負けられないオヌシナニモノ「いどり祭特別」（金沢競馬）

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負けられないオヌシナニモノ「いどり祭特別」（金沢競馬）

レース展望・予想

2023/10/24

日、火曜日で開催されている今週の金沢競馬。24日（火）のメインカードは最終第12レースに争われる「いどり祭特別」（A1級二組、金沢競馬場1400メートル）で、地方全国交流の金沢スプリントカップで4着に敗れたオヌシナニモノが巻き返しを狙います。

◎4 オヌシナニモノ（牡6、佐藤茂厩舎）は約4カ月ぶりの放牧明けで前走の金沢スプリントカップ（1400メートル）へ挑み、逃げた北海道のクーファアチャラを2番手から追い掛けましたが、直線入口で力尽きてしまい4着に敗れました。金沢コースで初めて土が付いてしまいましたが、直線伸び切れなかったのは夏休み明けの分で、本番前にひと叩きできていれば、結果は違っていたかもしれません。その後の追い切りでは相変わらず迫力ある動きを見せており、地元限定メンバーの1400メートル戦なら負けられません。今後さらなる上位グレードの交流重賞へ遠征するためにも、ここでスピードの違いを見せ付けてリズムを取り戻したいところです。

焦点は相手探しで、中央から転入後2戦ともに連対と底を見せていない△1 テトラルキア（セン8、金田一昌厩舎）が有力視されます。元中央3勝馬で、転入初戦の1500メートル戦はゴール前クビ差競り負けて2着に敗れましたが、前走の1400メートル戦は4コーナーを先頭で回って後続を4馬身以上突き放す快勝劇を演じました。中央では障害レースも走っていたとあって距離は延びた方が良さそうですが、金沢入りしてからの活躍ぶりなら短い距離でも問題はなさそうです。追い切りのピッチも上がってきており、勝負どころから一気にコーナーを駆け上がって、オヌシナニモノに迫ります。

▲6 フェイマスダンディ（牡5、佐藤茂厩舎）も中央2勝クラスから転入後1700メートル以下の距離でまだ3着以内を外していません。1400メートル戦の準重賞・金沢鼓門賞でも逃げて2着に踏ん張っており、オヌシナニモノを抑えて4コーナーを先頭で回ることができれば、際どい勝負に持ち込めそうです。

△3 ティアップブランカ（牝4、加藤和宏厩舎）はA1級に上がってから連絡みはありませんが、持ち前のスピードを存分に発揮できる1400メートル戦は歓迎です。フェイマスダンディとの先手争いを制してトップスピードで行き切ることができれば、前残りがあるかもしれません。

△5 キープクライミング（牝4、中川雅之厩舎）も前走の白山大賞典JpnIIIはさすがに相手強く10着に崩れましたが、地元馬同士の1400メートル戦なら見直しは必要です。積極的で運んで粘り込みを図ります。

＜おすすめの買い目＞　
馬単　4→1・6・3・5（4点）
3連単（1軸流し）　4→1・6・3・5（12点）