビンバローズ（牝4、金田一昌厩舎）は今春に中央1勝クラスから移籍してきて初戦のB2級三組（1500メートル）で金沢の元A級馬を抑えて逃げ切るスピードを見せました。前走のB1級四組（1400メートル）はスタートで遅れてしまい9着と見どころがありませんでしたが、ビスクウィザードらを抑えて先手が主張できれば一変しても不思議ではありません。

△4 ノブトモ（牡4、金田一昌厩舎）は船橋からの移籍初戦で、大井1600メートルの3歳戦で2着に追い上げた実績があります。未勝利馬ですが、追い切りでは併せた馬にクビ差先着するなど動きは悪くなく、先手争いが激しくなって前崩れの展開になれば浮上してきそうです。

＜おすすめの買い目＞　
馬単（フォーメーション）　1・8→1・8・5（4点）
3連単（フォーメーション）　1・8→1・8・5→1・8・5・2・4（12点）