佐賀・荒尾2歳馬常時交流競走 九州ジュニアシリーズ特設サイト

 

■佐賀競馬

リョウマジャパン(佐賀・北村厩舎)

血統:父スタチューオブリバティ 母カントリースタイル

北村厩舎所属。7月デビュー戦は3コーナーでバカつき競馬にならず不完全なデビュー戦になったが、その後は使われつつ着実にレースを覚え4戦目にして初勝利。11月11日荒尾で待望の認定Vを飾った。前走のジュニアチャンピオンは初距離に泣いた結果だがまだまだ成長途上のレースぶり。先行力には器用さもあり、今後もレースを覚えていくと活躍が見込める。

12/5更新

リョウマジャパン(佐賀・北村厩舎)
スナイパーギャル(佐賀・吉田厩舎)

血統:父ファンタスティックライト 母ブルーペルル

吉田厩舎所属。9月にデビュー戦勝ち。2戦目は特別入りとなりそこで5位入着。ジュニアチャンピオントライアルは4コーナーから鋭い差し脚見せたが直線半ばで躓き転倒。その後遺症の不安はあったが前走のジュニアチャンピオンでは後方からひと差し見せ4着に健闘した。まだスタミナ面が確立されていないから決め脚にパンチ力ないが、そこが改善されると面白い存在になる。

12/5更新

スナイパーギャル(佐賀・吉田厩舎)
マリノアーサー(佐賀・真島厩舎)

血統:父キングヘイロー 母シルクトリニティー

真島厩舎所属。デビューは中央。2戦着外で当地に移籍。その移籍初戦は11月5日僅か5頭立とは言えテンから飛び出し好タイムの逃げ切りV。続く19日はエスワンプリンスの対戦になったが、果敢な先行策で2着に踏ん張った。1400mのタイムが1分29秒5だから優秀。まだ揉まれる競馬となると未知数だが、持ち前のスピードは一線級に入っても通用と見る。

12/5更新

マリノアーサー(佐賀・真島厩舎)
エスワンプリンス(佐賀・手島勝利厩舎)

血統:父アジュディケーティング 母エスワンスペクター

手島厩舎所属、超大物2歳馬が待望のデビューとなった10月15日。母はエスワンスペクター。同厩舎デビューから3連勝でエーデルワイス賞を優勝した女傑の血を引く。同馬もそれに引けを取らぬデビュー戦だった。2番手で進み抑えきれずに3コーナーで先頭に立つとあとは持ったままで圧巻の1分23秒6。前半の超ハイペースを考えると大物感が溢れる。

11/7更新

エスワンプリンス(佐賀・手島勝利厩舎)
ダイリンウィーク(佐賀・東眞市厩舎)

血統:父スターリングローズ 母エレガンスローズ

東眞厩舎所属。道営デビューで3戦1勝2着1回3着1回で当地入り。道営3戦はいずれも認定レースで相手関係は強いところ。距離1700mの経験もあり展開不問の自在もある。当地初戦となった10月16日の2歳1組特別では3番手外回りのロスもなんのその、早め先頭で押し切った内容が強かった。続く30日の特別でも余裕の抜け出しでV。距離への強さがあり今後が楽しみ。

11/7更新

ダイリンウィーク(佐賀・東眞市厩舎)
アマクサボーイ(佐賀・東眞市厩舎)

血統:アッミラーレ 母ミナミノモンロー

東眞厩舎でダイリンウィーク同様に道営からの転入馬。道営の実績では一歩譲るが、当地初戦の10月16日2歳特別では3〜4コーナーでダイリンウィークに並びかける戦闘力を見せた。最後は距離経験と適正の差で負けているが、中身は濃い。 30日も落馬事故こそあったがきっちり2着して見せたし、九州2歳戦線の上位で攻められる実力馬であることは確か。

11/7更新

アマクサボーイ(佐賀・東眞市厩舎)
スーパーマリン(佐賀・石川浩文厩舎)

