レース展望・予想

若手騎手が金沢でしのぎを削る!(金沢競馬)

2023/08/22

8月22日(火)の金沢競馬では、ヤングジョッキーズシリーズ(YJS)のトライアルラウンド金沢が実施されます。第5レースと第7レースの計2レースで争われ、地方所属騎手7名とJRA所属騎手5名が金沢コースで手綱さばきを競います。昨年は2レースとも3連単は5万円台と2万円台の高配当決着で、今年も平穏に収まらない雰囲気が漂います。

第5レースの第1戦(C1特選、金沢競馬場1400メートル)は、出走メンバー唯一の3歳馬に騎乗した騎手が人気を集めそうです。◎9 アリアージュ(牡3、兵庫・山本屋太三騎手)は前走1500メートルで争われた3歳A1組で逃げた馬を直線半ばで競り落として4カ月ぶりに白星を飾りました。古馬との対戦は初めてとなりますが、1400メートル戦にも対応できるスピードは兼ね備えており、兵庫の山本屋太三騎手が逃げた馬を好位でにらみながらレースを進めることができれば直線抜け出しが図れそうです。

○7 ロフティースマイル(牝4、JRA・小沢大仁騎手)は中央1勝クラスから移籍してきて1500メートルで争われたC2級六組で後続を6馬身以上離して転入初戦勝ちを飾りました。今回はC1級へクラスは上がりましたが、まだ余裕があった勝ちっぷりから通用しないことはなさそうです。トライアルラウンド佐賀で連勝発進を決めた中央の小沢大仁騎手がさらに勢いづくのか注目です。

▲2 ミハルプリンセス(牝6、JRA・古川奈穂騎手)はC1級の常連で堅実な差し脚を武器に今季掲示板を外したのは1度のみと抜群の安定感が光ります。ヤングジョッキーズシリーズはハイペースになりやすい傾向があるだけに、先手争いが激しくなり前崩れの展開になれば、中央の古川奈穂騎手がゴール前突っ込んでくるシーンがありそうです。

△4 プレストマジック(牡5、高知・濱尚美騎手)は今春に船橋から金沢入りしてから6戦2勝、2着3回とスピードに磨きがかかっています。

△5 カフェメモワール(牝6、金沢・加藤翔馬騎手)も前走2着と復調の兆しを見せており、位置どり次第で上位進出が狙えるかもしれません。

おすすめの買い目
馬単(マルチ) 9⇔7・2・4・5(8点)
3連単(フォーメーション) 9→7・2・4・5→7・2・4・5 7・2・4・5→9→7・2・4・5(24点)

YJS トライアルラウンド金沢 第1戦の出走表はこちら


第7レースの第2戦(B1特選、金沢競馬場1500メートル)では、前走も逃げ切って5戦連続連対中の快速馬◎1 ネバーランド(牡6、佐賀・合林海斗騎手)の動向が注目されます。騎乗する佐賀の合林海斗騎手は今年デビューのルーキーで、ホームコースの佐賀以外で騎乗するのは初めてとなります。最内枠から発馬を決めて先手争いを制することができるかがポイントになります。

○9 クラウドクラスター(牡4、佐賀・中山蓮王騎手)は初のA級入りとなった前走1400メートルで争われたA2級二組でも直線いい伸び脚を見せて、勝ち馬にクビ差迫る2着と連絡みをしました。末脚はしっかりしており、佐賀の中山蓮王騎手が怒濤(どとう)の追い上げで先団をまとめて差し切ってしまうか目が離せません。

▲8 スレプトン(牡6、金沢・加藤翔馬騎手)はここ3戦勝ち切れていませんが、今春高知から移籍してきてからはまだ3着以内を外していません。末脚の良さには定評があり、地元期待の加藤翔馬騎手がどう乗りこなすかが勝敗を左右します。

△5 サンビバリーヒルズ(牡4、佐賀・山田義貴騎手)も追えば伸びるタイプで、コーナーで置かれても直線でどれだけ挽回できるかがポイントになります。

△2 オーミテンペスト(牡5、JRA・永島まなみ騎手)も前走はA2級二組で5着と苦戦しましたが、B1級に戻れば好位をキープして先行するレースも可能なだけに巻き返しがありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 1⇔9・8・5・2(8点)
3連単(フォーメーション) 1→9・8・5・2→9・8・5・2 9・8・5・2→1→9・8・5・2(24点)

YJS トライアルラウンド金沢 第2戦の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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