レース展望・予想

距離延長でショットオブザデイ「能登波の花賞」(金沢競馬)

2023/11/28

日、火曜日で開催されている11月最終週の金沢競馬は28日(火)に2日目が行われ、最終第11レースの「能登波の花賞」(B1級準重賞、金沢競馬場1700メートル)がメインカードになります。例年だとA級入りを目指すB1級の逸材が集う登竜門的な位置付けにありますが、今年はA級から下がってきたメンバーも加わって混戦ムードになっています。

◎10 ショットオブザデイ(牡4、井樋一也厩舎)は高知から金沢へ転入後2連勝中の勢いから、前走のB1級準重賞・恋路賞(1400メートル)でも注目を集めましたが3着でした。連勝こそ伸ばせませんでしたが、後方から直線内を突いて伸びてきた脚色は悪くありませんでした。距離は1700メートルに延びますが、前戦地の高知では1600メートル戦でも勝っており、レース後半から追い上げてくる内容から距離は延びた方が良さそうです。今回は併走追い切りをかけられて気合を入れ直されており、先団を射程圏内に捉えながら追走できれば、勝負どころから一気にコーナーを駆け上がって直線外から伸びてきそうです。

○7 マイネルヘリテージ(牡4、井樋一也厩舎)は船橋の日本テレビ盃JpnII遠征後のA2級二組で2着が続き、前走のA2級一組でも上位人気に推されましたが、前に行った馬が止まらない展開に泣いて4着とA級での初白星を飾ることができませんでした。しかし今回はB1級へクラスが下がったことは有利で、第8レースのJRA条件交流で金沢に遠征してきた古川奈穂騎手がエキストラ騎乗することで53キロの斤量で走れるのは好材料です。B級なら先行するレースも可能なだけに、軽ハンデを生かして前々で運べれば約1年3カ月ぶりの白星が期待できそうです。

▲1 ジェイケイミリミリ(牝4、高橋俊之厩舎)は前走のA2級二組(1400メートル)で末脚不発の6着と掲示板を外しましたが、今夏から控えるレースを試みるようになってから馬券絡みが続いていました。距離が1700メートルに戻るのはプラスで、B1級なら連対圏まで伸びてくるのは可能です。来年から調教師への転身が決まった藤田弘治騎手はこれがラスト騎乗になるだけに力が入りそうです。

△4 クラウドクラスター(牡4、佐藤茂厩舎)は2走前のB1級準重賞・恋路賞(1400メートル)で追い上げ届かずの5着でしたが、前走のB1級一組(1500メートル)では3コーナーから一気に脚を伸ばして先団に迫り、直線半ばで差し切る強い勝ちっぷりでした。追走に手こずらなければ直線で弾けることは可能で、ペースが落ち着きやすい1700メートルなら再現があるかもしれません。

△3 ヤイバ(牡4、加藤和義厩舎)は前走のA2級一組(1700メートル)でも3着に逃げ粘っています。連戦続きですが、引き続き元気はいっぱいで、今回もペースを握ってどこまで踏ん張れるかがポイントになります。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 10⇔7・1・4・3(8点)
3連単(フォーメーション) 10→7・1・4・3→7・1・4・3 7・1・4・3→10→7・1・4・3(24点)

能登波の花賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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