血統:父 ディクタット 母 オオシマオジョー

石川厩舎所属の期待の2歳牝馬。5月末にデビューし6戦2勝(認定V含む)で小倉遠征も経験。400キロの小柄な牝馬だが、レースぶりには器用さがあり揉まれ強さもある。1組特別で3着した前走も、遠征疲れを見せず好位からシブとく伸びた。決定力の面で課題が残っているから今後は馬体増加とともにパワーアップが要求される。

10/7更新

スーパーマリン(荒尾・石川浩文厩舎)
イッツマイプレジャ(佐賀・東眞市厩舎)

血統:父 アドマイヤドン 母 イエスプリーズ

東眞厩舎の道営からの転入馬で、9月17日が佐賀初戦だった。門別1000m1分3秒6がベストタイムだが、決して好タイムとは言えないもの。それでも当地初戦は4コーナーから後続を突き放す鮮やかなV劇。タイムも1分23秒5で高水準だし、佐賀の水が合った印象。レースぶりにもうまさがあり、距離延びても楽しみな1頭になる。

10/7更新

イッツマイプレジャ(佐賀・東眞市厩舎)
ガイヤクイン (佐賀・三小田幸人厩舎)

血統:父 ファスリエフ 母 サドーダンサー

7月10日のデビュー戦は6番人気の伏兵だったが、好スタートから逃げて2着に粘った。続く2戦目は距離延びて1400m戦を控える競馬に徹して4着。ここまでは決して目立った成績ではないが、8月に入り1組で2連勝。900mを逃げ切り、1300mを好位から好タイムの差し切りV。まだ認定Vはないが、1300mVの内容が良く、今後が楽しみな1頭になる。

8/31更新

ガイヤクイン (佐賀・三小田幸人厩舎)
ガルシーズン (佐賀・真島元徳厩舎)

血統:父 タヤスツヨシ 母 アサティスジョオー

8月28日ルーキーステージ。前評判通りの1番人気で能検から9キロプラスで迎えたデビュー戦。騎乗停止の真島騎手に替わり鞍上には鮫島騎手。スタートこそ今一つだったが慌てることなく好位外を追走し、手応え楽に3コーナーで2番手に浮上すると直線であっさり抜け出した。先にデビューした同僚ガルホーム級の器。余力残しでタイムは平凡だが、一線級での活躍が期待される。

8/31更新

ウガルシーズン (佐賀・真島元徳厩舎)
ウルトラキング (佐賀・真島元徳厩舎)

血統:メイショウボーラー 母 リフレ

7月1日能検から3開催を見送り満を持しての登場。迎えた8月27日ルーキーステージは当然の1番人気。2歳馬離れの500キロの巨漢馬で、1300向き。こちらも同僚ウルトラキング同様にスタートは今一つだったが、3コーナー先頭で楽に抜け出すと後続を突き放す一方の圧倒的な勝ち方だった。余力残しでタイムは出なかったが、レースぶりと馬格から主力の1頭になる。

8/31更新

ウルトラキング (佐賀・真島元徳厩舎)
ガルホーム (佐賀・真島元徳厩舎)

血統:父 ケイムホーム 母 アイディアルクイン

5月の鮮烈デビューから1か月、2戦目を迎えた7月9日。ここでも圧倒的なスピードを披露。馬なりでグングンスピードに乗ると、ゴールに近づくにつれ後続との差を開く一方、持ったままで圧勝。母は九州競馬で重賞2勝のアイディアルクイン。半兄に09九州ジュニアC優勝馬ネオアサティス、10九州ジュニアC2着馬デロースがいる。兄に引けを取らない走りで今後に期待が高まる。

7/30更新

ガルホーム (佐賀・真島元徳厩舎)
カノヤノゾミ(佐賀・九日俊光厩舎)

血統:父 ケイムホーム 母 セイカホール

能力検査で54秒2を叩き出し圧倒的な1番人気に推されたデビュー戦。スタートこそ今一つだったが加速してからのスピードはガルホーム並みだった。ゲートから100m地点ではすでにハナ。あとは楽に先頭を走り最後も余力残しでフィニッシュ。能検時とは馬場差があるし斤量差もありタイムこそ要したが、そのレースぶりに大物感を漂わせた。

