レース展望・予想

重賞4勝ベニスビーチがリード「徽軫賞」(金沢競馬)

2023/11/19

今週の金沢競馬は日、月、火曜日の3日間連続の変則開催。11月19日(日)のメインカードは第9レースの「第5回徽軫(ことじ)賞」(3歳以上牝馬、金沢競馬場1400メートル)で、昨年までは春の地元牝馬による1500メートル戦でしたが、今年から秋に施行時期が変わって東海地区との交流重賞となり、距離も1400メートルに短縮されました。笠松から4頭、名古屋から2頭の計6頭が遠征してきました。

5月に今回と同じ条件の東海地区との牝馬交流重賞・お松の方賞(1500メートル)を競り勝っている◎5 ベニスビーチ(牝5、笠松・田口輝彦厩舎)が、重賞4勝の実績から注目を集めそうです。7月までは金沢在籍でしたが、その後笠松へ移籍し、8月の撫子争覇(1400メートル)では、名古屋のレイジーウォリアーと直線内外離れて叩き合ってクビ差2着と惜しい内容でした。今回は笠松所属での参戦となりますが、約3カ月ぶりの休み明けを叩いて追い切りの動きは好調時に戻ってきており、走り慣れている金沢コースならしっかり直線脚を伸ばしてきそうです。

○7 エイシンヌウシペツ(牝4、笠松・笹野博司厩舎)も以前金沢に在籍していたことがあり、笠松へ移籍してからも順調に成長を遂げています。先月の金沢スプリントカップ(地方全国交流・1400メートル)にも遠征してきて、後方を追走し直線内から追い上げて5着に入着しており、笠松に戻っても前走の東海クラウン(1400メートル)で2着に伸びてきました。最近の充実ぶりならベニスビーチを上回っており、8月の撫子争覇で同馬から1馬身半差の3着だった実績から、直線の追い比べ勝負になれば逆転まであるかもしれません。

決め手勝負になるなら地元の▲9 キョウエイロナ(牝5、加藤和宏厩舎)も負けてはいません。今季大井から移籍してきて3着以内を外したのは2走前のA2級一組(1500メートル)での4着だけで、前走のA1級二組(1700メートル)では混戦の2着争いから抜け出して再び連対を確保しています。重賞初挑戦になりますが、どんな展開になっても直線に入れば堅実に伸びてくる末脚は魅力で、ゴール前横並びの接戦になるなら抜け出すチャンスがありそうです。

△10 キープクライミング(牝4、中川雅之厩舎)も前走のA1級一組(1500メートル)で2着に逃げ粘るなど、一線級の牡馬相手に善戦しており力をつけています。1400メートルは先手争いが激しくなる傾向がありますが、外枠から早めに先頭に立ってペースを握ることができれば、際どい勝負に持ち込めそうです。

△1 ミイヒダンサー(牝4、金田一昌厩舎)も夏場以降末脚に磨きがかかっています。重賞初挑戦で相手はさらに強くなりますが、先手争いが激しくなって前崩れの展開になるなら、直線内から伸びてくるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 5⇔7・9・10(6点)
3連単(フォーメーション) 5→7・9・10→7・9・10・1 7・9・10→5→7・9・10・1(18点)

徽軫賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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