レース展望・予想

ミオソフィアvs.デルマセイレーン「グラジオラス賞」(金沢競馬)

2023/11/26

今週の金沢競馬は日、火曜日の通常開催に戻り、26日(日)には初日が行われます。注目カードは第9レースの「グラジオラス賞」(B1級四組以下牝馬、金沢競馬場1500メートル)で、3歳馬のミオソフィアと大井から転入後連対続くデルマセイレーンのスピード対決が見ものです。

◎3 ミオソフィア(牝3、中川雅之厩舎)は、2走前の3歳重賞・MRO金賞(1400メートル)で逃げたアリアージュに付いて行けず3コーナーで失速して9着に敗れましたが、前走のB1級三組以下の牝馬限定戦(1500メートル)では逃げた勝ち馬を2番手追走で終始マークして4コーナーで並び駆け、直線叩き合ってクビ差2着と巻き返しました。再び馬券に絡んでリズムを取り戻せたのは勝負強さがある証拠で、今回はレース間隔を空けたことで前走減らしていた馬体重の回復も見込めます。今度こそ逃げた馬をゴール前で交わして今季4勝目を飾りたいところです。

○5 デルマセイレーン(牝4、加藤和義厩舎)は前走のB1級四組(1400メートル)で4連勝が期待されましたが、ゴール前で先頭に抜け出しながら後方追走から直線伸びてきた勝ち馬に交わされてしまいクビ差の2着でした。連勝は伸ばせませんでしたが、4コーナーを先頭で回った時にはそのまま押し切ってしまうかと思われた勢いでした。今回は距離が1500メートルに延びてどうかですが、1400メートルと同様のレース運びができれば、再度際どい勝負に持ち込めそうです。

▲4 ピンクビジョン(牝3、加藤和宏厩舎)は前走B1級二組(1500メートル)で、MRO金賞8着からの巻き返しが期待されましたが、直線に入って伸び切れず4着でした。しかし追い通しの手応えながらも直線半ばまで次位争いを演じており、牝馬限定戦なら見直しは必要です。主戦の青柳正義騎手が手綱を握るのもプラスで、前走時からあまりレース間隔がないために馬体重の減少が心配ですが、410キロ台をキープできれば好勝負できそうです。

△6 エルフバローズ(牝5、川添明弘厩舎)は先手を奪って逃げるレースが頭打ちとなり、ここ3戦控えるレースを試みていますが、前走のB1級五組(1500メートル)では直線外から脚を伸ばして2着と連対しました。脚質転換にメドが立った今の状態なら、引き続き上位争いに加わってきそうです。

△8 アオイダリア(牝3、加藤和義厩舎)は前走のB1級三組(1500メートル)で4着に敗れて、古馬と走るようになって再び続いていた連続連対が途切れてしまいましたが、細化した馬体重が回復すれば巻き返しがあるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(フォーメーション) 3・5→3・5・4・6・8(8点)
3連単(フォーメーション) 3・5→3・5→4・6・8(6点)

グラジオラス賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