レース展望・予想

距離延長は歓迎オフィスバトル(金沢競馬)

2023/08/21

金沢競馬は今週も月、火曜日の2日間開催になります。21日(月)第10レースの3歳A3組(金沢競馬場1500メートル)には、次開催9月3日の3歳重賞・サラブレッド大賞典(2000メートル)へ出走するためにも、少しでも賞金額の上積みをしたいメンバーがそろいました。

◎2 オフィスバトル(牡、川添明弘厩舎)は前走1400メートルで争われた3歳B1組でも出遅れて最後方からの追走になりましたが、向正面で一気に外からポジションを上げて、逃げた馬に3コーナーで並びかけました。直線はたたき合いになりましたが、ゴール手前で競り落とし、外から伸びてきた2着馬を抑え込んで2勝目を飾りました。中央未勝利から転入後3戦2勝、3着1回と底を見せておらず、発馬に課題はありますが、後方から追い上げていく爆発力は魅力です。1500メートルに距離が延びるのは歓迎で、ここも勝てば2000メートルのサラブレッド大賞典に挑むチャンスも広がるだけに、再度決め手の違いを見せつけたいところです。

○9 ビッグアメリカン(牡、高橋俊之厩舎)は今春中央未勝利から転入して3着を外さない安定感を見せていましたが、1500メートルで争われた2走前の3歳A2組でまさかのしんがり負けを喫しました。しかし能検後の前走は好位を終始キープして粘り込むこの馬らしいレース運びで3着を死守し、本来のリズムを取り戻しました。引き続き追い切りのフォームは悪くなく、馬群にもまれる心配がない外枠ならスムーズに先行できそうで、今回も馬券絡みを狙います。

▲4 ゴールスナイパー(牡、加藤和義厩舎)は前走1400メートルで争われた3歳A2組で出遅れながらも抑えきれない手応えで先手争いを繰り広げ、直線半ばで勝ち馬に交わされるまで先頭で2着に粘り込みました。今年4月に金沢でデビューしてからまだ3着を外しておらず、スタートしてからの行きっぷりの良さは父ハクサンムーンを彷彿させます。距離は1500メートルに戻りますが、2走前のようにスタートダッシュを決めてペースを握ってしまえば際どい勝負に持ち込めそうです。

△8 ウェディングブーケ(牝、加藤和義厩舎)は前走1500メートルで争われた3歳A2組で1番人気に推されましたが、スタートから後方に置かれる苦しい追走になり、直線外から伸びたものの5着でした。1500メートル戦はまだ連対がなく苦手意識はありますが、内枠続きから外枠に入ったのはプラス材料で、距離延長を克服するきっかけがつかめるかもしれません。

△6 ハンマ(牝、中川雅之厩舎)も佐賀から転入後末脚不発続きで入着いっぱいのレースが続いていますが、追い切りの動きにも素軽さが出て徐々に良化してきた雰囲気があります。高知3勝の実績はこのメンバーに入れば抜けており、勝負どころから上がっていく本来の走りができれば巻き返しがありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 2→8・6 (マルチ) 2⇔9・4(6点)
3連単(フォーメーション) 2→9・4・8・6→9・4・8・6 9・4→2→9・4・8・6(18点)

3歳A3組の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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