スピードの違いを見せつけるマリンデュンデュン（金沢競馬）

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スピードの違いを見せつけるマリンデュンデュン（金沢競馬）

レース展望・予想

2023/11/07

日、火曜日で開催されている11月最初の金沢競馬は、7日（火）に4日目が行われます。第7レースのC1級二組（金沢競馬場1400メートル）では、金沢3歳屈指のスピードを誇るマリンデュンデュンが登場し、初の一般入りでどんなレースを演じるのか注目を集めます。

◎6 マリンデュンデュン（牡3、金田一昌厩舎）は前走、約3カ月ぶりの休み明けで3歳重賞のMRO金賞（1400メートル）へ挑んで5着でした。先手争いには無理に加わらず、好位4番手からのレースとなりましたが、3コーナー外を回って逃げたアリアージュに4コーナーで並び駆けて見せ場はありました。5着でも走破タイムは1分29秒0と1400メートル戦の持ち時計を更新し、休み明けからこれだけ走れれば今後が楽しみになります。引き続き1400メートル戦を走れるのは歓迎で、ハナに拘る相手も見当たらないこの顔触れなら、スタートから先手を奪ってペースを握ってしまえば、久々にスピードの違いを見せつけられそうです。

○5 ラマジ（牝3、鈴木正也厩舎）はスタートに課題はあるものの、決め手の違いを見せて3連勝中と勢いに乗っています。前走のC1級六組（1400メートル）でもスタートダッシュが付かず後方からの追走になりましたが、向正面で外へ持ち出すと一気に先団との差を詰めて3コーナーで2番手まで浮上し、ゴール手前で逃げた馬をかわしてしまいました。今回も向正面で早めに上がっていけるかがポイントになりますが、4コーナーでマリンデュンデュンに並び駆けることができれば、直線の叩き合って食い下がれるかもしれません。

▲4 ファームフレッシュ（牝3、佐藤茂厩舎）はゲート入りも悪くなっていたことから小松温泉牧場へ1カ月ほどリフレッシュ放牧に出されていました。速い追い切り時計は出していませんが、調教の動きには活気が戻ってきています。春先に比べて勝負どころから堅実に伸びてくるようになっており、3コーナーから駆け上がって逃げるマリンデュンデュンに迫りたいところです。

△9 ハンマ（牝3、中川雅之厩舎）は5月下旬に佐賀から移籍してきて伸び悩んでいましたが、ようやく前走金沢での初白星を飾って復調のきっかけをつかみました。加藤翔馬騎手との息も合っているようで、今回も積極的に運んで粘り込みを図ってきそうです。

△8 フィールドノア（牡6、井樋一也厩舎）もここ2走は掲示板に届いており、末脚に磨きがかかっています。マリンデュンデュンが後続を大きく引き離して逃げる展開になるなら混戦の次位争いから抜け出してくるかもしれません。

＜おすすめの買い目＞　
馬単　6→5・4・9・8（4点）
3連単（1軸流し）　6→5・4・9・8（12点）