ウラノメトリア悲願の重賞初制覇へ「北國王冠」（金沢競馬）

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ウラノメトリア悲願の重賞初制覇へ「北國王冠」（金沢競馬）

レース展望・予想

2023/11/05

11月に入って最初の金沢競馬も日、火曜日の通常開催となります。11月5日（日）のメインカードは最終第12レースの「第71回北國王冠」（金沢競馬場2600メートル）です。地方競馬最長距離で争われる地方全国交流重賞で、今年も大井から3頭、名古屋から2頭、笠松から1頭の計6頭のスタミナ自慢たちが遠征してきました。

◎4 ウラノメトリア（セン7、大井・渡邉和雄厩舎）はこのレース2年連続の参戦で、昨年は勝った名古屋のアンタンスルフレとアタマ差2着の接戦を演じています。今年8月のイヌワシ賞（2000メートル）にも遠征してきて、勝った兵庫のラッキードリームとまたもアタマ差2着と金沢で惜しいレースが続いています。イヌワシ賞から南関東では使っておらず2カ月ほどレース間隔は空きましたが、ここ目標に乗り込まれてきました。青柳正義騎手も前走のイヌワシ賞に続いての騎乗とあって手の内に入れており、3度目の金沢遠征で悲願の重賞初タイトルが飾れるのか注目されます。

ウラノメトリアをマークするのは同じ大井から参戦の○1 コスモポポラリタ（牝4、大井・宗形竹見厩舎）です。今年は掲示板一杯のレースが続いていますが、3歳時にはシャープな末脚を武器に南関東3歳牝馬重賞路線で馬券に絡む活躍を見せていました。昨年末の金盃トライアル（2600メートル）ではウラノメトリアと走って2着と先着しており、今回は相手と距離を見込んで遠征してきました。追い切りの感触は良さそうで、金沢の2600メートル戦なら復調のきっかけがつかめそうです。

▲2 アルバーシャ（牡5、名古屋・今津博之厩舎）は元中央2勝馬で、名古屋へ移籍してから3戦3勝とまだ土が付いていません。特に前走のクンツァイトオープン（2100メートル）は後方から徐々にポジションを上げて2周目3コーナー過ぎで先頭に立つと、そのまま直線で後続を6馬身引き離す圧勝劇でした。中央での2勝目も芝2600メートルと長距離戦には自信を持っており、4連勝であっさり重賞初制覇を果たしても不思議ではありません。

△7 アンタンスルフレ（セン5、名古屋・角田輝也厩舎）は昨年このレースを勝ってからも名古屋や笠松の重賞を勝ち切れていませんが、連覇がかかる今年はしっかり追い切り本数を重ねて挑んできました。昨年は逃げた馬を早めに交わして直線押し切ってしまいましたが、先手を奪ってペースを握ってしまえば再び際どい勝負に持ち込めるかもしれません。

地元勢では△3 コスモアシュラ（牡5、加藤和宏厩舎）に期待です。今年6月に中央1勝クラスから転入してきて9戦連続で連対とまだ底を見せておらず、重賞初挑戦でどこまで通用するのか興味深いです。

＜おすすめの買い目＞　
馬単（マルチ）　4⇔1・2・7・3（8点）
3連単（フォーメーション）　4→1・2・7・3→1・2・7・3　1・2・7・3→4→1・2・7・3（24点）