7/30更新

カノヤノゾミ(佐賀・九日俊光厩舎)
カノヤアカツキ(佐賀・古賀光範厩舎)

血統:父 ロージズインメイ 母 エイシンアーバン

デビュー戦はスタートして中団後方まで下げる不利があったが、ジョッキーのゴーサインに即座に反応し外々を回って最後までしっかり伸びたレースぶりに牝馬とは思えない勝負根性と競馬センスがうかがえた。上がり36秒9がその証明とも言える。逃げて勝っていない点を評価したいし、すんなりなら位置取りも悪くならないはず。距離が延びると更に楽しみな1頭になる。

7/30更新

カノヤアカツキ(佐賀・古賀光範厩舎)

■荒尾競馬

スパークルエンゼル(荒尾・松島壽厩舎)

血統:父カーム  母ハセノレジーナ

松島厩舎では唯一の2歳牝馬で「チビコ」の愛称で可愛がられている。11月25日に荒尾で行われた認定新馬競走ストロングホースでデビュー。出走9頭中8頭が佐賀からの遠征馬で唯一地元からの出走となったが、大きな出遅れをものともせずしぶとく伸びて差し切り勝ち。見事認定取得となった。ゲート練習や能力検査でも大きな出遅れを見せており、レース中も尻尾を振る場面が多くまだまだ幼さは感じさせているが、追い切りの動き・時計は上々で、素質面は高そうだ。デビュー戦では馬群の内をスルスルと掬ってきたあたりも評価され、課題の気性面に改善されレースへの集中力が出てくれば、今後更なる活躍も見込めるだろう。

12/5更新

スパークルエンゼル(荒尾・松島壽厩舎)
テイエムキモシタ(荒尾・平山良一厩舎)

血統:父テイエムサンデー  母テイエムアゲシオ

8月にJRAでデビューを果たし、未勝利を勝てないまま出走した九州産馬限定オープン、ひまわり賞で6着と大善戦。その後一般馬とのレースを2戦し荒尾への移籍となった。荒尾へ移籍後は2歳2組→野菊賞と連勝と順調な滑り出しを見せ、九州産馬の2歳王者決定戦・たんぽぽ賞へ出走。JRAから強力なメンバーが揃い、さすがに力及ばず7着に終わったが、地方馬では最先着を果たした。野菊賞、たんぽぽ賞と佐賀からの遠征馬に先着しているだけに、九州所属の九州産馬暫定王者と言ってもいいだろう。叔母にはGI3勝を挙げた女傑テイエムオーシャンがいる良血馬で、今後の成長力にも期待できそうだ。

12/5更新

テイエムキモシタ(荒尾・平山良一厩舎)
ウーマノミクス(荒尾・工藤榮一厩舎)

血統:父タイムパラドックス  母マイベッピン

ホッカイドウ競馬でデビューし3戦を消化。デビュー戦ではブービー人気ながら4着と好走を見せたが、その後は結果を出せずに11月に荒尾へ移籍。荒尾移籍初戦は佐賀への遠征競馬で迎えることとなり11月27日の2歳3組へ出走。出負け気味のスタートで後方6番手からの競馬となったが、早めに追い出されると徐々にスピードに乗り、4コーナーで大外を回って一気に進出すると、ゴール前でももう一伸びを見せて見事差し切り勝ちを収めた。祖父ブライアンズタイム、父タイムパラドックスらしく、しぶとく伸び続けるスタミナを感じさせる内容で、距離が延びれば更に力を発揮できそうな印象を受けた。1400mや1500mで行われる上位クラスでの走りにも注目したい一頭だ。

12/5更新

ウーマノミクス(荒尾・工藤榮一厩舎)
シゲルバナナ(荒尾・畑田修二厩舎)

