レース展望・予想

エレガントジュエリのスピードが違う「ポインセチア賞」(金沢競馬)

2023/12/04

日、月、火曜日の3日間連続で開催されている今週の金沢競馬。4日(月)にはA級馬によるレースはありませんが、最終第11レースの「ポインセチア賞」(B2級七組以下牝馬、金沢競馬場1500メートル)は2着争いが混沌としていて、馬券の組み合わせ次第では好配当が狙える一戦です。

◎7 エレガントジュエリ(牝3、中川雅之厩舎)は数少ない地元デビューの生え抜きで、3歳戦ではなかなか勝ち星を挙げることはできませんでしたが、9月から古馬と走るようになって1、3、1着とリズムを上げています。特に1500メートルで争われた前走のC1級五組で後続を3馬身引き離して逃げ切ったのは大きな自信となりました。今回はメンバー唯一の3歳馬でいやが上にも人気となりますが、引き続き1500メートルは有利で、スタートを決めて先手を奪ってしまえばスピードの違いを見せつけられそうです。

注目は相手探しで、まず○4 レモン(牝6、菅原欣也厩舎)が対抗候補です。ややムラ駆けな印象があり、8月のYJSトライアルラウンド金沢第1戦(1400メートル)で名古屋の大畑慧悟騎手が10番人気で勝って以降連絡みがありません。鼻出血明けだった前走のB2級六組(1400メートル)でも6着と着外でしたが、直線内を突いて激戦となった3着争いには加わっており、徐々に持ち直してきています。1500メートルさえこなせれば、混戦の次位争いから抜け出してきそうです。

▲9 ポートメイリオン(牝6、菅原欣也厩舎)は前走のB2級五組(1400メートル)で後方追走いっぱいの7着に終わりましたが、連絡みが多い1500メートル戦になれば見直しは必要。直線だけ追い切り時計を出すなど今回は調教内容を変えており、レース終盤の追い上げにつながれば、直線外から脚を伸ばしてきそうです。

△1 クオーレカルド(牝8、佐藤茂厩舎)も前走のB2級五組で逃げた馬の2番手を追走しながら4コーナー手前で力尽き9着に沈みました。今回もエレガントジュエリがいては楽な先手は見込めませんが、4コーナーまで食い下がっていければ前残りが図れるかもしれません。

△6 カフェメモワール(牝6、菅原欣也厩舎)はどんな位置取りからでもひと脚は使えるタイプで、前走のB2級九組(1400メートル)では直線外からしぶとく脚を伸ばして3着に入りました。1500メートル戦でまだ連絡みはありませんが、エレガントジュエリが後続を大きく引き離して逃げる展開になれば、直線たたき合って浮上してくるシーンがありそうです。

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馬単 7→4・9・1・6(4点)
3連単(1軸流し) 7→4・9・1・6(12点)

ポインセチア賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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