ナリタシンが勢いを取り戻す「DASH観音寺開設10周年記念」（園田競馬）

2025/01/15

15日（水）の園田競馬メイン第11レースに「DASH観音寺開設10周年記念」（A2B1、園田競馬場1230メートル）が行われる。

◎10 ナリタシン（牡5、坂本和也厩舎）は2走前に休養明けから復帰して3、4着と足踏みしているが、前走は転入初戦の勝ち馬が抜群の切れ味を見せて外から差し切っており、抵抗できなかった。今回は格上との混合になるが、55キロで出走できるのは有利になる。好位から押し切る。

○12 プレジールミノル（牡7、松平幸秀厩舎）はA1との混合だった前走は7着に敗れたが、自己条件では毎回強烈な末脚を繰り出している。今回は山本咲希到騎手に乗り替わるが、追い込みを得意としている騎手でいかにも手が合いそう。逆転まで期待したい。

▲8 ダンスインザリング（牡5、柏原誠路厩舎）の前走はA1との混合で着外だったが、3コーナーで失速しており、やや負けすぎた印象がある。それでも今回は自己条件に戻り、主戦の下原理騎手に戻ってすんなり先行することができれば巻き返せる。

☆3 オーケン（牡5、南弘樹厩舎）はワンターンの方がスピードを発揮できるが、今回は同型馬が内のホクザンバーリイぐらいで、すんなりハナを切ることができそう。昨年の姫路では結果が出なかっただけに、園田最終週の今回は勝負気配が漂う。

△1 ホクザンバーリイ（牡4、橋本忠明厩舎）はB2を連勝して昇級戦になるが、いきなりA2と混じると条件的には厳しい。それでもここ2走の勝ち時計は他馬の走破時計と比べても速い方で、スピード負けはしないとみた。勢いを信頼したい。

△2 マリター（セン9、盛本信春厩舎）は22年の園田チャレンジカップ3着で実績上位だが、以前ほどの勢いは感じられない。それでも今回は叩き2走目、自己条件に入れば末脚を発揮できるか。

＜おすすめの買い目＞　
馬単　10→12・8・3・1・2（5点）
3連単（1軸流し）　10→12・8・3・1・2（20点）

（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）

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