血統:父ファンタスティックライト  母ゲイリーヴィーナス

9月に続き10月も連続での活躍馬(10月1日までの活躍・成績は省略)に登場。10月14日に行われた若駒特別(荒尾・九州2歳オープン)、当日は雨で水が浮く走りにくい不良馬場。道中掛かり2コーナーから強引に先行し向正面〜3コーナーで後続を一気に引き離し5馬身以上のセフティーリード、ゴール前は鞍上の尾林騎手も手綱持ったまま余力タップリにキタカゼセンリ以下カミノプレゼントを寄せつけず4馬身千切り圧巻のV劇(1400m1分32秒6)だった。続く10月28日(荒尾・2歳重賞)4着に終わったが、向正面やや掛かり気味に動いた分終い甘くなるものの、見せ場作って内容的には悪くない。主戦の尾林騎手に話を聞いたところ、レースではどうしても掛かるから今後は道中の折り合いがカギと言っていた。その点をクリアしてくれば、まだまだ活躍が期待できそうだ。

11/20更新

シゲルバナナ(荒尾・畑田修二厩舎)
ユメヲアキラメナイ(荒尾・頼本盛行厩舎)

血統:父 スキャン 母 プラナグリーン

直近2戦のフォーマルハウト賞・九州ジュニアグランプリは距離延長やメンバー強化等で持ち味生かせずだったが、乗り込み不足の状態で半信半疑だった9月道営からの転入初戦(佐賀・九州2歳−2組)1300m1分24秒3の好タイムでいきなりの連対発進、順調に乗り込め状態アップ確かな続く転入2戦目(佐賀10月1日・九州2歳−2組)好スタート決め逃げたギオンチャンドラーを3角競り潰し直線二の脚でシゲルバナナの急追を凌ぎ初勝利(1400m1分32秒9)マークと強さ見せつけた。馬体400キロ前後の小柄な牝馬乍ら見た目以上に根性しぶとく、上位組で揉まれて力つければ今後の活躍も望める。

11/20更新

ユメヲアキラメナイ(荒尾・頼本盛行厩舎)
シゲルクルミ(荒尾・畑田修治厩舎)

血統:父 メイショウボーラー 母 ラストドーター

6月阪神デビュー、中央6戦は結果残せずに当地入り。10月16日(佐賀・九州2歳−4組)に出走するにあたり、コメントを管理する畑田調教師にいった所、いきなりバナナより走るよと一言。レースでは1番枠から気合いつけるとスッ−とハナへ、3〜4コーナーでは鞍上の尾林騎手が仕掛けることなく馬なりで後続をみるみる引き離す一方で直線も手綱動くことなく1300m1分24秒0のタイム、2着馬スカッドホーク以下を2.7秒ぶっ千切りの圧勝劇だった。一気にメンバー強化した10月28日九州ジュニアグランプリ(荒尾・2歳重賞)スタート直後ややゴチャつきスタンド前では好位5番手、道中も終始外々廻るロスあったが、終いジワリと詰め寄り先着2騎とは開きあるも3着の動きに見処有。スムーズにレース運べる展開に持ち込むことが出来れば前進可能だろう。

11/20更新

coming soon
サチノハルヤマ(荒尾・宇都宮徳一厩舎)

血統:父ムーンバラッド  母エレガントウィナー

8月に注目馬として取り上げた同馬が更に力を付けている。デビュー3戦目となった9月2日の荒尾馬限定2歳戦で初勝利を挙げると、3度目の佐賀遠征となった9月19日のアゲインステージでは向正面で勝ち馬ロトプレイヤーに外から被せられ手応えを悪くしながらも2着と好走。更に続く9月30日のファイナルホースでは、向正面でリョウマジャパンに並びかけられ直線ではヨシノタキシードが内を突いて並びかけてくる厳しいレース展開となったが、ゴール前にはもう一伸びを見せ勝利。見事JRA認定を取得した。課題に挙げていた馬体成長もデビュー戦の408キロから前走で427キロと20キロ近く増えており、順調な成長を見せている。成長とともにどんどん力を付けている印象で、今後更に注目していきたい一頭だ。

10/17更新

サチノハルヤマ(荒尾・宇都宮徳一厩舎)
シゲルバナナ(荒尾・畑田修二厩舎)

