レース展望・予想

ナミダノキス対マリンデュンデュン「利家盃」(金沢競馬)

2025/04/27

4月中の金沢競馬は毎週日、火曜日に行われていて、ゴールデンウィーク前半はいずれも休日開催になります。27日(日)最終第12レースの「第6回利家盃」(金沢競馬場2000メートル)では、ともに冬休み明けを快勝したナミダノキスとマリンデュンデュンが激突します。

◎4 ナミダノキス(牡4、金田一昌厩舎)は1カ月ほど戦列復帰が遅れましたが、今季初戦のA1級二組(1700メートル)は4コーナー外から伸びて、逃げたハリウッドスマイルをかわして先頭に立つと、3馬身突き放す強い勝ちっぷりでした。馬体重が570キロで昨年末の中日杯から23キロ増えていましたが、冬休み明けでもこれだけ動けているのは成長してパワーアップしている証拠です。前走からコンビを組むようになった吉原寛人騎手はハクサンアマゾネスでこの利家盃を4年連続で勝っており、5連覇できるかにも注目が集まります。

○9 マリンデュンデュン(牡5、金田一昌厩舎)は、今季初戦のA1級一組(1700メートル)でも後続を引き離して逃げて、昨年末の中日杯に続いて連勝を飾りました。当初5頭立てのところ1頭出走取消して4頭立てになった展開利もありましたが、スタートを決めて先手を奪うとスタンド前でリードを広げて、3コーナーで差が縮まっても直線に入ると突き放す、危なげない逃走劇でした。3歳秋までは短距離馬のイメージでしたが、中日杯で松戸政也騎手が道中で息を入れながら逃げることを教えたことで、距離もこなせるようになっています。今回も早めに後続を引き離してセーフティリードを保ったまま直線へ突入できれば後続の追い上げを振り切ることは可能です。

▲7 ゴールドハイアー(牡7、中川雅之厩舎)は転入初戦のA1級一組(1500メートル)で直線一気の差し切りを決めて、前走のA1級一組(1700メートル)で連勝が期待されましたが、逃げたマリンデュンデュンに並びかけることもできず悔しい2着でした。その後はここ目標に鍛え直され、中間には3本の追い切り時計を出して乗り込まれています。転入当初とは違って調教でも自らハミを取る姿勢を見せており、ナミダノキスが早めにマリンデュンデュンを捕らえる展開になれば、シャープな差し脚でゴール前伸びてきそうです。

△1 マンガン(牡8、中川雅之厩舎)は金沢入り後連続2着と勝ち切れていませんが、前走のスプリング特別(A級準重賞、1500メートル)でも直線内から脚を伸ばして、勝ったコパノフランシスをアタマ差まで追い詰めました。前戦地の南関東では近走2000メートル以上ばかり使われており、距離が延びるのは歓迎です。追い切りでの動きも迫力が増しており、豪脚を発揮して久々の重賞制覇をもくろみます。

△2 ダイヤモンドライン(牝5、佐藤茂厩舎)は今季まだ連絡みできていないことから、レース間隔を空けて併せ馬をするなど中間は鍛え直されました。昨年の百万石賞で2着に入るなど2000メートル以上でも連対実績があるだけに復調のきっかけがつかめるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 4⇔9・7・1(6点)
3連単(フォーメーション) 4→9・7・1→9・7・1・2 9・7・1→4→9・7・1・2(18点)

利家盃の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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