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【競馬】「ばんえい十勝からのお知らせ」第44回帯広記念 結果

2022/01/03

2022年1月2日
帯広市

1月2日(日)「農林水産大臣賞典 第44回帯広記念」(BG1)の結果
~お正月大一番の高重量戦を制したのはキタノユウジロウ号!~

 ばんえい十勝で2022年1月2日(日)に行われた「農林水産大臣賞典 第44回帯広記念」(4歳以上オープン・BG1)は、キタノユウジロウ号が力強い粘り込みでお正月の大一番を制しました。
 馬場水分2.3%、「ばんえい記念」に次ぐ高重量戦の本レースは10頭立て、ばんえい重量は890kg~930kgで行われ、道中はアアモンドグンシン号、メムロボブサップ号が先頭を入れ替えながら、メジロゴーリキ号ら後続がそれを見る形で歩を進め、各馬何度も息を入れながらゆっくりと第二障害に到着します。
 第二障害ではマルミゴウカイ号が一番手で仕掛け、キタノユウジロウ号、アアモンドグンシン号、メムロボブサップ号、アオノブラック号が続きますが、高重量戦だけに障害で苦戦。後続も続々と仕掛けていく中、メジロゴーリキ号、キタノユウジロウ号、アオノブラック号が差のない状態で障害をクリアします。残り30mでキタノユウジロウ号が一歩一歩力強い脚で抜け出しますが、2番手のメジロゴーリキ号が猛追。残り10mで脚の鈍りだしたキタノユウジロウ号にじわじわとメジロゴーリキ号が差を詰めますが、最後まで止まらず粘りきったキタノユウジロウ号が見事優勝。昨年の北斗賞に続く重賞4勝目を飾りました。
 キタノユウジロウ号を管理する村上慎一調教師、騎乗した菊池一樹騎手は共に「帯広記念」初制覇となりました。

<キタノユウジロウ号のプロフィール> ※2022年1月2日現在
生年月日・毛色 :2015年4月25日(牡7歳・栗毛)
血統  :父 カネサテンリュウ  母 ヒカルロマン (母父)ヒカルセンリュウ
生産者  :辻 虎男氏
馬主  :佐藤敏律氏  
厩舎  :村上慎一厩舎
通算成績 :114戦23勝(うち重賞4勝)

【村上慎一調教師のコメント】
嬉しいですね。
北見記念の後は病気になり体調を崩していたため、まずは回復させてあとは地道に長く調整をしてきました。
これからもばんえい記念に向けて地道に努力して頑張りたいと思います。

【菊池一樹騎手のコメント】
本当に嬉しいです。
久々に騎乗させてもらって少し調子が悪かったですが、調教師が立て直してくれたので良い状態で出走できたと思います。
展開は遅い方が良いと思っていました。馬場は軽かったですが他の馬が障害で苦労した分、この馬の良さが出たと思います。
障害は膝さえ折らなければ腰を入れて上がってくれるので強い馬だなと思いました。
レース前は見せ場が作れたらいいと思っていましたが、第二障害を下りた瞬間、勝てるかなと思って一生懸命追いました。
メジロゴーリキが食い下がっていましたが、負けたくなかったです。最後は一杯になりましたが、一生懸命頑張ってくれました。
新年から競馬場に来ていただき本当にありがとうございます。
今年もまたばんえい競馬が始まったので是非応援よろしくお願いします。

以 上

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