シンゼンデレヤが混戦断つか「金沢クリスマスマーケット特別」（金沢競馬）

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シンゼンデレヤが混戦断つか「金沢クリスマスマーケット特別」（金沢競馬）

レース展望・予想

2023/12/12

日、火曜日で開催されている今週の金沢競馬。12日（火）のメインカードは最終第12レースで争われる「金沢クリスマスマーケット特別」（A2級一組、金沢競馬場1500メートル）で、展開次第でどの上位馬にも勝つチャンスがある混戦ムードになっています。

◎5 シンゼンデレヤ（牡6、中川雅之厩舎）は今回と同じ1500メートルで争われた前走のA2級二組で、中団追走からしぶとく脚を伸ばして、先に直線先頭に抜け出した勝ち馬をゴール前追い詰めて2着と連対しました。以前は後方追走から追い上げが届かないレースが続いていましたが、3走前の1700メートル戦で中島龍也騎手がスタートから積極的に仕掛けて、道中追い通しの手応えながらも、直線馬群を割って今季2勝目を飾ったレース内容から、前走も同じレースを試みたところ、再び好走しました。今回も向正面からムチが飛んで追い通しのレースになりそうですが、4コーナーまでにポジションを下げずに直線突入できれば、直線での叩き合いから抜け出してきそうです。

○11 マイネルヘリテージ（牡4、井樋一也厩舎）は前走の準重賞・能登波の花賞（1700メートル）で単勝1番人気に推されましたが、4コーナー外から伸びて直線先に抜け出した勝ち馬をつかまえることができず2着でした。またも白星はおあずけとなりましたが、勝ち馬に早めにかわされる苦しい展開ながらも、直線伸びてきたのは底力がある証拠です。1500メートルに距離は短縮されますが、3歳時に2勝しており、こなせない距離ではありません。外枠から好位をキープしてスムーズに運べれば、あっさり直線抜け出せそうです。

▲6 キョウエイロナ（牝5、加藤和宏厩舎）は前走のA2級二組で、シンゼンデレヤと直線で叩き合って3着でした。今回も3日間連続で追い切り時計を出すなど中間はハードに乗り込まれており、引き続き追い切り気配は目立っています。今回はブリンカーとシャドーロールを装着する予定で、最後まで集中力を保って走り切ることができるなら、ゴール前突き抜けるシーンがありそうです。

△3 スリーマイトコーズ（牝5、菅原欣也厩舎）も今季は勝ち切れないレースが続いていますが、A2級に下がれば見直しは必要です。金沢で唯一勝ち星があるのは、この1500メートル戦で、発馬を決めて追走で後方に置かれなければ、追い上げが届いても不思議ではありません。

△2 ミイヒダンサー（牝4、金田一昌厩舎）も前走のA2級二組では末脚不発の6着でしたが、引き続き追い切りでは活発な動きを見せています。マイネルヘリテージら先行勢が崩れる展開になるなら、直線一気の浮上があるかもしれません。

＜おすすめの買い目＞　
馬単（マルチ）　5⇔2・3・6・11（8点）
3連単（フォーメーション）　5→2・3・6・11→2・3・6・11　2・3・6・11→5→2・3・6・11（24点）