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【競馬】「岩手県競馬組合からのお知らせ」〔重賞〕第27回マイルチャンピオンシップ南部杯 みどころ

2014/10/10

平成26年10月10日

〔重賞〕農林水産大臣賞典
第27回マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI) みどころ
~ 平成26年10月13日(祝月) 盛岡競馬場 16時40分発走 ~

岩手県競馬組合

いよいよ秋のGI(JpnI)ロードがスタート!
『第27回マイルチャンピオンシップ南部杯』の枠順が確定しました!!

驚異の成長力でダートJpnIウイナーの仲間入りを狙うベストウォーリアは6枠10番
通算3度目の南部杯参戦。地力上位を見せつけるかアドマイヤロイヤルは3枠5番
園田出身から大飛躍。遠征直前のオープン戦を逃げ切り完勝ポアゾンブラックは5枠9番
交流重賞「オーバルスプリント」優勝で弾みのついたキョウエイアシュラは3枠4番
潜在能力は中央馬と互角以上。地元の期待を一身に集めるナムラタイタンは8枠14番!!

 今年も「マイルチャンピオンシップ南部杯」の季節がやってきました。昨年はエスポワールシチーが後藤浩輝騎手とのコンビで逃げ切り圧勝。1番人気ホッコータルマエを退け、ファンの大喝采を浴びました。
 今回の決戦の日は10月13日(祝月)。盛岡ダート1600mを舞台に、JRA6頭、他地区地方5頭、迎え撃つ岩手4頭の計15頭によって覇を競います。「マイルチャンピオンシップ南部杯」優勝馬には「JBCクラシック(JpnI)」、「スプリント(JpnI)」の優先出走権が与えられ、その意味でも非常に重要な一戦です。
 今年はGIホルダーの参戦がなく、どの馬にもチャンス十分。この南部杯を勝ち上がった馬が秋のダートGI戦線でも活躍する可能性も高く、その意味でも楽しみな一戦となりました。

 ベストウォーリアはアメリカ生まれの外国産馬で一貫してダート路線を歩み続け、昨年は「ユニコーンステークス(GIII)」を制し、前走「プロキオンステークス(GIII)」で重賞2勝目を飾りました。
 特筆すべきは敗戦を糧に成長し続けていること。過去の一流馬も同様の形で一時代を築きました。4歳の若さを前面に、JpnIタイトルを手にするか期待が高まります。

 アドマイヤロイヤルは4歳春からダートをメインに使われて南部杯にも2度参戦して3、5着。昨年の「プロキオンステークス(GIII)」を快勝して重賞ウイナーの仲間入りを果たしました。
 また他の重賞でも上位をにぎわし、実績一番。盛岡コースを経験済みも心強く、例年よりメンバーが甘くなった今回は絶好の勝機と見ていいかもしれません。

 ポアゾンブラックはその名のとおり、真っ黒い体で芝ダートで縦横無尽の活躍。前走は好メンバーがそろった「エニフステークス」(阪神ダート1400m)で見事な逃げ切りを決めました。520キロを越す重戦車が所狭しと暴れまくるか注目です。

 キョウエイアシュラは札幌芝1200mを舞台にデビュー2連勝。以降はグレードレースの常連となり、「NHKマイルカップ(GI)」では5着を確保しました。
 今年5月、ダートへ路線変更後、5戦目の前走「オーバルスプリント(JpnIII)」で鮮やかなマクリを決めて快勝。これで弾みついたのは間違いありません。

 グレートチャールズは初勝利まで11戦を要しましたが、以降は着実に白星を積み重ねて今年3月の勝利でついにオープン入り。貴重なメジロベイリー産駒の代表馬となりました。重賞挑戦2度目で大輪の花を咲かせるか。

 ナガラオリオンは4歳春からオープンに定着。ひと頃、頭打ちの時期もありましたが、自慢の末脚で壁を突破。前走「天王山ステークス」で直線一気を決めました。

 対する岩手、そして地方の期待を一身に集めるのがナムラタイタンです。中央ダート9勝から今年4月、鳴り物入りで岩手入り。圧勝に次ぐ圧勝で重賞3連勝を飾りました。
 「一條記念みちのく大賞典」後、順調さを欠いて休養。今回は3ヵ月半ぶりの実戦となりますが、実績比較では引け取らず。このメンバーなら中央馬を一蹴するシーンも十分考えられます。

 『第27回マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)』発走は13日(祝月)16時40分。
 岩手競馬最高峰のレースを勝ち上がり、11月3日のJBC2014盛岡に駒を進めるのはどの馬か、是非ご注目下さい。

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