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【競馬】「ばんえい十勝からのお知らせ」1/2帯広記念 調教師・騎手コメント
2020/12/31
2020年12月30日
帯広市
2021年1月2日(土)16:05発走
「第43回帯広記念」(BG1) 出走枠
~全調教師、騎手コメント掲載~
北海道帯広市が主催するばんえい十勝で、2021年1月2日(土)に行われる「農林水産大臣賞典 第43回帯広記念」(BG1)の出走馬が決定しましたのでお知らせします。出走馬の全調教師、騎手のコメントも合わせて掲載しておりますので、ぜひご参考にしてください。
記
農林水産大臣賞典 第43回帯広記念
【日時】2021年1月2日(土)第10レース 16:05発走
【条件】4歳以上オープン
【概要】正月大一番のレース。「ばんえい記念」に次ぐ格式で、ばんえい重量900kg前後の高重量戦。
【出走馬】
馬番 馬 名 性齢 ばんえい重量
1 コウシュハウンカイ 牡11 920kg
松井浩文調教師:
今季は重賞2勝を挙げており、今もいつも通りの調子です。ハンデが気になりますね。10kgなら勝機は十分ありますが、20kgなので強気には言えません。気持ちは若いですが明け11歳となり年齢の衰えは否めません。しかし、本年度で引退予定です。「帯広記念」2連覇、そして3回目の優勝に向けて頑張ります。
藤本匠騎手:
状態は悪くなくここまで来ています。本年度で引退が決まっているので、悔いのないレースをしたいです。年齢を重ねてもまじめな性格は変わりません。障害一腰を目指します。
2 ミノルシャープ 牡7 920kg
大友栄人調教師:
8月「ばんえいグランプリ」の後から調子を一時崩していましたが、だいぶ手ごたえが戻ってきました。「帯広記念」は2回目の挑戦です。少しずつ高重量戦をならしてきていますし、昨年より格段に力をつけているので精一杯頑張ります。
島津新騎手:
「帯広記念」2回目の出走となりますが、今年は強い競馬がたくさん出来ました。現在は調子が上向いてきていますし、今年の成績に恥じないレースをします。
3 ソウクンボーイ 牡11 890kg
西邑春夫調教師:
年齢が11歳なのであまり無理はできませんが、頑張ってくれています。高重量戦なので障害だけ上手くまとめてこの馬の持ち味を活かしてほしいです。
村上章騎手:
近走、良い走りをしてくれています。一時期課題だった障害も良くなってきています。格上メンバーなので勝ち負けまでは難しいかもしれませんが、この馬らしく善戦したいです。
4 キタノユウジロウ 牡6 890kg
村上慎一調教師:
今年から古馬重賞に本格参戦して、障害を先にクリアするなど見せ場をしっかり作れています。初めての「帯広記念」挑戦となりますが、ハンデをもらっているので大いに期待しています。
松田道明騎手:
「帯広記念」初挑戦です。障害もキレて上り調子です。初めての高重量戦です。王者オレノココロの胸を借りるつもりで頑張ります。
5 シンザンボーイ 牡10 890kg
鈴木邦哉調教師:
転厩してからまだ日が浅く、調教も手探りの状態です。元気だし調子は悪くなさそうです。ただ相手が強いので簡単なレースにはならないかと思いますが、経験がある馬なので重量も不安はありません。
渡来心路騎手:
ハンデをもらっていますが、900kg前後の重量だとなかなかハンデも活かせないところはあります。馬場も重たいと苦戦しそうですが、精一杯騎乗します。
6 オレノココロ 牡11 910kg
槻舘重人調教師:
暑さに弱い馬なので、昨年は夏負けして思ったレースができませんでした。馬主と相談して「今年は思い切って夏を休ませよう」と年度から予定していました。夏に休んだおかげで、体調面は絶好調ですし、調子も上がってきています。このコンディションの中で「帯広記念」に臨みますので、楽しみにしています。
鈴木恵介騎手:
最終調教を自分でしています。12/26からかなり荷物を積んで、攻め馬をみっちり付けました。始めは堪えていましたが、今は順応してきています。隣のセンゴクエースも調子を上げてきており、年齢が11歳なので「死角はなし」というわけにはいきませんが、オレノココロらしいレースをしたいです。
7 センゴクエース 牡9 900kg
槻舘重人調教師:
2走前まで3連勝しており、強い競馬ができています。決して調子が悪かったわけではなかったのですが、8月あたりから障害で転倒したり、膝を折ったり不甲斐ないレースをしてしまいました。しかし鈴木恵介騎手がきっちり立て直してくれ、最高の調子で「帯広記念」を迎えられそうです。鈴木騎手がオレノココロに騎乗するので、長澤幸太騎手に手綱を任せようと考えています。11月「北見記念」で長澤騎手に初めて手綱を任せ、4着だったもののとても良い内容のレースをしてくれました。期待しています。
長澤幸太騎手:
調教で触らせてもらっていますが、前走より手応えが上回っています。脚はあるので、障害だけ失敗しないように気合で上げます。
8 メジロゴーリキ 牡7 900kg
松井浩文調教師:
11月「北見記念」で久しぶりに重賞を勝つことができました。今は初挑戦の「帯広記念」に向けて順調に仕上がってきています。「帯広記念」の900kgの高重量は初めてですし、簡単な競馬ではないでしょう。だた、いつかは越えなくてはならない壁です。ここからが踏ん張りどころです。
西謙一騎手:
初めての900kgの重量です。高重量戦では障害をミスしてしまうとなかなか立て直すことが難しいので、なるべく止まらず上手くクリアできるようレースを組み立てたいです。