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【競馬】「ばんえい十勝からのお知らせ」第45回帯広記念 結果

2023/01/02

2023年1月2日
帯広市

1月2日(月)「農林水産大臣賞典 第45回帯広記念」(BG1)の結果
~お正月大一番の高重量戦をアオノブラック号が初制覇!~

 ばんえい十勝で2023年1月2日(月)に行われた「農林水産大臣賞典 第45回帯広記念」(4歳以上オープン・BG1)は、アオノブラック号が力強い追い上げを見せ、見事お正月の大一番を制しました。
 馬場水分1.7%、ばんえい重量890kg~930kgで行われた本レース。4市記念競走の最後となる高重量戦でありお正月の大一番レースのスタートを切った各馬は、第一障害でインビクタ号、メムロボブサップ号がやや先行し、後続もばらける形でクリアしていきます。
 道中はメムロボブサップ号、インビクタ号が先行しますが、ミノルシャープ号、ゴールデンフウジン号、コマサンブラック号、メジロゴーリキ号が加わり、息を入れながらコマサンブラック号、メジロゴーリキ号が先頭を入れ替わって第二障害へと進んでいきます。
 一足先に第二障害に到達したコマサンブラック号がしっかりと息を入れ仕掛けると、メジロゴーリキ号、インビクタ号が続きます。各馬途中止まりながらも1歩ずつ障害を進み、先に抜け出したのはコマサンブラック号。間をおいてアオノブラック号が2番手、メムロボブサップ号、ミノルシャープ号がクリアしていきます。
 コマサンブラック号が先を走りゴールへと脚を伸ばしますが、アオノブラック号とメムロボブサップ号、ミノルシャープ号がじわりじわりと差を詰め追い上げていきます。ゴール手前10mで失速したコマサンブラック号をアオノブラック号が追い越すと、メムロボブサップ号、ミノルシャープ号がアオノブラック号を猛追。しかし最後まで力強く追い切ったアオノブラック号が見事ゴールし帯広記念を初制覇しました。
 アオノブラック号を管理する金田勇調教師は「帯広記念」を初制覇、騎乗した藤野俊一騎手はニシキダイジン号で制した2011年以来4度目の制覇となりました。

<アオノブラック号のプロフィール> ※2023年1月2日現在
生年月日・毛色 :2016年3月31日(牡7歳・鹿毛)
血統      :父 ケンジュオー  母 ノリノメイチャン(母父)アサヒホウザン
生産者     :山口 和子氏
馬主 :青山 修氏
厩舎 :金田 勇厩舎
通算成績 :100戦30勝(うち重賞11勝)
【金田勇調教師のコメント】
よく頑張ってくれたという気持ちでいっぱいです。
レース間隔が空いての出走ではありましたが、そこは特に気にしていませんでした。
去年の帯広記念よりもずいぶんとたくましく成長したなと感じますし、7歳世代は強い馬ばかりですが、その中でも一番力がついてきているかと思います。
コマサンブラックも3着に入ることができ、とても頑張ってくれたと思います。
去年の帯広記念では物足りなさを感じたレースでしたが、今回で取り戻すことが出来て良かったです。これからも頑張りたいと思います。
今年もアオノブラックや他の馬共々一生懸命良い状態で出せるよう、良いパフォーマンスをお見せできるよう頑張りますので応援よろしくお願いします。
【藤野俊一騎手のコメント】
勝つことが出来てほっとしています。
ハンデはありましたが、調教師がしっかり仕上げてくれていたので、このくらいの重量なら問題ないと思っていました。
道中前に行く馬はどんどん前へ行っていましたが、気にせず自分のペースを考えて行きました。2番手で障害を下りた時点で勝てると確信していました。
この馬の良いところは登坂力の強さ、障害を下りてからの辛抱強さだと思っています。
去年のばんえい記念では失敗した部分があったので今年はその部分をカバーして頑張ります。
明日も明後日も開催していますので応援よろしくお願いします。

以上

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