血統:父ファンタスティックライト  母ゲイリーヴィーナス

7月にJRAデビューし小倉で3戦を消化。13着→15着→13着と結果は残せなかったが、デビュー戦では2番手に付ける先行力を見せていた。荒尾への移籍初戦となった9月16日の九州2歳4組ではそのスピードを如何なく発揮し一気に逃げ切り。終始楽な手応えのまま2着に4馬身差、3着には大差を付ける圧勝劇を見せた。初の佐賀遠征となった続く10月1日の九州2歳2組では逃げを打てず内に包まれての4番手からの競馬と厳しい位置取りとなったが、砂を被る展開にもあまり気にする様子もなく、手応えよく馬群を抜け出せた。最後はユメヲアキラメナイの粘り腰に屈し少差の2着と敗れはしたものの、慣れない展開・位置取りに対応できた点は大きな収穫と言えるはず。これからは脚質の幅を広げて活躍を見せるだろう。

10/17更新

シゲルバナナ(荒尾・畑田修二厩舎)
ナカスノクリチャン(荒尾・工藤榮一厩舎)

血統:父ロドリゴデトリアーノ  母オンリーマイウェイ

9月2日の荒尾移籍初戦を圧勝後に佐賀遠征で臨んだ9月18日のアルデバラン賞(2歳1組)はハイレベルなメンバーとなり、さすがに人気はブービー7番人気。しかしレースではスタートで進路が狭くなる不利で大きく後方に下げる展開をものともせず、メンバー中2番目となる上がり39,1を使って直線で5頭を抜き去り2着に突っ込んだ。現在佐賀2歳馬最強の評価をされているガルホームには大きく離されてしまったが、抜き去った3着〜5着馬は全て認定勝ち馬でこれだけの好メンバーと互角以上に戦えた点は高く評価したい。強敵に揉まれた経験を生かすことができれば今後も楽しみな存在となりそうだ。

10/17更新

シゲルバナナ(荒尾・畑田修二厩舎)
ユメヲアキラメナイ(荒尾・頼本盛行厩舎)

血統:父 スキャン 母 プラナグリーン

荒尾・頼本厩舎所属で、デビューは道営。9戦未勝利で9月に荒尾に移籍してきた。道営での戦歴内容は1000mが1分4秒台で平凡と言えるものだが、九州2歳2組の初戦は2番手競馬で粘り込みの2着。小柄な牝馬だが、勝負根性があり簡単にはバテないがある。揉まれての競馬がどうかだが、すんなりレース運べると上の組に上がっても楽しみな1頭。

10/7更新

ユメヲアキラメナイ(荒尾・頼本盛行厩舎)
デンジャラスミサ(荒尾・工藤榮一厩舎)

血統:父ブラックタキシード  母プリンセススマイル

9月2日地元荒尾所属馬での限定2歳戦はサチノハルヤマの3着と敗れたが、デビュー地北海道競馬を2戦使われての転入初戦(8月19日・九州2歳−3組)馬体404キロ、1番人気に支持され好スタート決める。4角までリョウマジャパン(佐賀)に競り込まれたが直線は二の脚で突き放し余力で2着馬ギオンハイクイーン(佐賀)以下を寄せつけず950m1分01秒1のタイムで人気に応え今年度初の荒尾競馬場で行われた2歳馬レースを制した。ジャパンダートダービーの勝ち馬マイネルコンバットを半兄に持つ魅力ある血統でスピードはいい物持っており、センス秘め気性面・馬体成長してくれば荒尾所属の世代トップ級でやれる馬だと思う。今後の活躍に注目したい。

9/6更新

デンジャラスミサ(荒尾・工藤榮一厩舎)
ハートアイドル(荒尾・大久保眞二厩舎)

血統:父シベリアンホーク  母マルターズマグビー

8月12日の能力検査、馬体430キロでスタートダッシュ速くスピード見せ脚色一杯ながら800m51秒8と時計上々で1位入線。初めての競馬で輸送は大きなハンデがあり、うるさい面あるだけに7月27日(佐賀)ルーキーステージは能力検査よりマイナス15キロで415キロ、4番人気に。勝ち馬ウルトラキングには開きある3着も砂かぶり内々3番手追走しバテるこなく直線はジワリジワリと渋太さ見せ2着カミノプレゼントに1馬身差と好戦演じた。揉まれる競馬にも対応した点は見処有、気性面からも地元戦になればプラスに動くと思われ、距離1300m経験も今後に繋がるし鹿児島産の九州産馬で応援したい1頭。

