レース展望・予想

アスキーアートvs.シェンフォン(金沢競馬)

2023/12/23

今年最後の金沢競馬は土、月、火、水曜日の変則開催となり、23日(土)には初日が行われます。注目カードは第8レースの争われるB1級五組(金沢競馬場1400メートル)で、3連勝中と勢いに乗る3歳馬と転入初戦を快勝した元中央1勝馬とのスピード争いが見ものです。

◎4 アスキーアート(牝3、金田一昌厩舎)は今秋に中央未勝利から金沢入りして転入初戦こそ4コーナーを先頭で回りながら2着に敗れましたが、その後は3連勝と上昇軌道に乗っています。特に前走のB2級五組(1400メートル)は2着以下を大差引き離す圧逃劇で、走るごとに着差を広げてスピードに磨きがかかっています。レース間隔を保つため、連闘使いになる前開催を休んで今回へ備えてきており、引き続きの1400メートル戦は歓迎です。格上馬相手でも先手を奪って自分のレースに持ち込めれば、連勝は伸ばせそうです。

○3 シェンフォン(牝4、加藤和宏厩舎)は中央に在籍していた3歳夏に金沢で行われたJRA条件交流戦(1500メートル)を逃げ切って未勝利を脱出した経歴があり、10月末に金沢で行われた中央1勝クラスのJRA交流(1500メートル)で5着に敗れた後に金沢入りしました。B2級六組(1400メートル)からのスタートと転入条件も恵まれたこともあって初戦から1番人気に推されましたが、最後の直線で連勝中の3歳馬フルコンタクトと叩き合いとなり、一旦は交わされそうになりましたが、ゴール前で差し返して1馬身差競り勝ちました。差し返して勝つあたりはやはり底力がある証拠で、中間は2本の追い切りを重ねて前走以上に気配は上げています。再び勢いに乗る3歳馬をねじ伏せるかもしれません。

▲8 ビナプリンセス(牝4、加藤和宏厩舎)は前走のB2級四組(1500メートル)で、逃げた馬を2番手から終始マークしてゴール前できっちり交わす手堅いレース運びで約8カ月ぶりに白星を飾りました。昨冬にも連勝を飾っていることから、寒くなると調子を上げてくるタイプで、追い切りでは前走以上の時計で動いています。今回も先手争いを繰り広げるアスキーアートとシェンフォンの背後につけて、どちらかが崩れる展開になれば、ゴール前抜け出すチャンスがありそうです。

前崩れの展開になれば、追い上げ堅実な△1 トゥーゲント(牝6、高橋俊之厩舎)に出番がありそうです。1400メートルに距離が短縮された前走のB2級一組でも3着まで追い上げてきており、得意な道悪馬場になるなら再度ゴール前突っ込んできそうです。

△5 シナノラニオー(牡4、加藤和義厩舎)は前走のB1級三組(1500メートル)で出遅れてしまい7着と奮いませんでしたが、体調面は持ち直してきています。発馬を決めて本来のスピードを生かすレースができれば、巻き返しがありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(フォーメーション) 4・3→4・3・8・1・5(8点)
3連単(フォーメーション) 4・3→4・3・8→4・3・8・1・5(12点)

B1級五組の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