9/6更新

ハートアイドル(荒尾・大久保眞二厩舎)
ナカスノクリチャン(荒尾・工藤榮一厩舎)

父ロドリゴデトリアーノ  母オンリーマイウェイ

こちらも鹿児島産馬。7月末に小倉でデビューし僅か2戦で中央から当地入り。9月2日(九州2歳−4組)転入初戦421キロ、2番人気に支持。スピード良く飛び出し100キロ以上も体重差ある1番人気のケージーユタカオーをピッタリとマークの2番手から4コーナーでは先頭に立ち。鞍上の杉村騎手が手綱動くことなく2着馬ハシレバケンキ以下を5馬身千切る圧巻のV劇で950m1分01秒2とタイムも上々。レース振りからも楽しみな存在だ。

9/6更新

ナカスノクリチャン(荒尾・工藤榮一厩舎)
サチノハルヤマ(荒尾・宇都宮徳一厩舎)

血統:父 ムーンバラッド 母 エレガントウィナー

佐賀競馬場でのデビュー戦となった7月24日のルーキーステージでは、大外枠から好スタートを決めカノヤノゾミ(佐賀所属)の2着と善戦。直線入り口では軽快に逃げるカノヤノゾミに一旦は並び掛け、直線でも離されまいとしぶとく喰らいつき3番手以下は突き放す好内容を見せた。このレースを制したカノヤノゾミは能力検査で54秒2(900m)と破格のタイムを叩き出し単勝1,1倍の圧倒的1番人気に推されていた評判馬で、同馬に最後まで食い下がっての2馬身差2着、且つ3着馬には9馬身差の大差を付けた点は高い評価を与えてもいいだろう。デビュー戦の馬体重は408キロとまだ細身の体だったため、今後のどれだけ馬体の成長を見せてくるかがカギとなりそうだ。

8/16更新

サチノハルヤマ(荒尾・宇都宮徳一厩舎)
サチノハヤブサ(荒尾・宇都宮徳一厩舎)

血統:父 サムライハート 母 オトメザクラ

現在までに荒尾で行われた今年の2歳馬能力検査3レース中、最速タイムとなる52秒0(800m)をマークした内容が評価され、佐賀競馬場で迎えたデビュー戦では2番人気に推された。スタートを五分に決め3番手の好位置からレースを進めたものの、3〜4コーナーに差し掛かると手応えが悪くなり吉田騎手の手が動き始め、外から他馬に交わされて一旦4番手に後退。しかしそこから走る気を失くすことなくしぶとく伸び返し3着を確保するという粘りのある走りを見せた。パドックではチャカつきながら引き手に甘える仕草を見せるなどまだまだ幼く感じられる一面を残しているだけに、今後の精神面の成長次第では更なる活躍を見せてもおかしくないだろう。

8/16更新

サチノハヤブサ(荒尾・宇都宮徳一厩舎
ハピネスウェイブ(荒尾・松島壽厩舎)

血統:父 アグネスプラネット 母 ヒカルパロサント

ファンから馬名を一般公募し、『荒尾から新しい時代のうねりをつくり出す』という思いを込められて『ハピネスウェイブ』と名付けられた。今年荒尾最初の2歳馬能力検査を1位通過と順調な仕上がりを見せ、7月10日に佐賀競馬場でデビュー。デビュー戦では発馬後すぐ他馬に怯むような面を見せ最後方に下がっての競馬となってしまったが、そこから徐々に追い上げを見せ、勝ち馬に次ぐ上がり3ハロン38秒0の末脚を使いなんとか5着。スムーズな競馬ならもっと見せ場があっただろうと思わせる惜しい内容だった。デビュー戦後に深管が見つかり現在は休養中だが、復帰後の巻き返しに注目したいところ。1つ上の半兄には重賞・門松賞を制したレッドエンゼルがいる地元・熊本産馬で、来年の3歳九州産シリーズでの活躍も含め期待したい一頭だ。

8/16更新

ハピネスウェイブ(荒尾・松島壽厩舎)